ウィスコンシン州ビーバーダムで3月5日、地元食品会社の技術者男性Benjamin D. Morrow氏(28)が死亡した。死因はアパートの爆発だ。遺体は確認ができないほど損壊しており、DNA鑑定の結果、本人と確認されたという。当局が爆発後に建物に入ると、揮発性の高い化学物質が室内に存在していた。Morrow氏は以前、医薬品開発企業の科学者だったとされ、当局は偶発的な爆発ではテロとは関係ないと見ている。 当局は室内の爆発物を安全に処理するためには、16戸のアパートを丸ごと計画的に爆破するしかないという判断に至ったようだ。アパートには約30人の人が住んでいた。住民はペットを屋外に出すことは認められたが、他のほとんどの個人的な持ち物はそのまま燃え尽きることになるという。3月8日に消防署などの監視の下で爆破処理が行われたとしている(FDL Reporterその1、FDL Reporterその2、S