狩猟関連機器・サービスを開発するhuntechは11月9日、捕獲時にスマートフォンに通知する狩猟罠用のIoTセンサタグ「スマートトラップ」を11月15日に発売すると発表した。価格は税別7万9800円で、システム利用料が月額税別2980円。11月9日から予約受付を開始した。 同社によれば、近年は野生鳥獣による農作物への深刻な被害が報告されており、ここ数年は減少傾向にあるものの、2015年度の被害額は176億円だった。一方、野生鳥獣を捕獲している狩猟者は年々減少し、高齢化も進んでいるという。罠猟の場合、罠の設置後は毎日見回りをすることが望ましいとされているが、猟師にとっては負担が大きい。そこで、毎日見回りをしなくても捕獲状況が分かるだけでなく、捕獲データを蓄積して効率的に捕獲できるよう、スマートトラップを開発したと説明する。 スマートトラップは、本体(親機)1機にタグ(子機)5機で構成され、本