Appleとハーバード大学は米国時間3月9日、「Apple Women's Health Study」の予備研究の最新データを公開し、女性とその月経にともなう症状に関する調査結果を示した。ハーバード大学T.H.Chan公衆衛生大学院の研究者らによると、この研究は、女性の健康に関する科学の進歩と、月経を恥ずかしいとする考え方の払拭(ふっしょく)に役立つ可能性があるという。 「9日に公開した予備データは、米国中の女性が月経にともなう幅広い共通の症状を経験していること、また、毎月発生するこの自然な現象について、私たちはもう少し踏み込んで議論すべきであることを示している」と、この研究の主要研究者の一人であるShruthi Mahalingaiah博士は声明で述べた。 9日に公開されたデータは、「iPhone」や「Apple Watch」向けにAppleが提供している「Apple Research」