同社執行役員の梅田成二本部長(デバイスパートナー営業統括本部)は、「バッテリーの不具合や、OS立ち上がりの遅さ、メモリの寿命によるクラッシュなどのトラブルが4年目以降に頻発する」と分析。 さらに、日本の中小企業のPC買い替えサイクルは5.4年と、米国の4.5年、グローバルの4.3年よりも長い傾向があるとする。 長期間型落ちのPCを利用することによるデメリットについて、調査会社の米Tech Aisleが行ったPC利用のコスト比較調査を梅田本部長が紹介。 利用期間が4年未満のPC1台にかかるメンテナンスコストは322ドルで、生産性コスト(起動にかかる時間など、本来生産が可能だった時間を失うコスト)は1056ドル、計1379ドル(約15万円)であるのに対し、4年以上のPC1台にかかるそれぞれのコストは497ドル、2574ドルで計3071ドル(約35万円)という結果だった。 「中小で最も使われてい
これらに加えて利用時間などより踏み込んだデータもあるわけなので、メディア機器の使われ方という側面だけでも興味深いデータといえる。ただし、このデータは読み方がむずかしいというのも事実だろう。各国の経済や教育の環境についての基本的な理解がないと読み違えも起こりそうである。逆に、コンピューターの側の人間からすると「なぜこういう設問になっているのだ?」と疑問を感じる部分もあった。 パネル(回答集団)のバラつきも気になる。「中国」としているのは、正確には「B-S-J-G (China)」であり、北京・上海・江蘇省・広東の意味である。15歳という対象年齢も、むずかしい設定といえる。角川アスキー総合研究所で、1年ほど前に、中学生、高校生のメディア接触とコンテンツ消費についての調査を実施したが、15歳というのは価値観やコミュニケーションスタイルが大きく変わる年齢だからだ。たとえば、中高生男女の6人ずつ4組
「幼少期に**すべし」「頭のいい子は,幼少期をこう過ごした」・・・。いつの時代でも親御さんの関心をひくトピックで,私が関わっている『日経デュアル』でも,この手の記事がウケています。 正直言って,私はこういう話はあまり好まないのですが,偏見ばかりというのはよくないと思い,あるデータを分析してみました。それは,タイトルにある通りです。 日本はICT後進国で,子どものパソコン所持率は低く,学校の授業での利用頻度も低くなっています。この点の国際データは何度も提示しましたが,コンピュータの利用開始年齢も,諸外国に比して遅くなっています。 OECDの国際学力調査「PISA 2012」のICT調査では,対象の15歳生徒に対し,「初めてコンピュータを利用したのは何歳の時か」と問うています。下図は,主要国の回答分布です。下記サイトにて,リモート集計ができます(粗い整数値でしか%が出せませんが)。 http:
「Windows 10」は公式リリースから1年が経過したが、同OSのシェアはデスクトップコンピュータ全体の5分の1程度にすぎないことが、調査会社NetMarketShareが公開したウェブトラフィックの統計データで明らかになった。 NetMarketShareによれば、Windows 10は7月時点でデスクトップOS市場の21.1%を占めて2位となっており、6月の19.1%および5月の17.4%と比べてシェアを拡大している。だが、その増加ペースは、「Windows 7」および「Windows 8.1」からの無償アップグレードの期限が7月29日に迫っていたにもかかわらず、鈍く落ち着いたままだった。 「Windows 8」の失敗を経て、Microsoftは同社がユーザーにとって使いやすく魅力的なOSを今も開発できることをWindows 10で証明したいと考えていた。だが、アップグレード奨励策や
2013年からTech Reportが継続していた「SSD耐久試験」は、SSD主要6モデルに特別なプログラムを使って尋常ではない量のデータを書き込みまくって再起不能まで追い込むというもので、耐久性に不安を持たれがちなSSDの信頼性を判断するのに大いに役立つデータとして注目を集めています。そして、最後まで生き残ったモデルもついに息の根を止められ、1年半にわたって続けられたSSD耐久試験が完全に終了。そこからSSDの信頼性に関するおそるべき事実が明らかになっています。 The SSD Endurance Experiment: They're all dead - The Tech Report - Page 1 http://techreport.com/review/27909/the-ssd-endurance-experiment-theyre-all-dead ◆これまでのテスト経過
By Bill Dickinson オンラインストレージサービスBackblazeが、自社のサービスに使用してきた200種類、合計約3万5000台の運用データから算出した、「HDDの信頼性データ」の2014年9月最新版を発表しました。以前からメーカーやモデルによって壊れやすさの偏りは明らかでしたが、その傾向はあまり改善されていないようです。 Backblaze Blog » Hard Drive Reliability Update – Sep 2014 https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-reliability-update-september-2014/ どこのメーカーのHDDが信頼性が高いのかが一発で分かるグラフがこれ。灰色の棒グラフは2013年通年での故障・エラー発生率、色の付いた棒グラフは2014年6月までに生じたエラー発生率を示し
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