UQコミュニケーションズが2013年の商用化を目指して開発中のWiMAXの次世代規格「WiMAX 2」は、20MHzで下り最大165Mbpsもの速度を実現する。同社はどんなロードマップでWiMAX 2を実現していくのか。端末、料金、インフラを中心に聞いた。 下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が利用できるUQコミュニケーションズのUQ WiMAX。2009年のサービス開始以降、好調に契約数を伸ばし、2011年6月15日には100万契約を達成。2011年5月には基地局数が1万5000局を超え、人口カバー率は全国で71%、東名阪主要都市で99%に達している。 そんなUQ WiMAXが、新たなステージに突入しようとしている。同社はWiMAXの次世代規格「WiMAX 2」(IEEE802.11m)の実証実験を進めており、20MHzの帯域幅を用いることで、下り最大165Mbps、上り