シャープは6月29日、同社が開発した電子書籍ソリューション「EBLIEVA(エブリーバ)ブラウザビューア」が新たに5社の電子書籍配信サービスに採用されたと発表した。 EBLIEVAは、アプリをインストールせずに、通常のPCやスマートフォン、タブレットなどに搭載されるウェブブラウザで電子書籍を閲覧できるのが特長だ。コミックの閲覧だけでなく、小説や実用書などは文字サイズの拡大・縮小に合わせて見やすく自動調整する「リフロー型」にも対応できる。 その手軽さを利用して、最近はテレビ局やユーザー投稿型サイト、ウェブサービスとの連携も広がっているという。たとえば、フジテレビが運営する動画配信サイト「フジテレビオンデマンド」では2月からコミック配信サービスを開始。配信放送中のアニメやドラマと原作小説や原作コミックを連携して相互PRを行っている。 今回新たにNTTぷららと三笠書房、フランス書院、東洋経済新報