「若者の恋愛・結婚離れ」などが叫ばれる昨今、日本の少子高齢化が大きな問題となっている。そのため、さまざまな提言がされているものの、肝心の若者側の「金がない」「時間が無い」「出会いがない」などの意見はスルーされるばかりで決定的な解決法は出ず、最近では中絶を減らせば少子化は解決できるといった意見まで登場、ネットで批判を浴びる事態になっている。そんな中、政府は少子高齢化対策として老人のサイボーグ化を推進する方針を固めたという。 少子高齢化問題の本質は労働力の低下とそれに伴う経済活動の低下、税収の低下などにある。そこで老人をサイボーグ化して労働力とすることでこれら問題を解決しようという方針のようだ。 現在人間のサイボーグ化には高度な技術や多額の資金が必要とされるが、素案では政府がサイボーグ化を行うための公的施設を設置することや、サイボーグ化手術を受ける際の金銭的支援などを行うことなどが記されている