「CopyCat」は感染した端末のうち約800万台をroot化し、推定1500万ドルの不正な広告収入を上げていたという。 セキュリティ企業のCheck Point Software Technologiesは7月6日、世界で1400万台のAndroid端末に感染を広げたモバイルマルウェアを発見したと伝えた。感染した端末のうち約800万台をroot化し、推定1500万ドルの不正な広告収入を上げていたことが分かったとしている。 同社はこのマルウェアを「CopyCat」と命名した。感染は東南アジアを中心に、米国、欧州など世界各地で確認されているという。 Check Pointによると、CopyCatは感染した端末をroot化し、端末に常駐して、Androidでアプリの起動に使われるZygoteにコードを挿入。その端末上で行われる一切の行動をコントロールできる状態にしてしまう。 感染拡大のピークは