コロナ禍で「銀のさら」絶好調 創業社長が語る“稼ぐ”仕組みとライバルが淘汰された背景:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/5 ページ) 宅配寿司「銀のさら」を全国展開する、ライドオンエクスプレスホールディングス(HD)が好調だ。 2020年3月期の決算(連結)は、売上高253億8400万円(前年比20.7%増)、経常利益24億3000万円(同84.9%増)となり、過去最高の売り上げと利益を更新した。 新型コロナウイルスの影響による外出の自粛や在宅勤務の普及、飲食店の営業縮小などにより、消費者からの需要が増加した効果が顕著であった。 もともと、寿司には出前の文化があり、「スシロー」「無添くら寿司」「はま寿司」「かっぱ寿司」といった4大チェーンに代表される回転寿司もデリバリーを強化している。一方、宅配寿司における銀のさらの知名度、ブランド力は群を抜く。その強みが存分に発揮された。 ウーバーは脅威