フィンテックへの投資額が大きい国は、米国(113億ドル、949件)、イギリス(34億ドル、270件)、中国(28億ドル、146件)を筆頭として、インド(24億ドル、172件)、ドイツ(22億ドル、86件)、スウェーデン(9億ドル、71件)などが続く。 これらの国は、国内からの投資が主流の「フィンテック先進国」(米国、イギリス)、国内と海外からそれぞれ半々程度に投資を受ける「母体規模活用国」(中国、インド、インドネシア)、海外向けのスタートアップが集まる「フィンテック・ハブ国」(香港、シンガポール、ドイツ、フランスなど)に分けられる。しかし「日本はこのどれにも当てはまらない」と、アクセンチュアの村上隆文さん(マネジング・ディレクター)は指摘する。