米セキュリティ機関のUS-CERTは4月29日、サイバー攻撃で狙われる危険が高いソフトウェアの脆弱性上位30種類の一覧を公開した。米Adobe Systems、Microsoft、OracleのソフトウェアおよびOpenSSLの脆弱性が含まれており、攻撃を防ぐためにはソフトウェアを常に最新の状態に保つ必要があると呼び掛けている。 危険が高い脆弱性の一覧は、US-CERTがカナダ、ニュージーランド、英国、オーストラリアのサイバーセキュリティ機関と共同でまとめた。このうちMicrosoft製品の脆弱性は、2006年に指摘されたInternet Explorer(IE)の脆弱性から、2014年10月に修正されたWindows OLEの脆弱性まで16件と最も多い。中でもIEやOfficeの脆弱性が多数を占めた。 Adobe製品で狙われやすいのは2009~2014年に修正された11件。Reader/