別格だった『アバター』IMAX 3D版&「第5のIMAX館」が首都圏に? 2010年2月12日 (c)2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved. 昨年12月下旬の封切りからもうすぐ2ヵ月になろうというのに、世界歴代興行収入第1位達成、アカデミー賞で『ハート・ロッカー』と並ぶ最多9部門ノミネート、日本での興収100億円突破と、まったく話題が尽きないジェームズ・キャメロン監督の『アバター』。筆者は2D字幕版と3D(XpanD方式)字幕版を12月に観ているが、気になっていたIMAX 3D版を今週ようやく鑑賞することができた。場所は109シネマズ川崎IMAXデジタルシアター。 ストーリーについては前回のレビューで紹介したので繰り返さないが、その際に触れた冒頭のパースペクティブを強調した船内ショットでまず、IMAXのスクリーンサイズの大きさと輝度
これまで著作権法は、主にデジタルコンテンツ配信の面でブレーキになることが多く、それに対応する策が数々講じられてきた。しかしながら現状は、ネット権構想にしてもフェアユース導入にしても、いまひとつ具体的な成果や仕組みの転換にはさしかかっていない。 先日発表されたApple「iPad」をきっかけに、日本でも電子出版に対する機運が高まってくると思いきや、出版、特に雑誌、新聞業界の反応は冷ややかで、熱狂で迎えるとはほど遠い状況である。やはり既存インフラである紙の製本・出版・販売といったものへの影響を懸念しているのか、電子出版特有の値頃感とスピード感を出すまでにはなかなか至らないようである。 次いで筆者がもうひとつ懸念しているのは、著作権法による技術振興へのブレーキだ。今年1月に行なわれたInternational CES 2010では、東芝が米国向けCELL TV(日本名 CELL REGZA)に、
先週書いたプラズマと液晶における3D表示の違いというのは、実は図に書いてみると明快だ。簡単な図があるので、それをまずは示しておこう(下表を参照)。ただし、この図はブランク期間(フレームとフレームの間にある空白期間)を考慮していない簡易的なものなので、実際にはあと少しばかりの余裕が液晶テレビにもある。 とはいえ、将来的に液晶テレビが3D表示の質を高めていくには、4倍速240Hzでは足らず、8倍速の480Hzで書き替えなければならないかもしれない。このあたりは、各社とも試行錯誤をしているところなので、実際に発売される頃(液晶パネルを使った3Dテレビは今年後半の商品になると予想されている)には、もう少し話の筋が見えてきているのではないだろうか。 もっとも、上記のような事情があるからといって、すぐに面で書き替えを行うプラズマは理想の3Dディスプレイだ! とぶち上げることができるかというと、これもま
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