自らが主導する団体の活動方針を巡り、意見が食い違ったメンバーを脅した疑いで、過激派グループの最高幹部の男が逮捕されました。 脅迫の疑いで逮捕されたのは、東京都台東区に拠点を置く通称「革労協 反主流派」の最高幹部・山田茂樹容疑者(72)です。 警察によると山田容疑者は2月上旬、大阪市西成区のマンションで、自らが主導する団体の活動方針を巡り、意見の食い違いなどから団体関係の男性(57)に対し「俺らは暴力的に何でもやってきた人間なんだよ」などと言って脅した疑いが持たれています。 男性が警察に被害を申告したということです。 男性は、山田容疑者が「人殺しもやってきたんだ、分かるだろ」「この辺ウロウロしたら許せへんぞ」などと脅迫を繰り返したと話しているということです。 調べに対し、山田容疑者は黙秘していて、警察が詳しい経緯を調べています。