東京オリンピック自転車競技のロードレースのコースとなっている東京・府中市では、新型コロナウイルスの感染対策のため、沿道での観戦自粛が呼びかけられましたが、競技を見ようと集まった大勢の人で混雑しました。 東京オリンピック自転車競技の男子個人ロードレースは、24日午前11時に東京の「武蔵野の森公園」をスタートし、神奈川、山梨、静岡の240キロ余りのコースで順位を競います。 このうち、東京・府中市の「けやき並木通り」は、先導車のあとを選手たちが低速で走る「パレード走行」の区間で、大会組織委員会や自治体が沿道での観戦自粛を求めていますが、競技を見ようと集まった大勢の人で混雑しました。 レースが始まると、沿道に集まった人たちはスマートフォンなどで状況を確認し、選手たちが目の前を駆け抜けると歓声をあげたり写真を撮ったりしていました。 知り合いと観戦した20代の男性は「自転車競技が好きなので、有力な選手