29日午前、原子力発電所のセキュリティー会社が入るビルに刃物を持って押し入り、銃刀法違反の現行犯で逮捕されたのは、静岡・藤枝市の職業不詳・増田希莉斗容疑者(23)。 【画像】日本原子力防護システム従業員から「男が来てガソリンをまいて火をつけた」と110番通報が入った。 警視庁の調べに、事件があった会社の元従業員と話していることがわかった。 “青竜刀”に似たナイフを所持通報があったのは、29日午前10時過ぎ。 東京・港区虎ノ門にある、日本原子力防護システムの従業員から、「男が来てガソリンをまいて火をつけた」と110番通報が入った。 増田容疑者は、中身の入ったポリタンクを手にビルに入り、15階のフロアで灯油のようなものをまいて放火。火はすぐに消し止められ、けが人はいなかった。 警備員が、さすまたで対応しているところに、警察官が駆けつけ、身柄を確保したという。 この時の詳しい状況が明らかになった