国民民主党は、新年度予算案に賛成したことを踏まえ政府・与党との政策協議を進めたいとしています。一方、夏の参議院選挙に向けては、いわゆる「1人区」で、立憲民主党と候補者調整を進めていますが、選挙協力への影響を懸念する声が出ています。 新年度・令和4年度予算案は22日、衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党などに加え、野党の国民民主党も賛成して可決され、参議院に送られました。 野党が新年度予算案に賛成するのは28年前の平成6年度の予算以来で、国民民主党の玉木代表は「ガソリン価格の値下げを勝ち取るために賛成した。国民生活にとって何が必要なのかを判断して決めた」と述べました。 国民民主党は、予算案への賛成をテコに、党の政策実現に向けて、政府・与党と協議を進めたい意向で、自民党側も、真摯(しんし)に対応する考えを示しています。 これに対して、野党内では立憲民主党の西村幹事長が「総理大臣指名選挙と