東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県を対象とした新型コロナウイルス緊急事態宣言の再延長が5日、正式に決まった。菅義偉首相はコロナ対応への「後手」批判を意識し、自らの決断を前面に押し出した。だが「1カ月後に必ず改善させる」と断言した発令時から、既に2カ月。解除の基準や、なぜ2週間延長なのかの明確な説明がないまま、国民はさらなる我慢を強いられる。 (上野実輝彦)
5人以上の会食、制限せず 西村氏、菅首相を擁護 2020年12月16日12時37分 衆院内閣委員会の閉会中審査で答弁する西村康稔経済再生担当相=16日午前、国会内 西村康稔経済再生担当相は16日の衆院内閣委員会の閉会中審査で、新型コロナウイルス感染が再拡大する中、菅義偉首相が5人以上で会食していたことに関し「一律に5人以上は駄目だと申し上げているわけではない」と述べ、問題ないとの認識を示した。立憲民主党の大西健介氏への答弁。 菅首相会食、与野党から苦言 コロナ対策反するケースも 西村氏は15日の会見で、会食する際は「クラスター(感染者集団)の8割以上は5人以上だということも頭に置き、長時間、大人数はできるだけ避けていただきたい」と呼び掛けていた。16日の同委では「どうしてもされる場合は感染防止策を徹底して(ほしい)」と指摘。飛沫(ひまつ)防止のアクリル板を設置している店などを選ぶよう求めた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く