抗議書を提出した後に記者会見する弁護士ら=東京都内で2022年10月31日午後3時10分、遠山和宏撮影 東京地裁で行政訴訟を専門的に審理する民事2部の裁判長が9月1日付で、国側の代理人として主張・立証する法務省訟務局の局長に就任したことを受け、この人事異動に反対する弁護士335人が31日、最高裁と法務省に抗議書を提出した。抗議書は、「判検交流」と呼ばれる裁判所と法務・検察間の人事異動は「裁判の公平性を害する」とし、行政訴訟分野での人事交流の廃止を求めている。 抗議したのは、シリアで拘束されて帰国した後、旅券発行を認めなかった国の処分取り消しを求め東京地裁に裁判を起こしているジャーナリストの安田純平さんの代理人弁護士ら。この裁判の裁判長だった春名茂氏が訟務局長になったため「訟務局長がこれまでの評議の内容を知っているという異常事態が生じている」と批判している。春名氏が裁判長だった別の行政訴訟で
ビザが切れるなどして不法滞在となった外国人を収容する「入管」。先月、名古屋入管の施設内で1人のスリランカ人女性が死亡しました。体調の不良を訴えていたという女性。施設の内部でいったい何があったのか。遺族らは真相究明を求めています。 「12.5kgぐらい やせています。ほんとうに いま たべたいです」 つづられた悲痛な言葉の数々。 これは先月、名古屋入管に収容中に死亡したスリランカ国籍の女性、ラスナヤケ・リヤナゲ・ウィシュマ・サンダマリさん(33)が、支援者にあてた手紙です。 今年1月、一時的に収容を解く仮放免を求めた申請理由書の写しには「病院に行って点滴を打ちたいですが、入管は連れて行ってくれません」と書かれていました。 関係者によりますと、ウィシュマさんは2017年に来日し、日本語学校で学んでいましたが、家族からの仕送りが止まったことで学費が払えなくなり退学。在留資格も失い、去年8月、不法
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