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ブックマーク / lp.p.pia.jp (7)

  • 『シュルレアリスムと日本』板橋区立美術館で 20世紀最大の美術運動の日本における展開をたどる

    1924年、フランスの詩人アンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」によって創始され、20世紀の芸術、思想、文化に広範な影響を及ぼしたシュルレアリスム運動。宣言の発表から100年を記念して、日のシュルレアリスムの展開に焦点をあてた展覧会が、3月2 日(土)から4月14日(日)まで、板橋区立美術館で開催される。 古賀春江や東郷青児らがシュルレアリスムを意識した作品を描き始め、またフランス滞在経験のある福沢一郎がエルンストのコラージュに着想を得た絵画を発表して、多くの追随者を生んだ。当初はエルンストやデ・キリコなどの作品図版とともに日に紹介されたシュルレアリスムだが、1930年代に入ると、『巴里新興美術展』や『海外超現実主義作品展』といった展覧会を通じて実際の作品が日各地を巡回し、その存在を広めていった。 こうして日に浸透しつつあったシュルレアリスムだが、1937年に日中戦争が勃発す

    『シュルレアリスムと日本』板橋区立美術館で 20世紀最大の美術運動の日本における展開をたどる
  • Kroi、憧れのバンドOKAMOTO'Sと競演 対バンの醍醐味が詰まった一夜【愛知公演ライブレポート】

    11月から12月にかけて対バンツアー『Kroi Live Tour "Dig the Deep" Vol.4』を開催している、Kroi。“Dig the Deep”は、彼らがインディーズ時代から不定期で開催している対バンライブ企画であり、第4弾となる今回は福岡、愛知、東京、大阪、広島、宮城、北海道の7都市を回る。2カ所目となる愛知公演はKroiが大好きなバンドと語り、結成前からの縁もあるOKAMOTO'Sを迎えた。 実はKroi結成前、長谷部悠生(Gt)は高校時代に部活のコーチがOKAMOTO'Sのハマ・オカモト(Ba)と同級生であった繋がりで、電話で話したことがあったそうだ。当時、進路に悩んでいた彼はハマの言葉によってバンドの道を進むことに決め、今に至るという。ライブ中にオカモトショウ(Vo)は「こんなサイドストーリーがあるバンドと一緒にライブができるなんて嬉しい」と満面の笑みで語り、長

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  • 花澤香菜「PSYCHO-PASS サイコパス」と歩んだ10年「恥じない生き方をしたい」

    2022年に10周年を迎えたオリジナルTVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」。シリーズ最新作『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』が、2023年5月12日に公開される。10年間シリーズの主人公である常守朱を演じてきた声優・花澤香菜は、どのような思いで今作に挑んだのか。また、彼女にとって常守朱はどのような存在なのだろうか。今作の話と共に、花澤が「PSYCHO-PASS サイコパス」と歩んだ10年に迫る。 ――今作は、2019年公開の劇場公開三部作『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に…』と、同年放送のTVアニメ三期「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の間のエピソードが描かれた作品です。今作のシナリオはTVアニメ三期の段階からご存知だったのでしょうか? 第三期の時点では、朱ちゃ

    花澤香菜「PSYCHO-PASS サイコパス」と歩んだ10年「恥じない生き方をしたい」
  • 押井守の あの映画のアレ、なんだっけ?(第88回)押井さんの2022年ベスト3を教えてください!

    ── 年末年始、恒例の質問ですね。 押井 2022年だよね……なにがあったかなあ……ゲームはなにもなかった。今は小島(秀夫)くんがくれた『デス・ストランディング』のディレクターズカット版をPCでやっているけど。新しいゲームでいいと思ったのはなかったなあ。 あ! 思い出した。この前ミニファミコンを買ったんだよ。昔の名作ファミコンゲームが30も入って1万円程度。『パックマン』『スーパーマリオブラザーズ』『ドンキーコング』『魂斗羅』とか。今は家に帰るとそればかりやっている。 強いて言えば、これが最近の私の事件になるかなー。 ── 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、観たじゃないですか。 押井 よくできた映画だとは思ったけど、ベスト3に挙げるほどじゃない。そもそも去年、サー(リドリー・スコット)や(クリストファー・)ノーランの新作なかったじゃない? ── ありましたよ、リド様の新作。『ハウス

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  • 押井守監督に小島秀夫が鋭く切り込む『ダロス』40周年記念上映&トークショーレポート

    2023年2月9日(木) 新宿ピカデリーにて、世界初のOVA『ダロス』の新規HDマスターによる40周年記念上映と豪華ゲストによるトークショーが開催された。 上映会は、バンダイナムコフィルムワークスの映像レーベル「EMOTION」の40周年記念企画「EMOTION 40th Anniversary Program」の一環として行われたもので、編上映後のトークショーには脚・監督の押井守、スペシャルゲストとしてゲームクリエイターの小島秀夫が登壇。かねてより親交のある二人が、『ダロス』の制作秘話やOVAメディアなどについて語り合い、終始温かな笑いに包まれたトークショーとなった。 編上映後、押井監督と小島監督が大きな拍手で場内に迎えられ、世界的なクリエイター同士による豪華トークショーがスタート。小島監督は「レボリューション(革命)ではなくて、サボタージュ(労働争議)を描いていることに意味があ

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  • ゆいにしお/PIA SONAR MUSIC FRIDAYインタビュー(第63回)“ゆいにしお流シティポップ”が味わえるメジャー1stフルアルバム『tasty city』をリリース シンガーソングライター、ゆいにしおインタビュー

    櫻井海音が最新のリリース楽曲からライブイベントまで、“いま聴くべき音楽”を厳選して紹介するJ-WAVE『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』から、番組連動インタビューを掲載。 今回登場するのは、渋谷系サウンド×リアルな歌詞で注目を集めるシンガーソングライター、ゆいにしお。透明感の中にも深みのある声と心地よいメロディ、そして何と言っても20代半ばの女性の心情を的確に表現した歌詞が秀逸。70年代〜80年代のロック/ポップスを音楽的ルーツに持ちながら、令和の今に響く最新のサウンドをまとった“ゆいにしお流シティポップ”が味わえるメジャー1stフルアルバム『tasty city』を中心に話を聞いた。 自分の曲が誰かのもとに届いているっていう実感を得られるようになった ── 音楽を知ったきっかけは、お父さんの影響が大きいんですよね? そうですね。父の運転する車の中でビートルズがかかっていたり

    ゆいにしお/PIA SONAR MUSIC FRIDAYインタビュー(第63回)“ゆいにしお流シティポップ”が味わえるメジャー1stフルアルバム『tasty city』をリリース シンガーソングライター、ゆいにしおインタビュー
  • 湯浅政明 挑戦から学んだこと(第6回)もしかしたら存在したかもしれない、もうひとつの『ピンポン』

    ── 次は、松大洋さんの同名漫画が原作の『ピンポン THE ANIMATION』(14)です。この作品と湯浅さんの相性は最高だと思いました。すごい速さで動き回る球技と、動いて魅力を発揮する湯浅さんの作風なので。 湯浅 松さんが注目を浴び始めたとき、あ、僕の画と似ていると思ったんです。自分の画と似ている人がヒットしてるのって嬉しいなあって(笑)。(※個人的感覚です) でも、『ピンポン』になると、もっとランクが上がってしまっていて、完成度の高さもすごい。そういう作品を、わざわざアニメ化する必要ってあるのかなと思ったくらいでした。というのも、スキがある方がアニメ化はしやすいから。 ── 『ピンポン』は、湯浅さんのアニメの前に曽利文彦監督によって実写化(『ピンポン』(02))されていますよね。 湯浅 実写版はキャスティングが良くて音楽もいい。面白かったけど、自分の読みと違うところもありました。

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