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ドイツと政治に関するlotus3000のブックマーク (11)

  • ヒトラーはどうやって議会政治を「合法的に」解体したか 【特別公開】石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』2 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]

    1933年1月のヒトラー政権誕生後、わずか「半年」の間に、ヴァイマル共和国の議会制民主主義は、ナチ党の一党独裁体制に取って代わられた。しかも「合法性」の装いを維持しながら……いったいなぜそんなことが可能になったのか? 鍵を握るのは、ヒトラーがすべてを賭けて手に入れたかった「全権委任法」である (*石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』より「第四章 ナチ体制の確立」を特別公開) ←前回はこちら 3 授権法の成立 授権法 ヒトラーがすべてを賭けて手に入れたかったもの、それは授権法だった。 授権法は、「全権委任法」とも呼ばれる。それは、この法によって立法権が政府に託されるからである。首相は国会審議を経ずにすべての法律(予算案を含む)を制定できるようになる。近代国家を特徴づける権力分立の原則が壊され、行政府の長=首相への権力集中がなされる。しかも政府には「憲法に反する」法律を制定する権限までも与えられ

    ヒトラーはどうやって議会政治を「合法的に」解体したか 【特別公開】石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』2 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]
  • ラルス・クリステンセン 「ヒットラーを権力の座に押し上げたのはハイパーインフレではなくデフレである」(2013年11月17日)

    ●Lars Christensen, “Deflation – not hyperinflation – brought Hitler to power”(The Market Monetarist, November 17, 2013) 2か月ほど前のことだが、マシュー・オブライエン(Matthew O’Brien)がアトランティック紙で次のように語っている。 ハイパーインフレーションから、ヒットラーの台頭までは、一直線を引くことができる [1] 訳注;一直線を引くことができる=ハイパーインフレがヒットラーの台頭をもたらした、という意味。。そのことは、誰もが知っている。しかし、この件に関しては、誰もが知っていることは、実は間違いなのだ。ナチスが権力の座に就いたのは、物価が4日ごとに倍になった(pdfハイパーインフレの時期(1923年)――ナチスはこの時期にも権力の獲得を目指していたが、

    ラルス・クリステンセン 「ヒットラーを権力の座に押し上げたのはハイパーインフレではなくデフレである」(2013年11月17日)
  • 第二講 言葉と政治

    人間を他の動物と区別することのできる特性とはなんだろうか。人間だけが言葉を操れるという俗説は、昨今、言語能力を習得した猿のニュースがテレビなどでも紹介されることが多くなったので立ち消えになったようです。もっとも、猿は解剖学的に声帯をもたないので手話によって「会話」をするわけですが。しかし、いかにそれが人間の独占物ではないにせよ、言葉というものによって私たちの文明全体が成り立っていることはいまさら強調するまでもないでしょう。言葉によって、私たちは自分自身で経験していないものを共有し、我がものにすることができます。「はじめに言葉ありき」、ヨハネ福音書の冒頭の言葉は現代思想家のジャック・ラカンという人によって個体としての人間にも適用されています。つまり生まれ落ちたときにはまだ無である人間は、言語を話すようになって自分が人間であると自覚し、その時から自己がはじまる、その意味で人間は言語によって創造

    lotus3000
    lotus3000 2014/04/04
    辞典の変遷。
  • THE WAVE ウェイヴ - おまわりさんのはなみず

    THE WAVE ウェイヴ (2008) Die Welle 去年のドイツ映画祭で観た『ウェイブ あるクラスの暴走』。 きのうから通常劇場公開がはじまりまりましたので、また観てきました。 おもしろいよ。 実際に起きた事件を基に、ドイツ映画化された作。始まりは、ごく普通の高校生たちが軽い気持ちで始めた、ファシズムを模した体験授業だった。クラスのみんなで決めた“独裁者”には“様”をつけて名前を呼ぶなど、ルールはわずかで簡単なものばかり。 自由に生きる現代の若者たちが、誰かの下で支配されるという状況に順応するわけがない。 そんな思い込みは、映画の冒頭部分で簡単に覆される。 最初は授業に戸惑いをみせる生徒たちが、次第に集団の中で自分に与えられた役割に夢中になっていく。そして一致団結した若者たちが初めて得る、集団のパワー、集団の一体感。 そのゲームに夢中になった若者たちは急速に暴走し始め、“TH

    THE WAVE ウェイヴ - おまわりさんのはなみず
  • 合法化されて生活がより厳しくなったドイツの売春婦 スウェーデンのようにはいかない情けなさ・・・ | JBpress (ジェイビープレス)

    先々週、ハンブルクの話の中で、ドイツでは売春は合法だということに触れたら、びっくり仰天した読者が多かったようだ。2002年に売春法が施行されて以来、この国では売春は合法、つまり、公序良俗に反する行為ではなくなった。 とはいえ売春は、それ以前も、あたかも合法のように営まれてきた。 中でもハンブルクのレーパーバーンは、アムステルダムの「飾り窓」と共に世界的に有名だ。ちなみに、アムステルダムの「飾り窓」の売春も、合法化されたのは2000年のこと。それまでは、ずっと黙認されていたのである。 売春婦(夫)には健康保険も年金も保障されているが・・・

    合法化されて生活がより厳しくなったドイツの売春婦 スウェーデンのようにはいかない情けなさ・・・ | JBpress (ジェイビープレス)
  • サービス終了のお知らせ

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  • もちつけblog(仮)、、、の跡地(はてなダイアリーに移転。) 社会主義は容認し、民主主義は容認しなかった、「国体」

    ドイツ社民党の国民政党への道■ ドイツ社民党の場合、階級政党から国民政党への方向転換は、1959年のゴーテスベルク綱領で決定的となった。無論、この方針転換をめぐって、その後、党内では議論(たとえば青年組織であるJUSOからの批判)が繰り返され、またAPO(議会外反対勢力)も生まれるのだが、中産階層がナチの支持勢力なっていたという苦い経験ゆえに、中産階層をしっかり支持基盤に取り込むことは、ドイツ社民党にとって、戦後民主主義を確立し、これを安定させるためにも、重要な課題だった (某書より引用) ゴーテスベルク綱領が、ドイツ社民党にとって重大な転換だったことは良く知られてます。 そのために、社民党が政権をとるチャンスを得たと同時に、党内左派の分離を招いたことも。 それでもなお、中産階級を取り込み国民政党へと転換せねばなかったことは、上の理由によるものです。 無論それは再軍備にも関わるものでもあ

    lotus3000
    lotus3000 2011/11/22
    社会主義より民主主義のほうが脅威だった。岸信介も北に共感していたしね。日本というか東アジアの社会主義はいつもこの問題に股裂きにされてるなあ。
  • ナチ党と社会主義 - 非行型愚夫の雑記

    Nationalsozialismusの訳語問題 ナチ党と民族社会主義 ナチズムは、正確にはドイツ語でNationalsozialismusという。「国家社会主義」「国民社会主義」「民族社会主義」などと訳されている。問題はNationalをどう訳すかであるが、語学的にはいずれも可能である。しかし、これは「民族社会主義」と訳すのが正しい。それは、ナチズムがドイツ民族−ドイツ国家でもドイツ国民でもなく−の社会主義を標榜するイデオロギーだからである。 いうまでもないことであるが、ドイツ国民は、基的にドイツ国籍の保有者であるが、ドイツ民族は、ドイツ国民とは限らない。オーストリアをはじめとして中・東欧に広範に居住しており、さまざまな国民でありうる。「民族社会主義」は、これらのドイツ民族をも視野に入れたイデオロギーである。 他方、ドイツ国籍を持ったユダヤ人はドイツ国民であるが、ドイツ民族ではない。「

    ナチ党と社会主義 - 非行型愚夫の雑記
    lotus3000
    lotus3000 2010/10/24
    ”ヒトラーが菜食主義者だったからといって菜食主義が否定されるわけではありませんし、ナチが健康志向だったからといって健康志向が否定されるわけでもありません。”
  • ぼくのかんがえたナチス - シートン俗物記

    ナチスの「25カ条綱領」は日人必読では http://mojix.org/2010/10/11/national-socialist-program もう、バカだったら黙っときゃいいのに。なんで新自由主義者って連中は歴史まで「ぼくのかんがえた○○」を開陳するかね。 その25か条綱領には、次のようなものが含まれている。 (略) まず、ここに載せなかったのが何なのか説明してみろって。wikipediaから引用しながら、こういう真似するかね。 だいたい、ナチを形作る綱領は次の部分がナチスの性格付けているだろ 1. 我々は、民族の自決権を根拠として、全てのドイツ人の1つの大ドイツへの合同を要求する。 2. 我々は、他国に対するドイツ民族の同権、ヴェルサイユ条約およびサン=ジェルマン条約の廃止を要求する。 3. 我々は、我が民族を扶養し、過剰人口を移住させるための土地(植民地)を要求する。 4.

    ぼくのかんがえたナチス - シートン俗物記
  • 「たたかう民主主義」は公共性の友か敵か――毛利透「自由『濫用』の許容性について」(『自由への問い:(3)公共性』所収) - 一酔人経綸問答

    ・鳩山首相の掲げる「新しい公共」。「NPOのみならず、消防団やPTA、商店街、会社など多様な公共の担い手が、国や地方の政府とも連携、協力しながら、居場所と出番のある社会を作ること」が豊かな「公」を実現するという(鳩山首相4/26ツィッターより)。 ・だがこの「新しい公共」の議論で根的に欠落しているのは、「公共性」が孕む権力性・暴力性への認識である。みんなで仲良くハッピーなら「公共性」云々などそもそも不要である。多様で対立する意見・利害・思想から何を「公共」として取捨選択するのか、その取捨選択のアートこそが「政治」であることは子供でも知っていることではないのか。政治家ならなおさらこうしたアートに通じているだろう、「友愛革命」なんて実は「高貴な嘘」だろうと思っていたが、鳩山政権の迷走を見るとそうでもないらしい。そうなるとこの「新しい公共」の行方も怪しいように思える。 ・この「公共性」の孕む権

    「たたかう民主主義」は公共性の友か敵か――毛利透「自由『濫用』の許容性について」(『自由への問い:(3)公共性』所収) - 一酔人経綸問答
  • asahi.com:ルポ 新「保守」(下)-マイタウン愛知

    ●不安の時代に根張る 「行動する保守」に集うのは、「ネット右翼」という言葉だけではくくれない人たちだ。 「民主党を粉砕するぞ」 名古屋で1月、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が開いたデモでマイクを握った情報処理会社の男性社員(31)は「一二三(ひふみ)」という仮名で参加する。会社では、運動のことを話題にしない。 政治には無関心だった。理系大学院を終えた後、就職してから「嫌韓流」のに出会い、はまった。一人暮らしの一二三にとって、運動は、同僚には話せない歴史観や靖国問題などを話題にできる場だ。「国に貢献している」とも感じられる。 彼らは、従来の「保守」とは趣が異なる。地縁や商売で結ばれた自民党後援会のような共同体組織ではない。都会的なバラバラの個人が集い、仲間を発見する。 既成政党すべてに不満を抱く無党派も目立つ。「民主はサヨク、日をダメにしたのは自民」。東京のデモに参

    lotus3000
    lotus3000 2010/03/18
    鈴木謙介のまとめがいい。戦前の失敗を糧にした、杉山龍丸みたいなアジア主義改は保守の受け皿になれなかったのか。
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