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和歌に関するlotus3000のブックマーク (7)

  • 穂村弘が語る「将棋と短歌の共通点」

    出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』! 第42回の今回は、新刊『世界中が夕焼け: 穂村弘の短歌の秘密』(新潮社/刊)を刊行した歌人の穂村弘さんと山田航さんです。 書は、現代短歌の第一人者である穂村さんの作品に気鋭の若手である山田さんが解説文を寄せ、それに対してさらに穂村さんがコメントを返すという一風変わった形式となっています。共著でを出すにあたり、このような形をとった理由はなんだったのでしょうか。 最終回の今回は、短歌の魅力とあわせて、お二人にお話を伺いました。 ■「大昔の人ともリンクしている気分になれることも短歌の魅力(山田) ―お二人が短歌を作るようになったいきさつはどのようなものだったのでしょうか。 穂村「何をしていいかわからなかったんですよ(笑) 自然と特殊な言葉が次々に繋がってしまうので、小説の量になると読めたものじゃないんです。こうしてしゃべって

    穂村弘が語る「将棋と短歌の共通点」
  • もちつけblog(仮)、、、の跡地(はてなダイアリーに移転。) 斎藤茂吉の「異化」的作歌法と、近代における『万葉集』利用 -品田悦一『斎藤茂吉』を読む-

    品田悦一『斎藤茂吉』を読む。 著者は、『万葉集の発明』を書いた人。 前著もそうだったけど、面白い。 茂吉だけでなく、それ以外の主張も面白い。 気になった所だけ。 茂吉の訛りは酷かった(32頁)。 彼の晩年の歌の朗吟を聞けば分かるが、結構訛っている。 同じく同郷の友人たちの訛りも酷かった。 (「酷かった」という表現は、山の手中心主義な気もするけど。) 彼らは、結果的に文筆に自己表現の道を見出す。 そして、茂吉は「書く人」となった。 (ここら辺の問題意識については、小林敏明『廣松渉』における、廣松の文体と「周縁性」の問題と共に考えられるべきだと思うが、まあ、また今度考えよう。) 茂吉は、朗吟より黙吟の方が効果があると考えた(44頁)。 「肉声の干渉が回避されるという意味ではむしろいっそう純粋に感得できる」というわけだ。 肉声は時に、肉声以外の要素を、殺してしまう。 (黙吟の意義(朗吟への批判)

    lotus3000
    lotus3000 2013/03/05
    和歌と天皇制。日本の場合、民族的紐帯が和歌程度しかなかったというのがなあ。
  • 蓑田胸喜と日本思想のよりどころ

    昨日。午後外出。銀座に出て、散策。教文館で『諸君!』を立ち読み。竹内洋と佐藤優の蓑田胸喜についての議論が面白かった。竹内のグループ(ということは始めて知ったのだが)では佐藤卓巳が情報統制官・鈴木庫三についての研究(『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』、中公文庫)もあり、戦前期の言論について真摯な研究が行われているのだという頼もしさを覚えた。 この23万もする簑田の全集を個人で購入した数人のうちの一人が佐藤優なのだという話はへえっと思った。大東亜戦争=太平洋戦争に関しては佐藤は大川周明を評価しているのは知っていたが、蓑田に対する評価もかなり高い。といっても立花隆のように狂人として切って捨てたり、丸山真男のようにただ蛇蝎の如く忌避したりするのではなく、一歩踏み込んで人間として理解しようという姿勢があるというだけで、彼の思想や姿勢に対してはその行動の危険性やもたらした結果の重大性を踏ま

    lotus3000
    lotus3000 2012/11/25
    げに。日本の右翼思想は和歌から始まる。
  • 近代短歌の貧弱な肉体

    lotus3000
    lotus3000 2012/11/07
    近代の日本人が理想とした肉体とそれから疎外されたものがもたざる得なかった肉体。
  • 葛の花(クズ) 和歌歳時記

    山際の道を歩いていると、道端にまで垂れ下がった葛(くず)が、大きな葉の脇から花茎を突き出していた。晩夏、群をなす小花は下の方から咲き始め、最初は淡紅色であるが、だんだん濃い紅になり、さらに紫へと変化してゆく。その色は鮮明と言うにはやや暗く、その姿は美しいと言うにはやや異形。山中他界という言葉があるが、この花を見るたび、異界の花といった感じを受ける。「ここからは人外境」といったような…。釈迢空(しゃくちょうくう)の名歌の影響かも知れないのだが。 『海やまのあひだ』 釈迢空 葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり 葛はマメ科のつる性多年草。根から風邪薬の葛根湯を作ったり、蔓を編んで行李にしたりと、日人の生活に深いかかわりを持ってきた植物である。山上憶良の「秋の七草」にこの花が取り上げられたのもそれ故であろうか。しかし、王朝和歌ではもっぱら秋風に翻る葉(裏が白く目立つ)が詠

  • 時事ドットコム:古今和歌集、完全写本見つかる=漢字、仮名序文付きで最古−甲南女子大

    古今和歌集、完全写見つかる=漢字、仮名序文付きで最古−甲南女子大 古今和歌集、完全写見つかる=漢字、仮名序文付きで最古−甲南女子大 最初の勅撰(ちょくせん)和歌集として知られる「古今和歌集」の歌がすべてそろった完全な写が見つかったと、甲南女子大(神戸市東灘区)が20日、発表した。鎌倉時代初期の写とみられ、序文として編さんの意義や目的を漢字で記した「真名序」と、ひらがなで記した「仮名序」がある完全な写としては最古という。  同大の米田明美教授(日文学)は「古今和歌集が現在の形になるまでの経緯など、和歌の研究上、貴重な資料だ」と話している。  古今和歌集は10世紀初頭、天皇の勅命に基づいて紀貫之らが選者となった最初の勅撰和歌集で、平安時代の貴族にとって必要な教養とされた。  見つかった写は上下2冊で、縦約16センチ、横約15センチ。どちらも220ページ前後あり、約1100首すべて

  • 東郷雄二:今週の短歌

    村木道彦は1965年に、『ジュルナール律』掲載の「緋の椅子」連作10首で歌壇に衝撃的なデビューを果たした。『ジュルナール律』というのは、中井英夫が編集責任の「A5版8頁という薄っぺらい」頒値50円の短歌雑誌で、7号まで出版されて消えたのだが、短歌ファンのあいだでは伝説的に語られている歌誌である。資金を提供したスポンサーは、京都にある精華大学の学長も務めた文化人類学者深作光貞である。  意外に思われるかも知れないが、京都は短歌とゆかりの深い土地だ。その理由のひとつとして、京都大学教養部(当時 現在の京都大学総合人間学部)のドイツ語教員であった高安国世の主宰する歌誌『塔』が、数多くの俊英を輩出したということがあげられる。『塔』は現在では、やはり京大教授の永田和宏が主宰しており、指折りの有力な短歌結社である。ちなみに、永田の夫人は河野裕子で、その子は歌壇賞・現代歌人協会賞を受賞した永田紅である。

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