SNS上で「人生観が変わる」との絶賛の触れ込みでもって流れてきたこの本だけど、確かにとても面白い。 内容を一言でいえば「お金に振り回されずに、ちゃんと人生を楽しめ」というものである。 現代人は脳みそがお金に占領されすぎているが、そもそもお金なんて命ある限りの資産なのだから、死ぬ直前に資産がゼロ円になるのを目指す位が一番いいじゃないかという提言を著者はしている(だから題名がDIE WITH ZEROなのだ) こう内容を一言でいってしまうと「そりゃそうだ」でしかないのだが、実際にはこの本は著者の半生記でもあり、要旨以上に色々と得るものは多い。 本を読むと著者の筆力もあってグイグイと引き込まれ、いろいろな考えが頭に思い浮かぶこと間違いなしである。 「自己啓発本はちょっと…」という人にも素直にオススメできる素晴らしい本だ。 拝金主義から逃れる為には一旗あげなくてはいけない? さてこの本の分類だが、