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先史に関するnagaichiのブックマーク (867)

  • 3000年前にあったサメの襲撃 -岡山県の縄文貝塚から世界最古の記録-

    中務真人 理学研究科教授らの研究グループは、津雲貝塚(岡山県)から発掘された人骨の1体(約3000年前)について、骨格に残された無数の傷の成因をサメの襲撃と特定しました。 漁撈・航海の開始以来、サメによる被害は、稀であっても続いてきたと考えられます。サメによる被害は古代ギリシアより記録にありますが、先史時代の考古学的証拠は非常に限られます。これまでプエルトリコで発掘された1000年前の人骨が世界最古の直接証拠でした。 1919年に津雲貝塚から発掘され学に保管されている人骨のうち、1体(約3000年前)の骨格に無数の傷が残されています。傷の性状分析、全身に及ぶ損傷の位置分析から、成因をサメの襲撃と特定しました。骨の残存状況は良好ですが、右下肢、左手など複数要素は完全に欠落し、周囲の残存部位には咬痕も観察されます。襲撃によりほぼ瞬時に死亡したはずですが、死体は回収されて埋葬されています。縄文

    3000年前にあったサメの襲撃 -岡山県の縄文貝塚から世界最古の記録-
  • 中国で化石発見の「竜人」 現生人類の最近縁種か 論文発表

    「ホモ・ロンギ」の想像図(2021年6月25日提供)。(c)AFP PHOTO /EurekAlert ! / Chuang Zhao 【6月26日 AFP】中国北東部・黒竜江(Heilongjiang)省で見つかった頭骨化石が、14万年以上前の新種人類のものであることが判明したとする論文が25日、発表された。これまで現生人類(ホモ・サピエンス)に最も近いとされていたネアンデルタール人よりも現生人類に近い種とされ、人類の進化史を根から書き換える可能性がある。 【図解】現生人類とネアンデルタール人の分岐 頭骨化石は1933年、黒竜江省ハルビン(Harbin)で見つかったが、日軍から守るために85年間にわたり地中に隠されていたとされる。2018年に掘り起こされ、河北地質大学(Hebei GEO University)の季強(Ji Qiang)教授の手に渡った。研究チームはこの新種を、発見地

    中国で化石発見の「竜人」 現生人類の最近縁種か 論文発表
    nagaichi
    nagaichi 2021/06/27
    中国の学界はもともと多地域進化説が根強いからな。そちらに沿った発見っぽいな。
  • 14万年~12万年前の「未知の人類」の化石を発見、現生人類と文化的交流があった可能性も

    2021年6月24日、イスラエルのテルアビブ大学やヘブライ大学などの研究チームが、イスラエルのラムラ近郊にある「Nesher Ramla(ネシェル・ラムラ)遺跡」で発見された14万年~12万年前の化石が、これまで分類されていなかった「未知の人類」のものであると発表しました。「Nesher Ramla Homo(ネシェル・ラムラ・ホモ)」と研究チームが呼んでいるこの人類は、ネアンデルタール人と類似した生物学的特徴を持っているほか、ホモ・サピエンス(現生人類)と文化的交流があった可能性も報告されています。 A Middle Pleistocene Homo from Nesher Ramla, Israel | Science https://science.sciencemag.org/content/372/6549/1424 Middle Pleistocene Homo behavio

    14万年~12万年前の「未知の人類」の化石を発見、現生人類と文化的交流があった可能性も
    nagaichi
    nagaichi 2021/06/26
    頭頂部と下顎部しか出てないのにそこまで分かるんか。
  • 「新しいタイプの初期人類」の骨、イスラエルで発見

    テルアビブ大学とヘブライ大学が公開した、新種の初期人類のものとみられる骨が見つかったイスラエル中部ラムラ近郊のセメント用石灰石の採掘場の発掘現場(2021年6月24日提供)。(c)AFP PHOTO / HO / SANA 【6月25日 AFP】(写真追加)これまで科学的に知られていなかった「新しいタイプの初期人類」の骨を発見したとする論文を、イスラエルの研究チームが今週の科学誌サイエンス(Science)に発表した。人類の進化の過程に新たな光を当てる研究結果だ。 ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)の考古学チームがテルアビブ郊外のラムラ(Ramla)付近で行った発掘調査で、これまでに分かっている現生人類(ホモ・サピエンス)を含むホモ属(ヒト属)のどの種とも一致しない先史時代の人類の骨が見つかった。 テルアビブ大学(Tel Aviv Universi

    「新しいタイプの初期人類」の骨、イスラエルで発見
  • 5400年前の巨木出土 福島県三島のIORI倶楽部会員 大谷川で発見(福島民報) - Yahoo!ニュース

    福島県三島町大谷の大谷川から、約五千四百年前の縄文時代に倒れたとみられる巨木が発見された。見つけたのは同町のIORI倶楽部の会員で、長さ約一四・五メートル、直径は最大約一・五メートルに及ぶ。倶楽部は町と連携して保存・展示し、古代のロマンに触れる機会をつくっていく計画だ。 倶楽部は森を通した地域づくりに取り組んでいる。巨木が見つかったのは二〇二〇(令和二)年四月。大谷川の河川内に一部が露出していたが、大半が川岸に埋まった状態だった。二〇二一年二月、重機を使って掘り出した。樹種はケヤキとみられ、土の中にあったためか保存状態が良く、化石化していなかった。加速器分析研究所白河分析センターで放射性炭素年代測定を行ったところ、約五千四百年前に倒れた木であることが判明したという。 発見場所の近くで約五千四百年前に起きた沼沢火山の噴火に関する調査を行った研究者によると、噴火の爆風でなぎ倒された樹木である可

    5400年前の巨木出土 福島県三島のIORI倶楽部会員 大谷川で発見(福島民報) - Yahoo!ニュース
  • 「土偶は植物のフィギュアだった」独立研究者が発表した新説のルーツと反発を招いた本当の理由

    青森県で出土した遮光器土偶。(「東京国立博物館ホームページ」より) 縄文時代に作られた土偶については「女性をかたどったもの」といわれてきたが、「土偶は縄文時代の用植物をかたどったフィギュア」――具体的かつ写実的に、植物に手と足を付けて「植物の人体化」をした像であるという仮説を提唱する新刊『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社)が話題だ。NHKニュースで取り上げられ、いとうせいこうらが絶賛するなどしている。 いわく、椎塚土偶はハマグリの貝殻や中身に、みみずく土偶は二枚貝のイタボガキに、無数の穴が施された刺突紋土偶はヒエの穂のつぶつぶに似ている――。栗や貝の頭部を持つゆるキャラをつくるようなやり方で縄文人は土偶の形を考案していったのだ、というユニークな見解が示されている。 そんなの著者である独立研究者の竹倉史人氏とは、一体どんな人物なのか。はたまた発表するや否や巻き起

    「土偶は植物のフィギュアだった」独立研究者が発表した新説のルーツと反発を招いた本当の理由
    nagaichi
    nagaichi 2021/06/02
    「専門家でもない人間」がどうとかいう権威主義/反権威主義的脇道はどうでもいい話で、焦点は新説が批判に耐えうるかどうかでしょ。
  • ユートピアの印象は誤り 縄文時代からあったご近所問題:朝日新聞デジタル

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    ユートピアの印象は誤り 縄文時代からあったご近所問題:朝日新聞デジタル
    nagaichi
    nagaichi 2021/05/27
    いまどき「原始共産制」説を支持する人は、ガチなマルクス主義者でもそんなにいないんじゃあるまいか。(というのは歴オタ左派の欲目かね)
  • 長野の「石刃」、国内最古と発表 現生人類、流入の手掛かり | 共同通信

    長野県佐久市の香坂山遺跡で昨年出土した旧石器時代の石器「大型石刃」が、石刃として国内最古となる3万6800年前のものであることが、遺跡を発掘した奈良文化財研究所の国武貞克考古第一研究室長の研究で明らかになった。国武氏が23日、日考古学協会の総会でオンライン発表した。 遺跡からは大型石刃含め、アフリカで誕生しユーラシア大陸を東に拡散した現生人類特有の石器群が、国内で初めてそろって出土。同様の石器群は、中央アジア、南ロシア中国などで5万~4万年前のものが出土。朝鮮半島でも4万1千年前の大型石刃が見つかっている。日列島への現生人類の到達にも関わる事例だ。

    長野の「石刃」、国内最古と発表 現生人類、流入の手掛かり | 共同通信
    nagaichi
    nagaichi 2021/05/24
    ゴッドハンド事件のトラウマで、旧石器時代についてはみんな眉に唾がべっとりですから。
  • 五胡十六国時代に匈奴の皇帝赫連勃勃(かくれんぼつぼつ)が巨大な城を築くのに使った「謎のコンクリート」の正体

    石灰に水をかけて蒸気を発生させ、砂と粘土を結合させたセメント類似の工法が、漢籍に「蒸土」という名前で記録されていた。五胡十六国のひとつ夏を建国した匈奴出身の赫連勃勃(かくれんぼつぼつ)が築いた「統万城」の歴史

    五胡十六国時代に匈奴の皇帝赫連勃勃(かくれんぼつぼつ)が巨大な城を築くのに使った「謎のコンクリート」の正体
  • 7万8000年前に作られた人類最古級の墓がアフリカで見つかる

    人類は、それぞれの文化に違いはあれど、「死」に意味を持たせ、死者を丁重に扱う社会的行動をとってきました。そんな人類の「死」の扱いははるか昔から変わらなかったようで、7万8000年前に作られた人類史上最古級の墓が考古学者の手により発見されています。 Earliest known human burial in Africa | Nature (PDFファイル)https://www.nature.com/articles/s41586-021-03457-8.epdf Archaeologists uncover oldest human burial in Africa | Archaeology | The Guardian https://www.theguardian.com/science/2021/may/05/archaeologists-uncover-oldest-huma

    7万8000年前に作られた人類最古級の墓がアフリカで見つかる
  • 日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 「土偶は女性モチーフ」の認識が覆った!驚きの新説(前編) | JBpress (ジェイビープレス)

    縄文時代に作られた土偶は、女性や妊婦をかたどったものだ、というのが多くの人の認識だろう。「そうではない」という驚きの新説を提唱したのが、人類学者の竹倉史人氏だ。では、土偶は何をかたどっているのか? その結論に至った過程と具体的な土偶の解読内容を前後編でお送りする。(JBpress) ※土偶(どぐう)とは:縄文時代に作られた素焼きの人形。1万年以上前から制作が始まり、2000年前に姿を消した。現在までに2万点近い土偶が発見されている。なお、埴輪(はにわ)は、古墳にならべるための土製の焼き物。4世紀から7世紀ごろに作られたもので、土偶とは時代が異なる。 (※)稿は2021年4月に発行された『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』(竹倉史人著、晶文社)より一部抜粋・再編集したものです。 ついに土偶の正体を解明しました。 こういっても、多くの人は信じないだろう。というのも、明治時代に

    日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 「土偶は女性モチーフ」の認識が覆った!驚きの新説(前編) | JBpress (ジェイビープレス)
    nagaichi
    nagaichi 2021/04/25
    新説はともかく、「解明」ねえ…。オニグルミの殻とハート形土偶の似てなさに笑った。
  • 欧州最古の地図か 1900年に発見の石板 仏研究

    仏フィニステール県当局が公開した石板「Saint-Belec」。仏西部ルアンで(2021年4月7日撮影)。(c)AFP PHOTO /Archives departementales du Finistere/Paul du Chatellier/FRAD029_100J_02_02 【4月9日 AFP】フランス西部で1900年に発見された青銅器時代の石板は、最古の欧州の地図だった。今週発表の研究論文で科学者らが説明した。 【あわせて読みたい】異端審問官の目逃れたスペイン最古のシェークスピア? 神学校で発見 科学誌「Bulletin of the French Prehistoric Society」に掲載された研究論文の著者の一人で、考古学者のイバン・パイレー(Yvan Pailler)氏は、「Saint-Belec」として知られる4000年前の石板に刻まれている模様について、同国西部

    欧州最古の地図か 1900年に発見の石板 仏研究
  • 洪水で発見、イランの未知の文化 歴史書き換える? - 日本経済新聞

    2001年、骨董品市場に突然、大量の考古学的遺物が売られはじめた。独特な宝石や、武器、精巧な作りの陶器、酒器、ゲームボードなど、いずれも芸術性が非常に高く、カーネリアン(紅玉髄)とラピスラズリの見事な象眼細工が施されていた。作品には、動物が象徴的に表現されており、動物どうしや人間との戦いも描かれていたが、常に人間が勝利していた。動物たちが広大なヤシの木立の中で草をはむ牧歌的な風景や、寺院や宮殿な

    洪水で発見、イランの未知の文化 歴史書き換える? - 日本経済新聞
  • 4000年前の欧州で女王が君臨? 女性為政者の墓か

    スペイン南東部、ラ・アルモロヤの遺跡で約4000年前の女性の墓が見つかったとき、この銀の冠が女性の頭蓋骨を飾っていた。(PHOTOGRAPH BY J.A. SOLDEVILLA, COURTESY OF THE ARQUEOECOLOGIA SOCIAL MEDITERRÀNIA RESEARCH GROUP, UNIVERSITAT AUTÒNOMA DE BARCELONA) 銀の冠を含む数々の副葬品とともに、現在のスペイン南東部で約4000年前に埋葬された女性が、一国の権力を握るほどの人物だった可能性が浮上している。3月11日付けで学術誌「Antiquity」に発表されたこの女性に関する論文は、ヨーロッパの青銅器時代初期における女性の役割を新たに問うものだ。また、国家権力はほぼ例外なく男性優位の家父長制社会の産物であるという、19世紀のドイツの社会思想家フリードリヒ・エンゲルス以来

    4000年前の欧州で女王が君臨? 女性為政者の墓か
  • 6200年前の大量虐殺、犠牲者38人のDNAを分析、深まる謎

    クロアチアのポトチャニで見つかった古代の大量虐殺の犠牲者。数人は、頭蓋骨に複数の致命傷を負っていた。(PHOTOGRAPH BY M. NOVAK)(COURTESY OF THE INSTITUTE FOR ANTHROPOLOGICAL RESEARCH) 約6200年前、現在のクロアチア東部にあたる場所で41人以上の男女と子どが虐殺され、大きな墓穴に投げ込まれた。2007年にこの墓を発見した考古学者たちは当初、血縁関係にあるコミュニティの全員が処刑されたのだろうと考えた。 しかし、3月10日付けで学術誌「PLOS ONE」で発表された新たな分析結果によれば、ほとんどの犠牲者たちには血縁関係がなかったことが明らかになった。この分析では、古代の大量虐殺の調査としてはかつてない規模の遺伝子研究が行われた。 この意外な発見からは、さらなる疑問が浮かび上がる。最も重要なのは、なぜ犠牲者たちが殺

    6200年前の大量虐殺、犠牲者38人のDNAを分析、深まる謎
    nagaichi
    nagaichi 2021/03/14
    「ラシニヤ文化の人々は牧畜の民であり、牛を連れて季節ごとに放牧地を移動していたほか、銅を採掘して道具を作っていたと推測されている」
  • 洪水で4000年の眠りから目覚めたジーロフト文化、イラン

    ジーロフトから出土した緑泥石の工芸品。足にひづめのある人間が、左右にサソリを従え、2頭のチーターの尾をつかむ姿が表現されている。(PEJMAN AKBARZADEH/PERSIAN DUTCH NETWORK) 2001年、骨董品市場に突然、大量の考古学的遺物が売られはじめた。独特な宝石や、武器、精巧な作りの陶器、酒器、ゲームボードなど、いずれも芸術性が非常に高く、カーネリアン(紅玉髄)とラピスラズリの見事な象眼細工が施されていた。 作品には、動物が象徴的に表現されており、動物どうしや人間との戦いも描かれていたが、常に人間が勝利していた。動物たちが広大なヤシの木立の中で草をはむ牧歌的な風景や、寺院や宮殿などを描いた作品もあった。 謎の工芸品に関するデータは競売会社からはほとんど提供されず、しばしば「中央アジアで出土」とだけ説明されていた。当初はプロの作った偽造品と思われていたが、その後も出

    洪水で4000年の眠りから目覚めたジーロフト文化、イラン
    nagaichi
    nagaichi 2021/03/06
    「古代のジーロフト近郊にあった都市は、数多くのシュメールの詩でその富を讃えられた都市『アラッタ』であると主張した」「他にもジーロフトはマルハシ王国ではないかという説もあり」
  • ネアンデルタール人の聴覚を推定 言語使用の可能性も

    イタリアのラツィオの山で発見されたネアンデルタール人の頭蓋骨/DeAgostini/Getty Images/Getty Images (CNN) 約4万年前に絶滅したネアンデルタール人は現代人と同じような帯域の音を聞き取ったり、声を発したりする能力を持っていたかもしれないとの研究結果が発表された。言語によるコミュニケーションが発達していた可能性もあるという。 米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の進化学者、ロルフ・クアム准教授らのチームが1日、オンライン科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション」に発表した。 チームはCTスキャンを使って現生人類、ネアンデルタール人やその祖先の化石を分析し、耳の構造の3次元モデルを作成。そこからコミュニケーションの方法を推定した。 クアム氏によると、ネアンデルタール人の聴覚を総合的に調べた研究は初めて。外耳道から鼓膜、耳小骨、鼓室など30以

    ネアンデルタール人の聴覚を推定 言語使用の可能性も
  • 100年に1度の大発見?関東最大級の環状集落「デーノタメ遺跡」は縄文のタイムカプセルだ!【埼玉】 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

    「縄文のタイムカプセル」。そんな異名を持つ遺跡があります。しかも、都心から電車で1時間足らずの場所にあるのです。それが「100年に1度の発見」と学者をうならせた、埼玉県北市の「デーノタメ遺跡」。 デーノタメという言葉から、縄文のタイムカプセルと呼ばれる遺跡の不思議をひもといてみませんか。 埼玉県北市で発掘された、縄文1500年のタイムカプセル 古代、埼玉にも海があった デーノタメ遺跡について詳しく紹介する前に、イメージしてみてください。縄文時代には温暖化で氷河期の氷が溶けだし、埼玉まで海が広がっていたということを。 北から大宮、浦和、そして川口あたりまで広がる大宮台地はいわば当時の湾岸エリア。台地には入り組んだ谷が刻まれていて、中小の河川がいくつも流れています。また、湧水も豊富でした。 わたしたちの暮らしに欠かせない水。古代文明が大河のほとりで生まれたように、縄文人も水辺に集落をつく

    100年に1度の大発見?関東最大級の環状集落「デーノタメ遺跡」は縄文のタイムカプセルだ!【埼玉】 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
  • 文明と穀物の深い関係『反穀物の人類史』

    人類は、狩猟採集から農耕牧畜へと進歩した。 穀物による安定した糧生産が人々の健康を増進し、余暇を生み、文字や文明を育んでいった。文明を狙う野蛮人は、狩猟採集のままの生活で、文字を持たぬ遅れた未開の人々だった。 ……と思っている? だったら『反穀物の人類史』をお薦めする。 著者はジェームズ・C・スコット、イェール大学の人類学部教授だ。メソポタミア、秦・漢、エジプト、ギリシア、ローマなど、文明の初期状態を検証することで、わたしが刷り込まれてきた「常識」に疑義を投げかける。 狩猟採集の方が豊かだった まず、農耕社会が豊かだったというのは誤りだということが分かる。少なくとも、初期の農業は酷いもので、反対に豊かで多様性に富んでいたのは狩猟採集の人々になる。 その証拠として、残されている農民の骨格を、同時期に近隣で暮らしていた狩猟採集民と比較する。 すると、狩猟採集民の身長が、平均で5センチ以上も高

    文明と穀物の深い関係『反穀物の人類史』
  • 5000年前の「クリスタルの短剣」がスペインで見つかる

    by Miguel Angel Blanco de la Rubia スペイン・アンダルシア州セビリア県にある古代遺跡から、紀元前3000年の物とみられる「水晶製の短剣」が見つかりました。研究者は、発見された場所では水晶が簡単には手に入らないことから、「短剣は社会的地位がある人のための特別な品だった」と推定しています。 Scientists find amazing 5,000-year-old crystal dagger in Spain https://www.zmescience.com/science/archaeology/rock-crystal-dagger/ The Crystal Weapons of Prehistoric Spain - The Daily Grail https://www.dailygrail.com/2016/09/the-crystal-we

    5000年前の「クリスタルの短剣」がスペインで見つかる