2012年、Kickstarterによるクラウドファンディングで約240万ドルを調達し、現在に続く世界的VRムーブメントを築いたOculus Rift(オキュラス リフト)。既存時術の寄せ集めでありながら革新的なVR体験を提供するそのVRデバイスを生み出したのが、当時、まだ10代だったパルマー・ラッキー氏(Palmer Luckey)でした。 インサイドとGame*Spark編集部は、Facebook傘下となったOculus VR社を今年3月に離れ、新たなブルーオーシャンに漕ぎ出そうとしているラッキー氏に単独インタビューを決行。日本のアニメやゲームに大きな影響を受けてきたと語るラッキー氏の、成功にいたるまでの道のりや影響を受けてきたもの、そして、気になる“これから”について話を訊きました。 ■人生最悪の時期だった10代 ――現在は成功者として知られるラッキー氏ですが、辛い時期はあったのでし