ペニオク業者への風当たりが強まると共に、撤退も目立ってきた。違法性の高い業者への指導・取締は当然だが、もし健全な業者がいるなら、自浄化努力を見守りたい。「ペニオクそのものを根絶すべし」は暴論。 ペニオクについて「規制が必要だ」という議論には同意しますが、「無くしてしまえ」という議論は危険だと考えて一筆とりました。ベンチャー(スタートアップ)企業やイノベーションにとって必要な「自由」を守りたいので。市場の自由度は、つねに立法・行政を通じた規制圧力にさらされています。とくに、このような「問題」が起こったときには。 まず日本におけるペニオクの歴史を振り返ってみます。私がペニオクについての記事(オークションサイトSwoopo.comは画期的ビジネス?あるいは詐欺?)を書いた時点(2008年12月17日)では、国内に同様のビジネスはありませんでした。それどころか、このようなサイトの話題そのものが、ほ