矢野耕平 @campus_yano 昨晩、某校の国語科の先生よりメール相談。「様」を①でなく②で書く子どもたちが最近いるのだが、この採点の扱いをどうすべきと思うか? とのこと。聞けば、②で指導する小学校教員、塾講師もいるとか。わたしは○か×なら後者にしますが、皆様はどう思われますか? pic.twitter.com/0UXIBqmKBD 2023-12-08 14:14:39
法務省が、戸籍で取り扱う文字を整理した「戸籍統一文字」を検索できるウェブサイト「戸籍統一文字情報」で、漢字を検索すると、みたことのない漢字がゾロゾロでてきて、たいへんおもしろい。 当サイトでは、昨年動画で取り上げたうえに、記事化までしていじり倒してきた。 この、みたことのない漢字をいじっておもしろがるのは、それはそれでいいけれど、やはり「なんでこんな漢字があるのか」という、素朴な疑問も当然わく。 そこで、漢字に詳しいひとと一緒に、戸籍統一文字にある不思議な文字を一緒にみてもらうことにした。 「戸籍統一文字」とは? 日本語を話す日本人が普段使うとされている漢字は、常用漢字としてまとめられており、その数は現在2136文字ある。 そのほか、めったに見かけないけれど、読んだり書いたりできる漢字。読み方もわからないけれど、どこかで使われている漢字をあわせて、かなり多めに見積もっても、おそらく3000
畢竟意味も分からないし読めないけど、カッコいい 須く同じく読めない。当然、という意味らしい。漢文で出てきた記憶 兎も角ともかく。漢字で書くとカッコいい!!漢字の意味は不明だけど いやしくも卑しい、という意味じゃないことだけは知ってる よしんばうちの婆ちゃんが時々使ってる 可及的速やかに、と並べて使う。ていうかそれしか知らない 果たせるかな思った通り、という意味らしい。自伝を書くときに使う予定 希くはこいねがわくは。偉い人にならないと使う機会がなさそう のべつ幕無し絶えず続くという意味。昔の文学でしか見たことない 三三五五3人、5人とか少人数のかたまりで行動する様。そんな機会ある? 徹頭徹尾これはなんとか使えそう!昇進したらメールで使う! ゆめゆめ時代劇で聞くかな。タイムリープするしかない
習字のような「とめ、はね、はらい」ができていないと、漢字ドリルは全てやり直し。テストは0点―。小学1年の担任のこうした指導に対し、保護者から「厳しすぎる」という悩みが届いた。わが子の就学を前に、どこまで丁寧に字を書かせるべきか思案している保護者は多いはず。西日本新聞「あなたの特命取材班」がウェブサイトで意見を募ったところ、保護者や教育現場からさまざまな声が届いた。字体の指導は、どこまで厳格であるべきか。 【写真】「とめ、はね、はらい」まで表現、学習指導要領の「学年別漢字配当表」 「習っていないのと、知って省くのは違う」 「同じタイプの厳しい先生がいたが、数年後は皆さん感謝していた」「高校生や大学生の指導をしているが、字が雑で読めないことがある」「大学教員として国語の入試の採点をした。とめがはねになっている場合や、雑で判別が難しい字も不正解」…。 冒頭の教師の指導に賛同する立場からは、こうし
NHK「チコちゃんに叱られる!」でチコちゃんが「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。豊川悦司さんが書いたのは「飠」に「交」と「子」。これをチコちゃんは不正解としました。それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてんじゃねーよ! 「しょくへん」が「飠」ではダメなのか トヨエツこと豊川悦司さんがNHK「チコちゃんに叱られる!」に出た回。チコちゃんが出演者に正解されて「ボーッと生きてんじゃねーよ!」という決めぜりふを言えない悔しさを紛らすために「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。 豊川さんがボードに書いたのは、おちゃめなことに「飠」の右にギョーザの絵。その下に書かれていたのは「飠」に「交」の「子」でした。 これをチコちゃんは不正解としました。正解は「餃子」で、「しょくへん」の下は「二」みたいな横線でなければいけないということです。 それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてん
7年経ったし諸々所見を書いておきます。 昔から珍しい名字が好きでした。SMAPではもちろん草彅くんが一番(名字が)好きだし、プレステ発表時には「すげえ!この人、名字が久夛良木(クタラギ)だってよ!」と興奮したものです。 そんな僕も結婚することになり、妻の姓を選ぶか、妻に自分の姓を選ばせるか、決めることになりました。 夫男ばかりの兄弟の長男。漢字は簡単なのに読み方が大変珍しい。でも地元にはたくさんいる。ここでは仮に「生天目(ナバタメ)」としよう。妻女ばかりの姉妹の長女。読み方は簡単なのに漢字が大変珍しい。これも(妻の)地元にはたくさんいる。これは仮に「靏岡(ツルオカ)」としよう。名字マニアとしては甲乙つけがたいです。自分の名字にも愛着はありましたが、ここでは個人的に大きなメリットとなる点から、妻の名字を選ぶことにしました。 メリット手続きがたくさんできる!多分多くの人は「は?」ってなるんでし
四半世紀以上前に、学部生として、当時は卒業単位にならず、さらに授業料を払って取ったベトナム語の授業は、前年に同じ条件で履修した朝鮮語よりも一層人気がなかった。途中からはマンツーマンの特別贅沢な講義となった。昭和も終わりに近づくその頃、教室で習ったローマ字の短文や文章を、家に帰ってから復習として漢字と字喃(チュノム)に直すことに励んでいた。 パソコンやネットはもちろんなく、あまり良い辞書もない時代で、越漢辞典まで用いるなど、もろもろ苦戦したが、人生、何が役立つか分からない。ありきたりだし言っても詮ないことだが、もっとたくさん勉強しておけば良かったとも思う。今、その建物の教室で、後悔を含めた僅かな経験から、興味があることは何でもやっておくことを、現在の学生たちに勧めている。 ハノイの教室内に集まった学生と修士課程の院生たちは、これも単位になるのだそうで、どうやるのか成績も付くらしい。東洋学・ノ
指針への理解 文化庁の文化審議会漢字小委員会が漢字に関する指針(案)*1を作成しました。 どのような内容か、ちょっと読売新聞を引用して述べますと、 漢字の手書き文字について、「はねる」「とめる」など細かい違いで正誤はなく、多様な漢字の形が認められていることを説明する*2 というもので、具体的には画像のようなものです(画像は2.29読売新聞夕刊より)。 つまり、「とめ」「はね」など些細な違いで漢字の正誤を判断するのは誤りであるから、それを説明する指針を作ったわけです。また、これは、学校教育などでも柔軟に評価するように求めています。 すこし結論めいたことをいうと、漢字を厳しく採点するのは教員間で徐々に出来上がった代物であり、それに全く根拠はありません。実は、細部にこだわらなくてよいということは、文部省時代から60年以上にわたって述べられていたことで、どちらかというと教員の方がそのことを理解せず
文部科学省は17日、次期学習指導要領の在り方を議論する中教審のワーキンググループで、都道府県名に用いる漢字を小学校国語で全て学習するとの案を示した。静岡、岡山、福岡の「岡」や熊本の「熊」など20字を新たに追加し、小学校国語で学ぶ漢字を1026字とする。 案では、漢字数増加は「学習負担を考慮し、極力抑制する必要がある」と指摘。その上で、47都道府県の名称と位置を小学校社会で学ぶことから、定着を図るために漢字の学習が必要とした。20字は社会科と連携した指導を求め、どの学年で学ぶかは今後検討する。
「博」のような漢字に含まれる「専」の右上に点を打つべきか迷った場合、音読みが何か考えると良い。「ハク」か「バク」なら点を打つ。「セン」なら点を打たない。 点を打つかどうかを判断する法則 「博」のような漢字の右上に点を打つべきか迷うことがあると思う。「博」は右上に点が付くのだが、単に「専」とした場合は点が付かない。 点を打つかどうかを判断する法則は極めて簡単である。その字の音読みを見るだけで点を打つかどうかを決めることができる。「博」のように音が「ハク」(もしくは「バク」)となる場合、点を打つ。これに対して、「専」のように音が「セン」となる場合、点を打たない。 音が「セン」なら「何もせんで良い」ので、点を打たないと覚えると分かりやすいだろう。 実例 以下、「専」を要素として含む漢字の例を紹介する。 点を打つ字 点を打つ字は音が「ハク」もしくは「バク」となる。 博:音は「ハク」、「バク」。「博
話題の技術用語テスト「ソフトウェア編」「ハードウェア編」に続く第3弾! 今回はエンジニアの苦手分野?の声もある「漢字」がテーマ。とはいっても、もちろんTech総研のテストは一味違う。“技術の薫りのする漢字”で、いざ、勝負! 「この漢字が読めなきゃ恥」とか「書けそうで書けない漢字」とか「難読漢字のクイズ」とか……世の中、しばらく前からちょっとした漢字ブーム。その一方では、こんな漢字も読めないのか、と世間さまからちくちく言われる大臣さんもいたりして。 では、技術立国日本が誇る頭脳、エンジニアの皆さんの漢字の実力はいかが? 「そんなの、ハタケが違う」と言うなかれ。普段の仕事の中でしばしばお目にかかる漢字や、さまざまな技術分野に関係する漢字を、少しずつ集めてみた。「読み方」「書き方」の2章立て、問題は3択形式で全20問。あなたは何問正解できるだろうか。(※正解には、慣用読みも含みます)
新字の「唖」は子供の名づけに使えません。旧字の「啞」も子供の名づけに使えません。「唖」も「啞」もどちらも、常用漢字でも人名用漢字でもないので、出生届に書くのはダメ。そんな漢字をこのコラムで紹介するなんて、何だか変な話ですよね。実は、平成16年の人名用漢字追加の際に、「唖」と「啞」は微妙な役割を果たしたのです。 法制審議会は平成16年2月10日の総会で、人名用漢字の見直しを決定、人名用漢字部会を発足させました。 3月26日に発足した人名用漢字部会では、戸籍法第50条にいう「常用平易な文字」を選ぶべく、当時最新の漢字コード規格JIS X 0213 (平成16年2月20日改正版)、平成12年3月に文化庁が書籍385誌に対しておこなった漢字出現頻度数調査、全国の出生届窓口で平成2年以降に不受理とされた漢字、の3つをもとに審議をおこないました。新字の「唖」はJIS X 0213の第1水準漢字で出現頻
新字の「靖」は人名用漢字なので子供の名づけに使えるのですが、旧字の「靖」は子供の名づけに使えません。「靖」は出生届に書いてOKですが、「靖」はダメ。でも実は、旧字の「靖」がOKだった時期もあったのです。 全国連合戸籍事務協議会は昭和25年10月19日の総会で、子供の名づけに使える漢字を、当用漢字以外にも増やしてもらうべく、法務府と文部省に要望することを決めました。当時、全国の戸籍窓口には、当用漢字以外の漢字を使った出生届が数多く提出されており、戸籍担当者たちは、それらの拒否に追われていました。この時、全国連合戸籍事務協議会が要望した54字の中に、旧字の「靖」が含まれていました。 全国連合戸籍事務協議会の要望を受けて、国語審議会は昭和26年5月14日、人名漢字に関する建議を発表しました。この建議は、子供の名づけに使える漢字として、当用漢字以外に新たに92字を追加すべきだ、というもので、この9
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く