今回は、地上デジタルとBSデジタル放送の音質についてです。 その前に、マスターのメーカーについてです。 日本の放送局で使用されているマスターは主に3社(NEC/東芝/パナソニック)ありますが、殆どはNECと東芝です。 NECはAPS、東芝とパナソニックではAPCと呼ばれています。 今回の音質についてではNECと東芝のマスターを使用した関東の放送局について触れます。 ワンセグや一部のCS放送を除いて、音声はAAC-LC(MPEG2)に圧縮して放送されています。サンプリング周波数はすべての局で48000Hzです。また、映像もMPEG2で圧縮されています。 また、2011年以降にマスターを更新した局は東芝製マスターを採用していてもエンコーダーはNEC製のようです。 一覧の見方 音声ビットレート/カットオフ周波数=ハイカット(備考)の順で表記しています NECマスターの局は青字で、東芝マスターの局
【日高彰の業界を斬る・15】「理解しているのは13%」。5月中旬、4K放送に関して衝撃的な調査結果が発表された。今年12月1日、BS・110度CSで一般家庭向けの4K放送が開始されるが、これを視聴するためには現在販売されている4Kテレビに加えて、別途専用のチューナーが必要となる。このことを今年2月時点で理解していたのは、全国の消費者(20歳~69歳の男女5000人に調査)のうちわずか13%だったという。 調査を実施したのは、4K/8K放送などの普及を推進する放送サービス高度化推進協会(A-PAB)。A-PABでは、過去にも同じ調査を行っており、2016年9月時点の理解度が5.4%、17年7月時点での理解度が11.3%だった。少しずつ認知が広がっているものの、本放送が始まる年になってもまだ1割強というのは心もとない。 あらためて説明するまでもないかもしれないが、現在市販されている4Kテレビは
東京のローカルテレビ局・TOKYO MXが、4月1日からマルチ編成(マルチチャンネル)の24時間化に踏み切ることが21日、わかった。地上波テレビ局の24時間マルチ編成は、同局が初となる。 地上デジタル放送では、1つのチャンネルで最大3つの番組を同時に放送でき、これをマルチ編成と呼んでいるが、単純に放送枠が倍増するので、スポンサー確保や視聴率などの問題もあり、活用しているテレビ局はNHKなど、ごく一部に限られてきた。 同局はマルチ編成に積極的に取り組んできた数少ないテレビ局の一つで、現在は特定の時間帯に2つの番組を同時放送している。4月からは、マルチ編成の弱点とされてきた画質の改善も図り、メインチャンネルとなる「091ch」はHD画質、2つ目の「092ch」はSD画質で、それぞれ24時間放送していく(メンテナンスによる休止あり)。 「092ch」では、新たにハリウッドの海外ドラマ枠やマーケッ
3県のアナログ終了前倒しも 9月27日 11時48分 川端総務大臣は、閣議のあと記者団に対し、岩手、宮城、福島の3県で来年3月末まで延期されている地上テレビ放送のアナログ放送の終了時期について、デジタル放送に移行する準備が整えば、前倒しして終了させたいという考えを示しました。 地上テレビ放送はことし7月にアナログ放送が終了してデジタル放送に移行しましたが、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の3県では来年3月末まで延期されています。これら3県の対応について、川端総務大臣は記者団に対し「大変な状況が起こり、アナログ放送の終了を遅らせたが、可能なら前倒ししたほうが利便性を含めていい」と述べ、デジタル放送に移行する準備が整えば、来年3月末よりも前倒ししてアナログ放送を終了させたいという考えを示しました。
大分県内のケーブルテレビ局が放送する福岡県の民放チャンネルが、韓国のテレビ放送の電波と混信し、放送が一時的に乱れる現象が起きている。 九州総合通信局(熊本市)によると、周波数が同じ電波が到達した際に発生するため、韓国側と周波数を調整中という。 県内のケーブルテレビ15局などが出資する「県デジタルネットワークセンター」によると、福岡の民放チャンネルは、別府市の鶴見岳山頂などにある設備で受信し、各ケーブル局で放送している。 アナログ波でもノイズが入ることがあった。デジタル放送では、混信すると、音声が途切れたり、画面が真っ黒になったりするという。 同センターは「技術面で問題を解決できないか検討している。周波数の調整については、動向を見守るしかない」と話す。
地上アナログ放送が終了し、今度は地上デジタル放送の割り当てチャンネルを再編成する「リパック作業」が始まる。キャリア3社はワンセグ対応端末のユーザーに対し、ワンセグが映らなくなったらチャンネル割り当てを再設定するよう呼びかけている。 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社は、ワンセグ対応端末のユーザーに対し、8月下旬以降に一部のチャンネルが映らなくなる可能性があると注意を呼びかけている。 これは、地上アナログ放送の停波に伴って行われる地上デジタル放送のチャンネル再編成(リパック作業)によるもの。地アナと地デジを同時放送(サイマル放送)する場合は周波数が足りないためUHF帯の13ch~62chを使うが、地デジのみに移行した後は、周波数を効率的に使うため13ch~52chに再編成することが決まっている。 そのため、53ch~62chを使っているワンセグ放送はチャンネル割り当てが必須に
まだ試していないので、できるかどうかは未確認だけどアイデアだけ。 というか、誰でも思いつくレベルの事だとは思うけど、誰も思いつかなかったらアレなので、一応共有。 視覚障害者ため息…地デジ音声、ラジオで聞けず 何か方法ないのかちょっと調べてみた。 単純に考えると、地デジチューナーとアナログテレビをつなげるI/Fに音声出力があれば、それをラジオのAUX INに繋げてやれば、地デジ放送でもラジオで音声だけ聞くことはできるはず。 というか、画像いらないのだからB-Cas不要のワンセグチューナーの方がいいのか? 地デジとワンセグの放送領域が同じなのかどうか、判らないので両方調べてみる。 まず、よく売られてる安い地デジチューナー。 安いっつっても6000-7000円するんだけれども。 例えばこんな感じの。 Uniden ユニデン 地上デジタルチューナー ブラック DTH11 これによると、ア
さあ、もうすぐだ。2011年7月24日をもって、これまで半世紀以上慣れ親しんできたアナログテレビ放送が終了する。さらばアナログ、こんにちはデジタル、と、皆さんご家庭のテレビの準備はできているだろうか……と言いつつ、ネットでは2年前、こんな歌がはやった。 地デジ推進のために地デジカという、鹿のキャラクターが出てきた途端、ネットではアナロ熊というキャラクターが自然発生的に生まれ、歌が付きアニメが付き、あれよあれよのコラボレーションで、この映像が出来上がったのだった。 こういう歌がはやる素地は確かにあった。国も放送各局も「さあ、アナログ放送は終わりますよ、早くデジタルに買い換えなくちゃ」とずいぶんとお金をかけて宣伝している。その押しつけがましさが、ネットユーザーの反感を買ったのだ。なんだってまだまだ使えるテレビを買い換えなくてはいけないのか、そもそも放送局はテレビを買い換えるに値するだけの番組を
印刷 関連トピックス地上デジタル放送うちわのアンテナで地デジの映像が鮮明に映った 地デジ対策が間に合わない人が、急場をしのぐにはどうすればよいのだろうか。 UHFアンテナが設置されている場合は、4千円ぐらいからある簡易チューナーをアナログテレビにつなげば視聴できる。アンテナが未設置の場合は、室内用アンテナが数千円から販売されている。UHF波はVHF波に比べて室内アンテナでも受信できる可能性が高く、画質はアンテナの精度に左右されにくいという。 うちわで室内用アンテナを作る方法もある。 用意するのは、うちわ1枚、キッチン用アルミホイル、アンテナ用同軸ケーブル1本、コネクター1個。 (1)うちわの縁だけのり付けして片面をアルミホイルで覆う (2)アルミホイルの中心部を直径10〜15センチの円状にくりぬき、うちわの柄の付近はアルミホイルを切り離してC字形にする (3)C字に切り離した
被災世帯にチューナー配布=地デジ対応の支援拡充−総務省 被災世帯にチューナー配布=地デジ対応の支援拡充−総務省 総務省は10日、東日本大震災で被災した世帯に対し、アナログテレビに取り付けて地上デジタル放送を視聴可能にするチューナーを無償配布すると発表した。災害救助法が適用された地域で、自宅が半壊以上の被害を受けたり、避難勧告などを1カ月以上受けたりした場合が対象だ。 現在は、NHKの受信料が全額免除されている生活保護世帯などが対象だが、被災地での地デジ移行を後押しするため支援を拡充する。13日から受け付けを始める。7月24日を期限とするものの、地デジ移行が延期される岩手、宮城、福島の3県は同日以降も受け付ける。(2011/05/10-17:20)
4月7日から地デジ難視聴対策衛星放送が被災地で見れるようになりました。 被災地での「地デジ難視対策衛星放送」の一時利用を開始 地デジ難視聴対策衛星放送というのは、地上波デジタルのテレビの電波が届かない地域のために、東京キー局のテレビ番組が見れる衛星放送のことです。 地デジ難視対策衛星放送について 主要な被災地の岩手県、宮城県、福島県の住民で地デジが見れない人なら誰でも見れます。(被災された方はもちろん、被災されていなくても、もとから電波が入らない、アンテナが未対応、地デジのチューナーが無いなど、とにかく地デジが見れない環境であれば見れるので、実質的に誰でも見れると思います。) 被災地の方で衛星放送のアンテナとBSデジタルチューナーを持っている方は一世帯当たり3台まで加入できます。もちろん無料ですので、ぜひ加入して頂きたいと思います。申し込み方法は地デジ難視対策衛星放送受付センター(TEL
7月の地デジ化、被災地で可能? 総務省が調査開始2011年4月1日21時44分 印刷 Check 7月24日の地上デジタル放送(地デジ)への完全移行は東日本大震災の被災地でも予定通りできるのか、総務省が検討に入った。被災地の地デジ対応に関する現状調査を4月上旬をめどにまとめて判断する。 片山善博総務相は1日の記者会見で「従来通りの対応でいいのかどうか、多少お金をかけて克服できるのかどうか、見極めたい」と述べた。総務省は、被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県を中心に自治体やテレビ局、アンテナ工事業者などから現状の聞き取りを進めている。 現在の予定では、7月24日に全国一斉に地デジに完全移行し、現行のアナログ放送が見られなくなる。地デジを見るには、地デジ対応テレビやチューナーを買うなどの対応が必要だ。 今後の選択肢としては、被災者へのテレビ支給などの支援を新たに追加したうえで7月の移行を維持
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