東京駅で新幹線に駆け込む前、お土産屋に立ち寄るといつもこんなことを考えている。 「この巨大なお土産売り場は、本当にこれでいいのだろうか」 考えてもみて欲しいのだが、お土産は本来、 「大事な人に喜んでほしいので、ご当地の名産を」 「旅先で美味しいものを食べたから、おすそ分けに」 といったような動機で買い、友人や同僚にお渡しするのが込めた想いだ。 しかし東京駅のお土産屋さんで見かけるお菓子や食品は、食べたことが無いどころか初見のものばかりである。 出張や旅行の手土産として、何をどうやって選べばいいというのか。 そんな中で、きっと多くの人がこんなことを思いながらお土産を買っているのではないだろうか。 (1)予算が合う (2)美味しそうに見える (3)値段の割に豪華に見える (4)日持ちがする (5)個包装で清潔に分けられる 私自身そう思いながらお土産の物色を始めるのだが、しかしすぐに嫌になってや