東京の新橋にある「加賀屋」という居酒屋がすごい。 僕はこのお店を3年前くらいに知った。それ以来、気に入って何度か行っている。しかし、ここを一言でどう表現したら良いのか、未だに言葉が見つからない。 今回は加賀屋初体験の方4人と一緒に行ってきました。 (斎藤 充博) 入り口は地味 加賀屋はJR新橋駅から徒歩5分のところにある。この辺りは居酒屋の激戦区だ。週末になれば酔ったサラリーマンでごったがえす。 そんな激戦区でも、自分のペースで、全く独自の営業を貫き通しているのが「加賀屋」である。
東京の新橋にある「加賀屋」という居酒屋がすごい。 僕はこのお店を3年前くらいに知った。それ以来、気に入って何度か行っている。しかし、ここを一言でどう表現したら良いのか、未だに言葉が見つからない。 今回は加賀屋初体験の方4人と一緒に行ってきました。 (斎藤 充博) 入り口は地味 加賀屋はJR新橋駅から徒歩5分のところにある。この辺りは居酒屋の激戦区だ。週末になれば酔ったサラリーマンでごったがえす。 そんな激戦区でも、自分のペースで、全く独自の営業を貫き通しているのが「加賀屋」である。
アイスの「当たり」棒なんて、もう季節外れな話かもしれない。でも今だからこそ、言わせて欲しい。 当たりくじ付きアイスを食べ進むうち、「ア、タ…」という焼印が出現、そこで手放しに喜んじゃあ、いないでしょうか? 絶対に気をゆるめてはいけない。なぜからこんな危険が隠れているかもしれないからだ。 来年のアイスライフに向け、警鐘をならすものである。 (乙幡 啓子) あの小さな木片にこんなに手こずるなんて 「警鐘を鳴らす」などと力んでみたが、具体的に何をするかというと、「アイスの棒にさまざまな“警鐘焼印”を入れる」というだけである。どんな警鐘かは、最後のページで明かされる予定だ。 焼印を入れる「だけ」?果たして、そうだろうか。あの「アタリ」という焼き印、どう素人が入れられるというのか。 まずは、テスト用の棒を用意したい。あ、それには一本食べないとですね、調達できないわけですよ。もぐもぐ。
パクチー(香菜)はカメムシの匂いがするので苦手という人は多い。ひっくり返せば、パクチー好きな人の中にはカメムシの匂いが好きという人もいるかもしれない。 さすがにそんな事はないか、と思っていたら、なんと昆虫食界ではカメムシは美味ランクが上位という話をきいた。 パクチーの風味がくせになるそうだ。 それならば、カメムシはパクチーの代わりになるのだろうか。フォーに浮かべて試してみた。 (ほそいあや) カメムシを食べたいと思ったきっかけ 昆虫料理家の内山昭一氏のブログに、庭でとれたカメムシがおいしいという記事があった。(注:虫の写真があります) パクチー風味というのが気になり、後日お会いしたときにカメムシの食べ方について聞いてみると「茹でて食べればいいですよ。冷凍しておけばいくらでも持ちます」とアドバイスをいただいた。 カメムシは、東南アジアやアフリカで普通に食べられているらしい。 参考リンク:タイ
レバ刺しは、人によって好き嫌いの分かれる食べ物のひとつだと思う。 私は生肉全般が好物だけれど、中でもレバ刺しの魅力は他の内臓系と一線を画するものがある。 これを読んでいる方の中でも、あのプルプルの舌触りと濃い肝のコクに魅了されている人も多い事でしょう。 そういうわけで、無類のレバ刺し好き達と、おいしいレバ刺しの食べ歩きをしてきました。 今夜はレバ刺しの夢にうなされてください! (ほそいあや) まず、スタンダードなレバ刺しから 数あるレバ刺しの形状でもっともよく見るものはこのタイプだろうか。薄すぎず厚すぎず、色も健康的なえんじ色。物心ついた時からこれをレバ刺しと認識して育ってきた、レバ刺しの見本のようなレバ刺しだ。
今回もクライミング友達と食べ歩いてきたよ。右は前回も登場のKさん、左はナマコの記事などでも登場したHさん。毛沢東のシャツ着てるけど日本人だよ。 6月に書いて好評だった「東京で美味しい餃子を食べ歩き」から3ヶ月。また美味しい餃子を食べ歩いてきました。 今回もデイリーポータルZっぽくない直球なグルメレポートをお楽しみ下さい。 (松本 圭司) 新橋から出発、そして早くも想定外 まず最初は新橋の「玲玲」。土曜日の昼に待ち合わせをして向かってみると・・・シャッターが閉まってました。ありゃ、休み?ということで移動、移動、銀座へ移動。あとで調べたら11時半~の営業だったみたいです。左の写真を撮ったのは11時だったので、ちょっと早かったのかも。 しかして、銀座のお目当てのお店は大行列。行列くらい並べよ!と言う感じですが、3人とも行列に並ぶのが嫌いなのでスルー。八重洲の奉興楼を一軒目と定めたのであります。
マクドナルドで何が好きかと聞かれたら、迷うことなく「ポテト」と答える。 あのフライドポテト、定期的に食べたくなる魅惑の味というか、他のファーストフードチェーン店の物とは一線を画す風味というか、ちょっと独特な存在感を放っているように思えてならないのだが、気のせいだろうか。 だってアレ、ただ油で揚げて塩を振っただけの味とは明らかに違うと思いませんか。「塩と一緒に何か魔法の粉でも振ってんのか?はたまた特別な揚げ油を?」と、つい疑いたくなるような味というか、なんというか…。 ま、いつまでもこんなことを考えていたってしょうがない。ここはひとつ、自力でマックのポテトに近いものを作ってみようじゃないか。 (text by 高瀬克子)
1975年生まれ。千葉県鎌ヶ谷市在住。猫好き。人生においての目標は食べたことのないものをひとつでも多く食べること。旅先ではまだ見ぬ珍味に出会うため目を光らせている。 前の記事:暑い夏をさわやかに。梅シート食べくらべ(デジタルリマスター) > 個人サイト 晴天4号 Twitter (@hosoi) ベトナムの夜 夜着の便でホーチミンにやってきた。ちょうど帰宅ラッシュの時間にあたり、街はバイクで溢れかえっていた。 たまに自転車が混じっているのをみると心配になる 市場ちかくの屋台へ。ホビロンはあるのだろうか ここのお店に入ってみよう! とりあえず焼肉がおいしい あからさまに混んでいる店を狙ったら、さすがにどれも安くておいしい料理ばかりでテンションがあがる。 そしてお客が高確率で注文している焼肉がとても気になった。 牛肉を焼いて香草と一緒にライスペーパーで巻いて食べる 七輪に屋根瓦のレンガを乗せて
友人のKさんは餃子が好きだ。餃子以外の大概の食べ物も好きだそうだが、中でも餃子が好きなのだという。どこかの街に用事があれば事前に餃子屋を調べて寄って食べてくるのだそうだ。餃子ハンター。 今回はそんな餃子ハンターの友人と一緒に六軒のお店を廻って餃子を食べてきた。その記録をご覧下さい。 (松本 圭司) では、先生よろしくおねがいします 今回のゲストは餃子先生のKさんです。Kさんはクライミングの師匠であり、かれこれ4年の付き合い。 松本(以下松)「よろしくお願いします」 Kさん「どもども」 松「最初のお店は西巣鴨の『華興』ですか」 Kさん「ここはナンジャタウン(※)の餃子スタジアムにも店を出してるんだけど、ナンジャタウンが出来てからずっと変わらず出店してるんだよ。人気があるからいつも行列。でも西巣鴨の来れば並ばず食べられるんだ」 松「それは楽しみだね」 ※・・・池袋のサンシャインシティにあるテー
ヤクルトは1日1本だけ、と心に決めて生きてきた。おいしいが、度を越した摂取は体に害があるのでは、という思い込みによるものだ。現にヤクルトの容器にも、1日あたりの摂取目安量は1本と表記されている。 しかし、ある日ヤクルトのホームページを巡回していたとき「乳幼児を除いて一日に何本飲んでもかまいません」との記述を見つけた。何ですとー! ぼくにとっては衝撃的なこの事実。もう自分を抑圧することはない。大好きなヤクルトを心ゆくまで飲みまくってやろう。 (榎並 紀行) 夢のジョッキヤクルト ヤクルトにはシロタ株という中小企業みたいな名前の菌が1本あたり150億個も含まれているそうだ。これが生きたまま腸に到達することにより腸内環境を改善し、おなかの調子を整えてくれる。 飲みすぎると腸内がシロタ株だらけになり、大変なことになるのではないか、とこれまでのぼくは考えていた。もともと胃腸が強いタイプではないのだ。
コストパフォーマンスのいい酒の代名詞、『大五郎』。僕も学生時代、さんざん飲んだり飲まされたりしたけれど、今思えば、あれってどんな味だったんだろう? 先輩に飲まされまくった僕の脳内には、ひたすらにアルコールの味の記憶しか残っていない。 というわけで、今回は学生に混じって花見をしながら、『大五郎』の味を見極めてきた。 (加藤まさゆき) この組み合わせに青春を感じますか?感じるあなたは、僕と同じ学生時代を過ごしてきた人だ。僕は、先輩が『大五郎』のボトルを持って襲い掛かってくるのをかわしながら、サークルの飲み会を切り抜けて学生時代を生き抜いてきた。あの経験が今の僕を作り上げたと言ってよい。大事なことは全部、『大五郎』の注ぎ合いから教わったと、自信をもって言える。 とは言いつつも最近、このお酒に縁が無い。あんなにお世話になった『大五郎』、今ではどんな味だったかが思い出せない。先輩の攻撃を受けた時のア
関東以外の人が電車で東京となると、まず着く先はたぶん東京駅だ。 いかにも「日本の経済を引っ張ってます!」言わんばかりのスーツな人々が、急ぎ足で東京駅前の横断歩道を渡るシーンは、ニュースとかで一度は見たことがあるお約束のシーンだ。丸の内って場所で。 超高層ビルではないけれど、重厚な感じのする一見さんおのぼりさん不要無用な雰囲気のスマートな丸の内。朝はサラリーマンが軍隊のように歩いていき、ランチタイム以外は歩く人すらまばらな丸の内。僕なんかは、平日にジーンズで歩いているだけで、周りのサラリーマン、OL、オフィスビルに囲まれて肩身が狭く感じてしまうオーラのある丸の内。 でも実はランチ時には、東京駅よりもボリューム満点で安いサラリーマン御用達の店が数多く開く。そんな実は結構安い丸の内B級ランチを紹介したい。 丸の内のサラリーマンずるいよ。 (ライスマウンテン&工藤考浩) その1.実はショッピング&
カップヌードルのあの肉があの肉じゃなくなる。世界に衝撃を与えたニュースだ。 あの肉がもう食べられなくなる。 正方形に形取られた肉、お湯が浸透しきらずに中心部がしゃりっとする肉、濃いめの味がアクセントになる肉、何の肉か分からない肉、みんな大好きなあの肉が食べられなくなる。 このまま食べられなくなるなんて嫌だ。心底満喫して別れを告げたい。 (尾張 由晃) カップヌードルのあの肉は、だいたい五個 そのニュースを聞いて僕はすぐにカップヌードルを買いに走った。良かった、押すな押すなの争奪戦はまだ始まっていない。いち早く駆けつけたのが功を奏した。現代は情報勝負だ。あの肉入りカップヌードルを買うことに成功し、悠々と家に帰る。
福島県は餃子で町おこしをしているらしい。 福島市内を中心においしい餃子屋さんが店舗を連ねているという。 しかしちょっと待って欲しい。 「餃子での町おこし」といったら栃木県宇都宮市が パイオニアだろう。 そのとなりの県でも餃子が名物になるとは一体どういうことか。 餃子大好きな、いち栃木県出身者として、福島県の餃子をチェックに行ってきます! (text by 斎藤 充博) 東北本線の旅 今回、栃木県への帰省のついでに福島市まで足を伸ばしてみたのだが、思いの外遠い。 よく考えてみたら、福島県に行くのは初めてだ。 実家から、どんどん東北方面に離れて行っているのに、懐かしい気持ちが高まるのは、何故だろう。車窓から見える景色が、山と田んぼばかりというところに関係しているかもしれない。 2時間半くらい何もしないでボヤっと、懐かしがっていたら、福島駅に着いていた。 電車って改めて味わうと不思議。 駅前はテ
「正月に、実家の雑煮写真を投稿しまくってもらう」(人んちのお雑煮はうまそうだ)という試みの後に生まれた、「デイリーポータルZ」初の写真投稿連載でしたが、この春のプチリニューアルにともない、発展的終了という形になりました。 今まで参加してくださった方、本当に本当に本当に、有り難うございました。 …156回続いたテーマ写真投稿のコーナー「1000円あげるから」。第1回から一度も休まず担当してくれたライター大塚さんの上のような言葉で、先日、最終回を迎えました。 食べ物や雑貨のような、そこにあるモノはもちろん、「香り」のように形のないものや、「死んだフリ」や「寝ぐせ」といったヒトや経験にフォーカスするお題があったりと、色んな角度からのお題で写真一覧を作ってきたコーナーでした。 今回は大塚さんと編集部 古賀で過去のお題と投稿写真をバックナンバーを見ながら振り返ってみたいと思います! (古賀及子・大塚
高校の化学で習った言葉で今でも鮮明に覚えているものがある。 「キセロゲル」だ。 当時は受験のためだけに暗記していたのだが、今思えばこのキセロゲル、かなり日常にとけこんでいるのではないか。 どういうことなのか、この場を借りてゆっくりと説明したい。 (安藤昌教) キセロゲルとは キセロゲルの説明をするためには、まずコロイドというものをわかってもらう必要がある。コロイドというのは簡単に言うと液体の中に分子よりも大きな物質が漂っている状態のこと。たとえば濁った川の水なんかがコロイドだ。 このコロイドは状態によって呼び名が変わる。最もゆるい状態、つまり液体の中で粒子が自由に動き回っている状態のコロイドを「ゾル」という。さっき言った川の水とか牛乳とか、ゾルだ。 そしてゾルよりも粒子に自由がなく、全体として均一な固体となった状態、これを「ゲル」という。ゆで卵やゼリーなんかが、ゲル。 そしていよいよ今日の
本当の味噌カツ (三重県津市上弁財町17-108-1) 「名古屋VS三重の味噌カツ戦争」より 焼きうどん (大阪市平野区加美正覚寺1-21-18) 「うどん屋の焼きうどんが美味い」より 各国料理 (横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜3階) 「世界の料理が格安で食べられるレストラン」より 餃子の満洲の餃子 (所沢市松葉町12-6) 「君は「餃子の満洲」を知っているか」より 馬肉ラーメン (山形県長井市) 「山形の馬肉ラーメン食べ歩き」より 秘密のへんなスパゲティ (神奈川県横浜市南区宮元町3-55) 「へんな洋食屋の『秘密のへんなスパゲティ』」より 焼豚玉子飯 (愛媛県今治市) 「今治・焼豚玉子飯は甘かった」より 馬鹿鍋 (神奈川県横浜市中区野毛町1-24) 「本当に馬鹿な鍋を食べてみた」より 葛西ラーメン (東京都江戸川区葛西) 「メガネ曇る問題と向き合う、葛西ラーメン食べ歩き」より
先日、当サイトで ・「餃子の王将めぐる旅in京都」 ・「王将は店ごとにメニューが違う?in東京」 という記事が連続掲載され、勝手に王将ファンクラブ状態になっていたのだが…。 私には、まだ行きたい&知りたいことがあった。 それは、「関西の王将ファンの間で、横浜の桜木町店がスゴイと話題になっているらしい/関東での聖地と言われているらしい」という噂についてだ。 どう噂になっているのか、何が聖地なのか。 やっぱり知りたいじゃないか。 しかし、横浜まで行って、中華街に行かず、王将…。 ああ、なぜか「冒険」という言葉が浮かぶ。 「伊達&酔狂」、という言葉も浮かぶーー。 (text by 大塚 幸代) 王将・桜木町店は、駅から徒歩3分の場所にあった。 隣にはジョナサン、そしてバーミヤン。地元の人が来る食事ゾーンなんだろう。素晴らしい。 なんてことない、いつもの王将の外観だ。でも中をのぞいてみると……、
秋田県北部に位置する大館市といえば、きりたんぽ鍋や比内地鶏で有名な所だ。しかし冬に行われる「アメッコ市」という行事のことをご存知の方は少ないんじゃないだろうか。 かく言う秋田出身の私も、親から「あんたのこと連れて行ったことがあるよ」と聞かされたものの、幼なすぎたせいか記憶があまりない。とにかく飴を売る露店がズラリと並んでいたような気がしたが、果たして正確にはどんなものなんだろうか。 大人になった目で、しっかりと全貌を見てきました。 (高瀬 克子) 歴史は古かった このアメッコ市だが「ここで買った飴を食べると風邪を引かない」と言われており、1588年(天正16)から続く古い民俗行事なのだという。しょっちゅう風邪をひく私には有難い言い伝えじゃないか。 それにしても、これほど古い行事だとは知らなかった。ざっと計算しても420年である。昔は甘い物が貴重だったろうに、よくぞ今まで続いたもんだと思う。
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