5月1日の新元号発表の記者会見で、菅義偉官房長官が掲げた「令和」の墨書のPDFデータが公開された。内閣府は、データの使用を厳しく制限する注意書きを添えているが、個人の私的な利用も制限されるのだろうか? 内閣府に聞いてみた。 5月1日の新元号発表の記者会見で、菅義偉官房長官が掲げた「令和」の墨書のPDFデータが、内閣府のWebサイトで公開されている(PDFへの直リンク)。 このデータの利用について内閣府は、使用を厳しく制限する注意書きを添えている。それによると、内閣府職員以外の使用は、(1)内閣府から依頼を受けて資料や物品を製作する場合、(2)内閣府の広報活動に貢献する目的で、大臣官房総務課長が使用を認めた場合――以外はNGとしており、使用を希望する場合は、大臣官房総務課に相談するよう求めている。 この注意書きからは、墨書を印刷して家に飾るなど、個人による私的な利用も、無許諾では行えないよう