さてそんなドラッカー本ですが、あまりにも多数の書籍がある上に内容も多岐にわたるため、何かを考えようと思ってヒントを頂こうと思って本棚の前に立っても、さてどれを手に取ろうかと悩んでしまうことも度々です。 そんな状況に救いの手をさしのべてくれるのがこの一冊です。内容はタイトルのとおりです。正に経営者が真剣に深く考え抜くべき珠玉の質問が5つに凝縮されています。何かに迷ったなら、この本に目を通し一通り読み終わったら目を閉じて深呼吸して、じっくり自分自身と自問自答を繰り返すのが、良い活用法だと感じます。 恐らくその時々で読後感は変わるはずです。もっというとこの本を読んで感想を述べるというのは、既に用途を間違っているのかもしれません。この本は思考ツールです。思考支援ツールです。「もし自分が死にそうな状況になって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう」
木曜の夜、平鍋健児さん、木下史彦さんと岡島幸男さん(id:HappymanOkajima)のトークセッション「アート・オブ・アジャイルデベロップメントへの道」へ行ってきました。 アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE) 作者: James Shore,Shane Warden,木下史彦(監訳),平鍋健児(監訳),笹井崇司出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/02/18メディア: 大型本購入: 18人 クリック: 336回この商品を含むブログ (100件) を見る アジャイルを仕事で実践する方々のお話を聞けて、とても面白かった。復習がてら、ノートと記憶から抜粋してまとめてみました。参加しなかった知人にいつか読んでもらうことを想定して書いたら、長くなってしまいましたが。 導入 開始前
WEB+DB PRESS Vol.49 にて「はてなブックマーク構築ノウハウ大公開」という特集記事を執筆しました。 WEB+DB PRESS Vol.49 作者: arton,桑田誠,角田直行,和田卓人,伊藤直也,西田圭介,岡野原大輔,縣俊貴,大塚知洋,nanto_vi,徳永拓之,山本陽平,田中洋一郎,下岡秀幸,ミック,武者晶紀,高林哲,小飼弾,はまちや2,WEB+DB PRESS編集部出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2009/02/23メディア: 大型本購入: 10人 クリック: 373回この商品を含むブログ (45件) を見る 現在サービス中の新しいバージョンのはてなブックマークの開発には9ヶ月の期間を要しました。システムは一から作り直しを行っています。なぜシステムの作り直しを行う必要があったのか、どのような方法/設計でシステム再構築を行ったのか、新システムで利用しているソフト
Subject To Change――予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る なんか読むのに時間がかかった。あのAdaptive Path社がプロダクトデザイン・コンサルティングについて解説するという本。 イースト […] Subject To Change――予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る なんか読むのに時間がかかった。あのAdaptive Path社がプロダクトデザイン・コンサルティングについて解説するという本。 イーストマン・コダック、Tivo、薬瓶、おしり拭き、iPod、Flickr、Netflix、ダイソンなどのプロダクトデザインの成功例や、アイデアはすごいように見えるけど実際には失敗だったプロダクトを上げて、プロダクトデザインで気をつけるべきことを説明している。 7章では「アジャイル」が登場。ソフトウェア開発プロセスでもおなじみの話なのでここだけはよくわかっ
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長い題名の通りでございます。書いて下さったみなさまどうもありがとうございます。雑誌「WEDGE」での大竹文雄さんの論文に関するエントリもあります。田中秀臣さんの文章を読んだ後であの煽りというか釣りみたいな題名の特集はまるで買う気が起きなかったのですが、大竹文雄さんはなかなか興味深い提言をしておられた模様です。■経済学者の田中秀臣さんのエントリとすなふきんさんのエントリなど●雇用流動化論というまやかし(田中秀臣さん)この田中さんの文章を読んで「なるほど!」と思いました。さすがプロ!シンプルかつわかりやすいです。●パイを増やそうとしない破綻主義者たちについて(すなふきんさん)上の田中秀臣さんのエントリを受けてのものですが、「不況下の雇用流動化論というのは要するに増えない労働需要の中で人間をたらい回しにしていくだけの話で、本質的な解決になっていないのはバカでもわかることなのに、なんでそんなものに
わかったー! どんなに頑張っても体が柔らかい人ほどには柔らかくならなかったストレッチのコツが、ようやくわかったー!! そんで昨夜は、生まれて初めて開脚前屈で胸がぺったり床につけられたよ! 立位体前屈でも、指先だけじゃなく指の付け根までぺったり床につけられたよ! 嬉しいよおおおおう! コツは股関節の使い方と、下腹に腹圧をかけて「押す」動作にありました。それを教えてくれたのが、『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』という本です。昨日この本を買ってきてそのとおりやってみたら、いきなり「胸ぺったり」ができて驚愕したんですよ。以下、この本に載っている開脚前屈と立位体前屈のやり方を簡単に要約して書いてみます。 開脚前屈のやりかた これにはふたつのステップがあります。 股関節をストレッチしてみよう(1) (pp40-41) 座った状態で、膝をやや曲げて両脚を大きく開く。 股関節を外旋させ、ひ
「なぜできない?」は「どうしたらできる?」に変えてみる:「心のスイッチ」で心の状態を変える(1/2 ページ) 体だけでなく言葉も心を変えます。「なぜ不況に?」「なぜ仕事ができない?」などと問いかけても落ち込むだけ。こんな時は「不況だからこそ何ができる?」「どうしたら楽しくできる?」と、問いかけを変えてしまいましょう。 「お腹すいた」「疲れた」――体の状態が心の状態も悪化させる 心の状態にマイナスの影響を与えるものに、体の疲れなどがあります。 睡眠不足になると気分がイライラしたり、めいったりします。だから、大変な時こそ、特に長期に渡る場合は、しっかり睡眠を取っておく必要があります。 また、疲れているから喧嘩っぱやくなる、ということもあるでしょう。すごく疲れて帰ってきた時に、普段だったら何でもないことなのに、妻からちょっとしたことを言われてプチッと切れてしまったりします。 そういう時は、「今日
「構造改革」の急先鋒として知られた三菱UFJリサーチ&コンサルティングの理事長、中谷巌氏。細川内閣や小渕内閣で規制緩和や市場開放を積極的に主張。市場原理の重要性を声高に説いた。小渕内閣の「経済戦略会議」における提言の一部は小泉政権の構造改革に継承されており、構造改革路線の生みの親とも言える存在だ。その中谷氏が昨年12月に上梓した著書が話題を集めている。 タイトルは『資本主義はなぜ自壊したのか』。「構造改革」を謳い文句に登場した新自由主義の思想と、そのマーケット第一主義の結果として現出したグローバル資本主義(米国型金融資本主義)を批判した書である。所得格差の拡大、地球規模で進む環境破壊、グローバルで進む食品汚染、崩壊する社会の絆――。これらはグローバル資本主義という「悪魔のひき臼」がもたらした副産物であると説く。 「政・財・官」の癒着に象徴される悪しき日本。それを変革するためには構造改革が不
あとで書きなおす。 プログラムをある程度の量書くと、いわゆる共通ライブラリ的なものが生まれてくる。個人ですら生まれてくるわけで、業務でシステム開発やってる会社となれば相応に使いまわされるプログラムというのが生まれている。しかし、ほとんどのSIerはこの使いまわされるプログラムをまったくもって管理できていないのが実態だ。 簿記と会計と財務の違いについてまとめてみた - GoTheDistanceのエントリが人気を博したが、このエントリではシステム開発における資産管理について述べたい。 費用と資産 ここでいう資産とは財務会計上の資産である。 財務会計上の資産(しさん、asset)は、勘定科目の区分の一つ。会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。 資産 - Wikipedia ソフトウェアの資産の扱いについてはソフトウエ
学術系のブログで、内容が非常に充実している、 もしくは質が高くためになる、とご自身が思われているサイトを、厳選して5つ教えてください。 分野は、問いません。できれば、推薦の理由も、一言添えてください。
Chikirinが僕と赤木智弘の間に横たわる越えられない壁について分かりやすく整理している。で、論壇なら人口に膾炙しやすい話題を軸に自説を唱えて固定読者に溜飲を下してもらうのが仕事かも知れないが、そういう年寄りの趣味に付き合っている余裕はない。僕らロスジェネなら政府から具体的な政策を勝ち取るという一点で共闘できるよね。意見Aは具体的で実現可能な政策玉を仕込み、意見Bは群れて窮状をアピールしデモで突き上げてアテンションを獲得すればいい。 そして、意見Bは意見Aを「徒に世代対立を煽る輩」と批判し、別の言葉でいえば「労働者の分断を図る卑劣な意見」であると非難します。意見Aに言わせると意見Bを主張する人達とは「未だにマルクスの亡霊に取り憑かれている100年遅れた職業運動家」に過ぎません。(略) 両方とも若年者失業問題という合意の得やすい問題を“利用”して、自説を唱えているだけなんだな、と。彼等にと
今年もよい出会いがあり、それはあなたのおかげ、とても感謝しています。 ここでいう「あなた」とは、親切にもコメント欄よりオススメいただいたアナタだけでなく、某所で罵倒しまくってたキミも含まれる。なぜなら、「○○がスゴいんだってーフフン、じゃぁ△△読んでないだろ」なーんて教えてくれたから。 ありがたいのはまさにソレ、「そんならコレを読め」と言ってくれる方は、○○も△△も読んでる。わたしが知らない△△を、わたしが読んだ○○から教えてくれるのだから、これほど有益なものはない。 わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる所以はここにある。反面、これができずに唯我独尊を貫くと、非常に限定された世界の読書王となる。なまじ蓄積があるだけに、外からのアドバイスが受け入れられず、読書はすべて自意識の確認作業となる。気の毒だけど、よい反面教師だ。この道は、いつかきた道。わたし自身が陥らないよう、用心用心
『ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本』三好康之・編著(翔泳社 2004年) http://www.seshop.com/detail.asp?pid=5232 目次 http://www.seshop.com/detail.asp?pid=5232&mode=spec 第2版(2007年) http://www.seshop.com/detail.asp?pid=7944 以前から本屋で見かけたことがあった本だが、渋谷のブックオフにあったのをパラパラ読んで、えらい面白かったので購入。 目次を見るとわかるが、まさにビジネスの全側面を網羅したような内容で、それを実にコンパクトにまとめてある。章立てはこんな感じ。 第1章 財務会計 第2章 管理会計 第3章 人事給与 第4章 販売管理 第5章 生産管理 第6章 物流・在庫管理 第7章 店舗管理 第8章 情報連携 第9章 行政 もしMBA
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