昨今のクラウドファンディグは当初の理念とはかけ離れて、中国の中小メーカーが中国で余った在庫を斬新な商品のように喧伝して割高で売ったり、クラウドファンディグが必要ないメーカーや代理店が安上がりなプロモーションの手段として利用したり、中国から仕入れた商品を倍くらいの価格で転売するようなプロジェクトばかりが増えてきて残念な気持ちでいっぱいですが、アメリカのCROWDSUPLLYはハードウェアハッカーたちがユニークな商品を日々発表している良質なクラウドファンディグサイトです。 そんなCROWDSUPLLYで、iPod風デザインのオープンソース音楽プレーヤー「Tangara」が登場しました。クラウドファンディグはこちらのページで、2024年1月開始予定。 ↓のように2000年代前半な雰囲気を醸し出したポケットサイズのプレーヤーです。 こちら、ソフトもハードもオープンソースで開発されており、デザインや
PINE64が数日前に発表した最新Linuxスマートフォン「PinePhone Pro」はソニー13MPカメラにRAM3GB+128GBとミドルレンジのAndroidスマートフォンと変わらないスペックに仕上がっている。 先日記事で取り上げた「Ubuntu Touch」などをサポートし、外部モニターやマウスを繋げばデスクトップモードも楽しめるポケットサイズのLinux端末だ。 2021年10月15日から開発者向けの予約注文を開始しており年内の出荷を予定、一般ユーザー向け「Explorer Edition」を2022年初めにリリースするという。 真のポケットPCと呼べそうな「PinePhone Pro」は買いなのか、スペックを見ていきたい。 「PinePhone Pro」のスペック PINE64は製品ページで「PinePhone Pro」に込めた想いを打ち明けている。 同社はPinePhone
2年前、PINE64が意欲的なLinuxスマートフォン「PinePhone」を発売しましたが、同社はさらに進化した「PinePhone Pro」を発表しました。 カメラ、マイク、Wi-Fi&BT、ヘッドフォンジャック、LTEモデム(GPSを含む)を切るDIPスイッチは、前モデル同様に裏面カバーを取り外してすぐに切替可能。これらをハードウェアでオフにできるのはプライバシー面では極めて強力と言えます。普通のスマホではなかなかお目にかかれないギミックですね。 なおポゴピンと裏面カバーは前モデルと共通となっているため、周辺機器を共有できます。 OSはManjaro Linux with KDE Plasma Mobileで、Ubuntu TouchやSailfish OSなどLinuxベースのモバイルOSを導入可能。開発のためのリファレンスモデルとしての用途が考えられます。 スペックは、6型IPS
スペックは下記の通り。 CPU:Rockchip RK3399S(Cortex A72 x2、A53 x4) GPU:ARM Mali T860 RAM:4GB LPDDR4 ストレージ:128GB eMMC 拡張ストレージ:microSDカード(最大2TB) ディスプレイ:6インチ(1440×720)ゴリラガラス4 カメラ:リア13MP、フロント5MP モデム:Quectel EG25-G Wi-Fi/BT:AMPAK AP6255(Wi-Fi 11ac/BT 4.1) ポート:microSD、Pogoピン、USB Type-C(USB3.0、DP Alternative mode対応) センサ:加速、ジャイロ、近接、コンパス、環境光 オーディオ:イヤホンジャック、スピーカー バッテリー容量:3,000mAh(Samsung J7フォームファクタ) 充電:5V/3A(USB PD) サイ
AppleやOpen Street、CARTO、OpenTopoMap、Wikimedia、CyclOSMマップ上にGPSデータ表示してくれるオープンソースのMac用GPXビュワー「Avenue」がリリースされています。詳細は以下から。 Avenue GPX ViewerはCoreGPXライブラリなどを開発しているシンガポールのVincent Neoさんが新たに公開したMac用GPXビュワーで、GPSでトレースした位置情報の入ったGPXファイルを読み込み、Appleマップ上などに表示してくれる機能があります。 Need to view some .GPX files? Look here! Avenue GPX Viewer is a simple and easy-to-use viewer that allows you to view GPS traces recorded in t
このほど、ようやく出荷の準備が整ってきたようなので、ご紹介です。 まずスペックは下記の通りです。 CPU:TI OMAP5432 ARM Cortex-A15 GPU:PowerVR SGX544MP2 RAM:最大4GB ストレージ:32GB eMMC ディスプレイ:5.0インチ(1280×720)タッチ対応 通信:Wi-Fi 802.11n, Bluetooth 4.1, 3G/4Gモデム(オプション) ポート類:HDMI、USB Type-A x2、micro USB 3.0 x1、3.5mmイヤホンジャック、SDカードスロットx2、microSDカードスロットx1 バッテリー容量:6,000mAh(着脱式) サイズ:139mm x 87mm x 32mm 2014年からそれほど強化されておらず、当時なスペックです。 PS1のエミュレータなどは、60fpsで動くようです。 ハードウェ
苦節6年でまだ未完成 DragonBox Pyraは、Linuxのフリーウェアのゲームや、オープンソースのゲームをプレイすることを主目的に開発が続けられてきたオープンソースハードウェアです。 開発やユーザーコミュニティは、主にこちらのフォーラムをベースにしています。 元々は2010年に出た↓のOpen Pandraと呼ばれるHomebrewなLinux UMPCの後継として開発がスタートしました。 こちらのページからオーダーができますが、RAM容量やモバイルデータ通信対応有無によって、330~400ユーロ(約4万円~5万円)の幅があります。 「発送がいつになるかはわかりません」と明記されており、実際6年間も待たされてきたわけですが、このたび一部のユーザーにプロトタイプが発送されたということです。 スペックは下記の通りで、ユーザーコミュニティによる愛で支えられている感じがして微笑ましいですね
下記でご紹介した、オープンソースハードウェアのノートパソコン「MNT Reform」のクラウドファンディングが、CROWD SUPPLYでスタートしました。リンクはこちら。 MNT Reformは、オープンハードウェアのコンセプトで作られたノートPCのため、回路図やファームウェア、ほとんどのハードウェアコンポーネントが公開されています。 部品やバッテリー、CPUを別のものに交換することも可能です。 クラウドファンディングでは、1,300ドル(約13万8,000円)で完成品を買うか、999ドルで部品セット(組み立てはユーザー自身)かを選べます。 また、ケースを3Dプリントで作成したい場合は、550ドルでメモリ、ストレージ、プロセッサ、ポート、電源、ヒートシンクなどを搭載したマザーボードを購入できるオプションもあります。 スペックの概要は下記の通りで、処理速度を求める構成ではありません。 CP
キーボードでのマウス操作をサポートしたMac用キーボードユーティリティ「Karabiner-Elements v11.4.0」がリリースされています。詳細は以下から。 キーボードのキーリマップやカスタマイズが出来るMac用ユーティリティ「Karabiner-Elements」が現地時間20171207日 v11.4.0へアップデートし、キーボードでのマウスポインターやクリック操作をサポートしたと発表しています。 About v11.4.0 Update Fixed an issue that the checkbox in `Preferences > Devices` is disabled for keyboards which do not have their own vendor id. `mouse_key` has been added. Examples: Mouse ke
9ドルコンピューター、CHIPの出荷が開始された 9ドルのCHIPコンピューターの出荷が始まった。Next Thing Co.の CEO、Dave Rauchwerkによると、初期の寄付者には5〜9日以内にCHIPが1つ、追加オーダーの分は12月に届くという。だが、KickstarterのKernel Hacker Backerレベルで支援した人には、CHIPが2つ贈られる。2つめは10月中旬になるという。 CHIPは画期的な、オープンソースのソフトウェア付き、オープンソースハードウェアプロジェクトだ。ボードの仕様は、1GHz R8 ARMプロセッサー、RAM 512MB、NANDストレージ 4GB、Wi-FiとBluetoothが内蔵されている。これだけの内容で9ドルというのだから、これまででもっともお買い得なコンピューティング・プラットフォームというわけだ。 このチップをフラッシュする
Mixare iPhoneはセカイカメラ風AR(拡張現実)を実現するソフトウェア。 Mixare iPhoneはiPhone用のオープンソース・ソフトウェア。あくまでも個人的な意見として、TechCrunch50ではじめて目にしたセカイカメラの衝撃に比べて、現状の進み方はちょっと残念な気がしてしまう。もっと凄い未来が見えていた気がしていた。 Google Buzzが大量に浮遊 iPhoneを掲げるという行為自体が一般化するのは難しいかも知れないが、AR(拡張現実)の使い方としてとても面白い試みに思えたのだ。もしあなたが同様のソフトウェアで自分のアイディアを実現したいと思うならばMixare iPhoneを使おう。 Mixare iPhoneは以前紹介したMixareのiPhone版だ。これでAndroidとiPhone、両方が揃ったことになる。単体でも十分動作するが、本来はMixare i
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