2021年第4四半期(10月~12月)のタブレット市場の統計が発表され、AppleのiPadがシェア首位を維持したことがわかりました。 その他のメーカーのなかでは、Surfaceシリーズが好調のMicrosoftが初めて5位にランクインしています。 部品不足のために大きく出荷台数が減少したタブレット市場 調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第4四半期に出荷されたタブレットデバイスは前年同期比25%減の4,670万台でした。 この大幅な減少の原因は部品不足にあります。 タブレットデバイスメーカーは、在宅勤務などの需要に合わせ、限られた部品をノートPCの生産に優先的に回したため、需要はあっても在庫が足りずに出荷台数が伸びなかったとのことです。 2022年第1四半期(1月~3月)には部品の供給状況が改善されるとみられますが、消費者がほしくても手に入らないタブレットデ
世界タブレット出荷台数が、2020年第2四半期(4月〜6月)において、対前年同期比では9.9%増、対前四半期では45.5%増となる見通しです。台湾Digitimes Researchが予測しています。 第1四半期と比べ第2四半期の出荷台数は45.5%増に 2020年第1四半期(1月〜3月)の世界タブレット出荷台数は、新型コロナウイルスの影響で中国での生産数が激減したため、対前年同期比33.6%減の約2,470万台となりました。 しかし第2四半期には中国のサプライチェーンの部品供給や生産能力が回復。また世界各国での学校の休校措置とオンライン授業化に伴い、タブレット需要が急増、第1四半期中に納品が間に合わなかったものが第2四半期に出荷されることから、同四半期の出荷台数は第1四半期と比べ、大幅に増えるとDigitimesは見ています。 Appleが首位に 第1四半期においてタブレット出荷台数首位
Appleの共同創業者であるSteve Jobs氏がとあるMicrosoft幹部への「嫌悪感」を持たなかったら、今ごろ「iPhone」は存在しなかったかもしれない。 Appleのソフトウェア事業の元責任者で、初代iPhone向けに「iOS」を開発したScott Forstall氏は、米国時間6月20日、スタイラスとタブレット端末の計画について話をするMicrosoft幹部にJobs氏は耐えられなかったと発言した。 スタイラスを嫌い、タッチスクリーンを指で使うことを好むことで知られたJobs氏は、そのMicrosoft幹部に不快感を覚えた。こうしてJobs氏とAppleは独自のタブレット端末の開発を開始し、これが結果的に「iPad」になったという。 「iPhone自体が、かなりの回り道と言うべきものだった」と、Forstall氏は20日、カリフォルニア州マウンテンビューにあるコンピュータ歴史
調査会社J.D. Powerが実施した、2017年の米国におけるタブレット満足度調査で、Microsoftが首位を獲得したことがわかりました。Appleは2位でした。 Appleは6点差で2位に J.D. Powerが現地時間4月6日に公開した調査結果によれば、1位は1,000点中855点を獲得したMicrosoftでした。ノート型PCとタブレットの機能を兼ね備えたMicrosoft Surfaceの機能とスタイリングおよびデザインが、高く評価されました。 2位はAppleで849点、3位はSamsungで847点でした。平均は841点で、平均以上のスコアを獲得したのは3位までとなっています。 調査は今回で6回目 同社によるタブレット満足度調査は今回で6年目となり、評価は5分野で行なわれています。以下、カッコ内は評価が全体に占める比率です。パフォーマンス(28%)、使いやすさ(22%)、機
ICT総研が、最新の国内のタブレット端末市場に関する調査結果を公開し、2015年度のタブレット端末の出荷台数は895万台となり、2014年度の919万台より減少した事が分かりました。 出荷台数の減少については、スマートフォンの普及によりタブレット端末の新規需要そのものが減退していることに加え、携帯電話キャリアのLTEモデルの販売がやや伸び悩んだことなどが挙げられており、今後はWindowsタブレットのニーズが増加する影響などを受けて再び拡大すると見込まれています。 OS別に見ると、「iPad」は前年度比7.2%減の359万台(シェア40.1%)で、初の出荷台数減少となり、Androidも前年度比2.5%減の393万台で減少となったものの、シェアは43.9%と前年並みを維持し、Windowsタブレットについては143万台でシェアは16%と順調にシェアを拡大しているとのこと。
年末恒例企画の「タブレット振り返り」だったが…… 本連載の年末恒例企画として、昨年と一昨年は「その年のタブレットを振り返る」というテーマでコラムを執筆してきた。しかし今年は編集部から「2014年の“PCとスマートデバイスをまとめて振り返る”というテーマでどうでしょう?」と打診が来た。このテーマを変更した原稿依頼そのものが、今年のタブレット端末の状況を示しているのかもしれない。 日本市場においてタブレットが急に売れなくなったとか、まったく伸びていないという話ではない。欧米、とりわけ米国市場では必要な人に行き渡った印象はあるが、日本はそこまで爆発的にタブレットの利用が進まなかった。その理由は諸説あるも、いまだによく分からない。 一方でスマートフォンの大型化によるタブレットとのクロスオーバー、小型Windowsタブレットの充実、低価格Androidタブレットがこなれてきたことなど、「タブレットと
[Steve Ballmer on His Biggest Regret (Oct. 21, 2014) – Charlie Rose | YouTube] マイクロソフトを辞めた Steve Ballmer が Charlie Rose のインタビューで思いっきりしゃべっている。 Ballmer はマイクロソフトの弱点を的確に把握していた。 ・「マイクロソフトでやり残したこと。電話ビジネスをやらなかったことが唯一の悔い。」 ・「ひとつのことを見落とした。ペンに注力してしまったことだ。大切なのは指だった。その点アップルは正しかった。」 ・「消費者とのダイレクトな繋がりが重要。それをやったのがアップルとサムスン。」 ・「唯一重要なのは製品。カネを産むかどうかが問題。そのためにはソフトウェアとハードウェアの筋肉をつける必要。その筋肉をつけたのが Surface だ。」 そのほか、 ・バーバード
関連キーワード Windows 8 | iPad | Android | タブレット | Windows XP Windows最新版についてのさまざまな報道を目にした人が、ある程度混乱するのは無理もない。これまでにMicrosoftが売り出したどの製品よりも速いペースの売れ行きを見る限り、Windows 8はWindows 7以来の出来といえるのか。それとも、発売までに時間がかかり過ぎたことや的を外したことから判断して、Windows Vista以来の失敗作とみるべきなのか。恐らくその両方だろう。Windows 8の現在の状況や、他のシステムが与える影響について理解するためには、細部に目を向ける必要がある。 まず、Windows 8は出遅れた。Appleは優れたデザインの製品を通じて、既に大量のユーザーを自社陣営に引き入れた。同社の製品は使い勝手が非常にシンプルで、大多数のユーザーはiPa
マイクロソフトのタブレットSurface RT を使い始めて、半年近くが経とうとしている。 ノートパソコンは重くて嵩張るので持ち歩かない私は、それまで使っていたiPadから乗り換えた。 思えばiPadも、2010年に国内で発売された直後に買った。IT機器に強いわけではないが、新しいもの好きで、少数派好き。最近では新幹線などでも周囲がiPadだらけになった感じがして、良いか悪いか分からなかったが、少数派になれる新製品に飛び乗った。 半年近く使用した感想としては、やっぱりiPadの方が完成度が高いと思う。アプリが充実しているし、音楽、映画、ゲームなどプライベートで使うなら、iPadだろう。 一方、何と言ってもWindows RT というOSがクセモノで、Windows 8 のタブレット版のような位置づけだが、とにかく機能制限が多いため、使えるソフトが少なく、一見パソコンとの互換性が高そうに見え
製品の質は人がタスクを行うという状況で判断されなければならない。また、レビューで重視すべきは実際の利用であって、生の数字ではない。 Hardware Specs vs. User Experience by Jakob Nielsen on November 5, 2012 日本語版2012年11月20日公開 このところ、いくつかの製品レビューにがっかりさせられ続けている。それらは主にハードウェアの仕様に焦点を当てたもので、ハードウェアの要素がユーザーエクスペリエンス全体にどういった影響を及ぼすかは評価していないのだ。 ほとんどの場合、ハードウェアそのものは、ソフトウェアや、ソフトウェアとハードウェアの統合の質ほど重要ではない。 例えとして、2人のアメフト選手についての与えられた情報が、ベンチプレスでどのくらいの重量を上げることができるかだけだったとしよう。もしどちらがアメフト選手としてよ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前回、「再び主戦場に降り立つマイクロソフト」というタイトルで、マイクロソフトのタブレット端末「Surface」が登場した背景を説明した。 今回もSurfaceを取り上げたブログなどから、面白い見方をしているものを紹介していきたい。 折しも米国時間6月27日にはグーグルが(ほぼ予想通り)自社ブランドのタブレット「Nexus 7」を発表した。また、かなり断片的な情報しか出ていなかった「Nexus Q」が披露されたことで、世間の注目はすでにそちらに移っている感もある。 ただし、前回の最後に書いた「三国志」的な戦いというのは、つまりこういうことなのだ。単に個々の分野・領域での「バトル(戦闘)」ではなく、アップル、グーグル、マイクロソフトという巨
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 今回の「三国大洋のスクラップブック」は、米国時間6月18日に発表されたマイクロソフトのタブレット端末「Surface」を取り上げたい。 Surfaceに関するニュースのフォローアップ記事や考察を記したエッセイのなかから、気になった事柄をいくつか抜き書きの形で紹介していく。 発表イベントの様子やマイクロソフト幹部らの発言、発表された製品の中味、またその影響等については、すでにさまざまな媒体で報じられているが、まだ読んでいないという方がいれば、下記のCNET Japanの記事を参照いただきたい。 マイクロソフト、「Surface」タブレットを発表 自社製タブレット「Surface」を発表したMS--その狙いと影響 MSのタブレット「Surf
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米マイクロソフトが米国時間6月18日、Windows 8搭載を搭載したMicrosoftブランドのタブレット端末「Surface」を投入することを正式に発表した。 ロサンゼルスで開かれた会見で、同社のスティーブ・バルマーCEOが公表したもので、この発表を聞いた業界関係者の間には激震が走った。 数週間前から一部ではこうした憶測が飛び交っていたものの、マイクロソフトが自社ブランドでPCを投入する可能性は低いとの見方が出ていたのも事実だ。 その背景には、これまでのマイクロソフトのビジネスがパートナーとのエコシステムを前提としていたからだ。「Microsoftのビジネスはエコシステム抜きには成り立たない」(日本マイクロソフト・樋口泰行社長)とい
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