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AndroidをめぐるOracle対Googleの裁判で、Oracleは当初は7件の特許侵害を主な争点としていました。しかし7件中5件の特許が無効とされ(前編)、特許で闘うには不利な状況となりました。Oracleは法廷で、著作権侵害を主要な争点として取り上げることになります。 (本記事は「AndroidをめぐるOracle対Google裁判を振り返る(前編)~ Oracleが主張した特許侵害は認められず」の続きです) 特許侵害から著作権侵害へ争点が移る Oracleは、AndroidがJavaテクノロジと互換性があるAPIセットを持っていることから「37のAPIと、一部の実装コード」について著作権が侵害されたと主張しました。 この戦術はそれなりに有効でした。Oracle側は初めて「勝ち点」をあげることに成功します。 2012年5月7日、陪審員は、次の2件に関して著作権の侵害があったと認定し
「AndroidがJavaの知的所有権を侵害している」としてOracleがGoogleを訴えた裁判が、大詰めを迎えています。主要な争点についてすにでに陪審員の評決が下り、判事による最終的な判断が数日以内に下る見込みです。 ここで、裁判の経過を振り返り、何が争点となり、今までにどのような判断が出たのかを記してみたいと思います。 当初の争点は「特許」、Oracleは請求金額を下げざるを得なくなる 2010年8月12日、OracleはGoogleを訴え、大きな反響を呼びました。この時点でのOracleの主張は「GoogleのAndroidは、Javaテクノロジの7件の特許と著作権を侵害している」というものでした。 OracleがGoogleを訴えた理由、「AndroidはJavaと競合する」はどういう意味だろうか - Publickey 同社は数十億ドル規模のお金をこの裁判から得ようとしていたと
2012年4月16日からサンフランシスコ連邦地裁(the U.S. District Court of Northern California)で開始された知財侵害裁判が、いよいよ大詰めを迎えている。この裁判は、広く普及しているグーグルの携帯OSアンドロイド(Android)が「ジャバ(Java)の特許やAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)著作権を侵害している」とオラクルが訴えたものだ。 5月初め、陪審員は「グーグルがJava APIの著作権を侵害した」と決定し、グーグルは劣勢に立たされた。しかし、先週(5月23日)、オラクルの主張する特許侵害部分では、逆に「特許侵害はなかった」と結論した。このように、同裁判は激しい攻防が続いている。6週間にわたって繰り広げられた裁判は、いよいよ来週にも結審となる。 今回は、同裁判を巡る攻防と、その過程で出てきたAndroid OS
現在オラクル(Oracle)が保有するJava技術関連の知的財産について、同社とグーグル(Google)とが争っている裁判で、2つの争点のうちにひとつである特許権の侵害に関する審理が米国時間23日に終了し、グーグルによる特許権の侵害は認められないとする判決が下された。 両社間のこの裁判では、先ごろ行われた著作権をめぐる前半の審理で、オラクルが提示した4件のケースのうち1件についてはグーグルによる著作権の侵害が陪審員によって認められたものの、残りの3件についてはオラクルの主張が退けられていた。グーグルによる著作権侵害が認められたのは、Android OSで使用されているAPIコード9行のみであることから、賠償金額は15万ドルから20万ドル以下とみられ、オラクルにとっては「おそらく裁判にかかった費用よりも少なくなるだろう」とAllThingsDは推定している。またBloombergでは、法律で
Androidに使用されているJava APIがOracleの保有する著作権を侵害しているとしてOracleがGoogleを提訴していたが、サンフランシスコ裁判所の陪審員はGoogleが著作権を侵害していたと判断し、Oracleに有利な部分判決を下したとのこと(本家/.、SourceForge.JP Magazine、ITpro)。 未決定審理となった個所に関しては、今週の終わりにも再審が開始されることになる。判決後、Googleは電子メールを通して声明を出しており、「争点の中心はAPIを特許にすることできるのかどうかであり、その判断は裁判所が下すことになる」としている。 だが、もし今回の裁判員判断が覆されることがなければJavaの自由が制限されてしまうことにもなり、プログラマーにとっては厄介な問題に発展する可能性がある。
サンフランシスコ発--OracleとGoogleの間で争われていた裁判において、著作権侵害の問題に対して陪審員らが米国時間5月7日午前に下した審判は、やや意見が分かれる点がありつつも、ほぼOracleに有利なものだった。 Oracleが2010年にSunから取得したJavaプログラミング言語の権利をGoogleのモバイルプラットフォーム「Android」が侵害していたかどうかを判断するために、William Alsup判事が提示した4件の質問事項のほとんどすべてに対し、陪審員らは全員一致の回答に達した。陪審員らは5人の男性と7人の女性で構成された。 最も重要な質問はおそらく1つ目の「Oracleは、著作物の全体的な構造や並び、構成がGoogleに侵害されたことを証明できたか」というものである。これに対し、陪審員らは「イエス」と回答した。 しかし、Googleはフェアユース(公正な利用)を証
1: アンドロメダ銀河(兵庫県):2012/05/04(金) 00:07:45.26 ID:0p3ooh/b0 “Javaの父”として知られるジェームズ・ゴスリング氏が自身のブログで4月28日(現地時間)、16日から始まった米Google対米Oracleの裁判に触れ、「GoogleはSunをすっかりドロドロにした(Google totally slimed Sun)」と語った。 ゴスリング氏は米Sun MicrosystemsでJava言語およびプラットフォームのチームを率いていたが、Oracleが米Sun Microsystemsを買収した後、Oracleを退社した。その後Google入りしたが、半年足らずでGoogleを退社している。 Oracleは、GoogleのAndroidがJavaの特許および著作権を侵害しているとしてGoogleを提訴し、損害賠償として約10億ドルを請求してい
UPDATE サンフランシスコ発--Sun Microsystemsの元最高経営責任者(CEO)Jonathan Schwartz氏は米国時間4月26日、当地で開かれた裁判において被告側の証人として証人台に立ち、JavaのAPIがSunから取得したプロプライエタリなコードであったというOracleの主張に反論した。 Google側の弁護士であるRobert van Nest氏はSchwartz氏に対し、Sun在職中にJava APIはSunによるプロプライエタリなコードまたは知的財産保護の対象と考えられていたかと尋ねた。 「いいえ」とSchwartz氏は答え、オープンソフトウェアの性質について説明した。「これらはオープンAPIであり、われわれはより多くの人々に関与して欲しいと考えていた(中略)大きなテントを用意して、その中にできるだけ多くの人々を招き入れたいと考えていた」(Schwartz
Oracleが、Googleとの裁判の最初の審議で米国時間4月30日午前、最終弁論を行った。Googleは、Sun Microsystems、そして現在はOracleの知的財産を「Android」に使用したことについて言い訳している、というのがその主旨だった。 Oracleの弁護士Michael Jacobs氏はまず、「これは、非常に重要なビジネス上の問題について大規模企業同士が係争している裁判である」と陪審員に述べ、続いて弁論を始めた。その中で挙げられた数値は時に、コードの行数と金額のどちらを指しているのかがあいまいだった。 それはともかくJacobs氏は、ここで回答が求められているのは、企業が他の企業の知的財産を許可なく使用してもよいのかという簡単な質問1つだけであると主張した。 「この日が来ることをGoogle幹部らが知っていたことを示す電子メールを次々と目にすることになるだろう」(
UPDATE Google側の弁護士Robert Van Nest氏は米国時間4月30日、米連邦地方裁判所で同日午前中に行われたOracleによる最終弁論の後に証言台に立ち、裁判の争点となっている37のJava APIを「Android」が実装したことについて弁護した。 Van Nest氏が論点の中心としているのは、これがフェアユース(公正な使用)に当たるという点だ。同氏はAndroidについて、「Java 2 Platform Standard Edition(J2SE)5.0」のコピーというよりは、市場で違った成功を収めた「実質的に」異なる著作物だと強く主張した。 Van Nest氏は、今回の知的財産権訴訟におけるGoogleの立場を以下の4点にまとめた。 Sun MicrosystemsはJava言語を公開していた Googleはフリーでオープンな技術を使用してAndroidを開発し
“Javaの父”ゴスリング氏、「GoogleはSunをドロドロにした」――Android訴訟でOracleを支持 “Javaの父”として知られるジェームズ・ゴスリング氏が自身のブログで4月28日(現地時間)、16日から始まった米Google対米Oracleの裁判に触れ、「GoogleはSunをすっかりドロドロにした(Google totally slimed Sun)」と語った。 ゴスリング氏は米Sun MicrosystemsでJava言語およびプラットフォームのチームを率いていたが、Oracleが米Sun Microsystemsを買収した後、Oracleを退社した。その後Google入りしたが、半年足らずでGoogleを退社している。 Oracleは、GoogleのAndroidがJavaの特許および著作権を侵害しているとしてGoogleを提訴し、損害賠償として約10億ドルを請求して
Googleは米国時間11月10日、Javaをめぐる特許侵害訴訟でOracleが出した修正訴状に対する回答文書を提出した。熱を帯びた内容で、Googleは徹底抗戦の構えだ。Oracleは10月に、Javaと「Android」のコードを一行ごとに比較した修正訴状を提出していたが、都合よく見せるためにOracleが部分的に編集を加えている、とGoogleは述べている。 Groklawは、Googleによる回答全文と重要な箇所を掲載した。以下に一部を抜粋する。 Googleはさらに、Oracleの修正訴状に「Exhibit J」として添付された文書に、Androidまたは「Oracle AmericaのJava」いずれかのクラスファイルの真正な写しが含まれることを否定する。Googleはさらに、Exhibit Jで示されたデータにおいて、実際のデータに含まれており問題となっているファイルの重大な
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