現在Google CloudのCEOを務めるDiane Greene(ダイアン・グリーン)氏は、自身の退任を発表するとともに後任として10月にオラクルの製品開発担当プレジデントを辞任したトーマス・クリアン氏が着くことを発表しました。 引継ぎのためダイアン氏は2019年1月まで現職にとどまりますが、その後はGoogle Cloudをクリアン氏が率いることになります。 トーマス・クリアン氏は22年ものあいだオラクルの幹部を務めた人物で、先月オラクルを退職したばかり。 退職の理由として、オラクル製品をAWSやAzureにもっと対応させるべきというクリアン氏の案をオラクルの創業者兼CTOのラリー・エリソン氏が却下したからではないかと、米Bloombergは報じていました。 Google Cloudのビジネスにとって、エンタープライズ市場に明るい幹部の採用はつねに重要な課題でした。今回退任を発表した