Google は昨年の Pixel 8 および Pixel 8 Pro において7年間のソフトウェアップデートを提供することを発表しましたが、今回は Apple が同じようにサポート期間を発表していますが、これにより Google や Samsung よりも短いことが確認されました。 いままで Apple は iPhone がソフトウェアアップデートを受ける期間や回数を明らかにしたことはありませんでした。これらの回数はモデルによって異なっていたものの、Google と Samsung が長期的なサポートを発表するまでは Android よりも長くサポートされる傾向にありました。しかし、今回の発表により、現時点においては Google と Samsung よりも短いサポート期間しか提供されないことが明らかになっています。 Android Authority の発見によれば、2024年4月29
Appleは13日、Bluetoothの追跡デバイス向けの業界規格である「Detecting Unwanted Location Trackers(不要な位置情報トラッカーの検出)」をGoogleと共同で作成したことを発表しました。機能はすでにiOS17.5とAndroid 6.0以降を搭載したデバイスで使用可能であるとのことです。 AirTagを悪用したストーカー問題解決の足がかりに? Appleの紛失防止タグAirTagを悪用したストーキング事件の報告が後を絶ちませんが、状況を重く見たAppleとGoogleはついにBluetoothの追跡デバイスの業界規格を発表しました。 これにより、クロスプラットフォームで、一定時間が経過しても不明なBluetoothの追跡デバイスがユーザーと一緒に移動していると見られる場合に警告を受け取れるようになります。 トラッカーメーカー各社も対応表明 紛失
Appleが2024年秋にメッセージの標準規格であるRCS(Rich Communications Services)を採用すると発表した、との記事をGoogleがWebページに掲載しました。Appleが「2024年後半」と予告しているRCS対応は、iOS18公開に合わせたものとなりそうです。 「Appleが2024年秋のRCS対応を発表」 GoogleがAndroidの機能紹介ページで、「AppleがiOSが2024年秋にRCSに対応すると発表しました」との記事を掲載し「実現すれば誰もがより良いメッセージング体験が可能となります」と案内していた、と米メディア9to5Googleが報じています。 その後、GoogleのWebサイトから記事は削除されていますが、WaybackMachineで掲載を確認できます。 6月のWWDC24で発表、秋のiOS18でRCS対応開始か Appleは2023
Appleは、Googleの生成AIサービス「Gemini」をiPhoneへ搭載に向けて交渉していることをBloombergのMark Gurman氏が報告しています。 それによると、Appleは次期「iOS 18」の一部として独自のAIモデルに基づく新たな機能を準備しています。新機能は、クラウド経由で提供される機能でなく、デバイス上で稼働する機能が中心になるため、Appleは生成AIの難しく手間のかかる部分を担うパートナーを探しています。 Google Gemini関係者によれば、Appleは最近、対話型AI「ChatGPT)」を開発したOpenAIとも話し合いを持ち、同社のモデルの使用も検討しています。 なお、AI契約の条件やブランディングを決定したり、どのように実装するかの最終決定はまだ行われていません。 The InformationやアナリストJeff Pu氏は、AppleはiO
クリスマスが明けた12月26日、日本経済新聞に「Apple・Googleの独占制限へ新法 アプリや決済で」という見出しが踊った。2024年に政府で審議が始まる、AppleやGoogleによるアプリの流通や決済方法を規制する新法が議論されるという話題だ。 「独占」と書かれると確かに悪いことのように聞こえるし、それを制限する規制は良い印象がある。果たして本当にそうなのだろうか。 いよいよ動き始める代替アプリストア強制法の議論 2023年に起きたニュースの中で忘れてはならないのが、多くの反対意見があるにもかかわらず、iPhoneにApp Store以外のアプリストアの採用を強要する「モバイル・エコシステムに関する競争評価 最終報告」があっさりと通ってしまった問題だ(同法案には他にも論点があるが、この記事では十分過ぎるほど議論の余地があるアプリストアの議論に焦点を絞りたい)。 “アプリストア解放”
人気YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏が、2023年のベストスマートフォン賞を発表しました。同氏は様々なカテゴリごとに今年ベストなデバイスを選出しており、iPhone15 Proはベストカメラに選ばれています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 人気YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏が、2023年のベストスマホ賞を発表した。 2. iPhone15 Proはベストカメラに選ばれ、動画撮影機能の使用感とクオリティを評価。 3. 最も気に入ったスマホモデルは、Google Pixel 8だという。 iPhoneは2つのカテゴリでベストに選出 ブラウンリー氏は、Appleイベントでティム・クック最高経営責任者(CEO)が直接言及するほど信頼が置かれるYouTuberですが、同氏の今年のスマホ評価には、以下のカテゴリが設けられています。 ベストなビッグスマホ ベストなスモー
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、Googleのサンダー・ピチャイCEOとの2018年の会合で言い放った内容が今になって明らかになった模様です。AppleはGoogleと「深い、深いパートナー」になりたいと述べたとされています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleのクックCEOがGoogleのピチャイCEOとの会合で言い放った内容が明らかになった。 2. AppleはGoogleと「深い、深いパートナー」になりたいと述べたとされている。 3. Safariのデフォルト検索エンジンとして据えることが中心にあると推察できる。 GoogleをSafariのデフォルト検索エンジンにする取引のこと? 「私たちは深い、深いパートナーになれると考えています。互いのサービスの終わりと始まりの地点がわからなくなるほどに」とAppleのクックCEOがGoogleのピチャイ
2023年上期(2022年4月〜9月)の国内携帯電話出荷台数は、前年同期比17.1%減となる1,223万台で、上期の出荷台数としては2000年度以降で過去最少となった、とMM総研が発表しました。メーカー別のスマホ出荷台数では、iPhoneがシェア49.2%で首位を独走しています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 2023年度上期の国内スマホ出荷台数は過去最低を更新。 2. 下期には、iPhone15シリーズの人気、値引き規制の緩和などで出荷増と予測。 3. メーカー別シェアはAppleが49.2%でトップ。2位はGoogle。 国内スマホ出荷台数、過去最低を更新 MM総研が発表した「2023年度上期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」によると、2023年度上期における国内携帯電話端末の出荷台数は1,223万台で、前年同期比17.1%と大幅な減少を記録しました。 総出荷台数の内訳は、
反トラスト法違反の疑いでGoogleが米国から提訴されていますが、裁判に関する調査の中で、Appleが2013年に使用した内部資料の存在が明らかになりました。Appleがプライバシー重視のマーケティング戦略を始めるに際して、「Androidは巨大なトラッキングデバイスだ」とみなす考え方が提示されていたようです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleが2013年に使用した内部資料の存在が明らかになった。 2. 「Androidは巨大なトラッキングデバイスだ」とみなす考え方が提示されていた。 3. プライバシーという側面でGoogleとの差別化を図ろうとしていたと伺える。 社内プレゼンのスライドは敵対心満載 The Vergeのトム・ウォレン氏が共有した米司法省公開の資料には、Appleの社内プレゼンで使用されたとみられるスライドの一部が含まれています。 スライドの1つに、「A
今年のフラッグシップモデルであるAppleのiPhone15 Pro MaxとGoogleのPixel 8 Proのスピードテストが行われました。RAM容量ではPixel 8 ProがiPhone15 Pro Maxを4GBも上回っていますが、開くアプリの数が多くなるとやがてスピードが鈍化し、最終的にiPhone15 Pro Maxの圧勝となっています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. iPhone15 Pro MaxとPixel 8 Proのスピードテストが行われた。 2. 開始直後はリードを見せたPixel 8 Proはやがて鈍化が目立つ結果に。 3. 最終的にiPhone15 Pro Maxが大差をつけて勝利した。 日常的によく使用されるアプリ16個でテスト YouTubeチャンネルPhoneBuffは毎年デバイスのスピードテストを行っていますが、今年もフラッグシップモデル
内閣府の有識者会議「デジタル市場競争会議」は、AppleのApp Store、GoogleのPlay Storeにかわるサードパーティー製アプリストアでのアプリ配信義務化などを盛り込んだ報告書案に寄せられた意見を公開しました。AppleやGoogleは報告書案に強く反発しています。いっぽう、MetaやSpotify、Epic GamesなどかねてからAppleを批判していた企業は報告書案の内容に賛同しています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. サードパーティーアプリストアを義務付けた政府の報告書案への意見が公開された。 2. Appleは政府の方針は日本の社会と国民を危険にさらす、と強く批判。 3. Googleも政府案を批判。MetaやSpotifyなどは政府案に賛同。 Appleは舌鋒鋭く政府案を批判 内閣府に設置された有識者会議「デジタル市場競争会」は10月12日、6月に公
Appleが、Safariのプライベートモードにおけるデフォルトの検索エンジンとしてGoogleからDuckDuckGoへの変更を検討するも、最終的に断念したとBloombergが報じました。 AppleとDuckDuckGoの協議は、2018年から2019年にかけて行われたようです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleとDuckDuckGoが、Safariのプライベートモードにおける検索エンジンに関して協議していた。 2. DuckDuckGoは協力に前向きだったが、Appleはそうではなかった模様。 3. Appleは、DuckDuckGoが検索情報をBingに依存していることを危惧したとBloombergが指摘。 Appleとの関係構築を期待していたDuckDuckGo DuckDuckGoの最高経営責任者(CEO)であるガブリエル・ワインバーグ氏が、同社とAppl
海外大手メディアBloombergは、日本におけるiPhoneのマーケットシェアが低下していると報じました。一方で、GoogleのPixelシリーズのシェアが伸びており、円安によるiPhoneシリーズの価格上昇が影響している可能性があります。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 日本におけるiPhoneのマーケットシェアが低下したとの調査結果が発表された。 2. iPhoneのシェアは2年ぶりに50%を下回り、46%に。 3. 一方で、GoogleのPixelシリーズはシェアを伸ばしている。 iPhoneのシェアが低下 調査会社のCounterpointは、2023年4月~6月における日本市場でのiPhoneのシェアが2年ぶりに50%を下回ったと発表しました。iPhoneのシェアは前年同期から12ポイント低下し、46%となっています。 一方で、GoogleのPixelシリーズは前年同
極右インフルエンサーのアプリ、女性差別かつネズミ講としてApp Storeから削除 2023 9/26 お騒がせインフルエンサーのアンドリュー・テイト氏によるアプリ「Real World Portal」が、性差別助長とネズミ講であることを理由に、App Storeから削除されたことが分かりました。これに先立って、GoogleもAndroid向けストアのGoogle Playから同アプリを取り下げています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Googleに続いてAppleも「Real World Portal」をストアから削除。 2. 女性蔑視やネズミ講を放置して利益を得ているとの批判を避けたいとの狙いが背景に。 3. Appleは過去にも陰謀論者や右派向けSNSのアプリを削除してきた。 Googleに続いてAppleも削除 「Real World Portal」は、オンライン教育や
政府のデジタル市場競争推進本部は16日、AppleとGoogleのスマートフォン用アプリストアを競争に開放することを目的とした一連の規制を策定しました。これに対して、Appleは異議を申し上げるとの声明を発表しています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleとGoogleのスマホ用アプリストアを競争に開放する一連の規制が日本で策定された。 2. Appleは異議を申し上げるとの声明を発表している。 3. プライバシーとセキュリティ面で問題が生じ、健全なエコシステムを支援できないとした。 Apple、Googleの寡占状態がイノベーションの妨げに? デジタル市場競争会議が配布した「モバイル・エコシステムに関する競争評価 最終報告」には、スマートフォンが多くの人々にとって不可欠なものとなる中で、そこで形成されるモバイル・エコシステムについて、セキュリティやプライバシーを確保しつ
さまざまな技術に関するチュートリアルを提供するElectronics Hubは、iFixitの修理ガイドをもとに228機種のスマホモデルの修理しやすさ評価を行いました。最も修理しにくいモデル、修理しやすいモデルはどれだったのでしょうか? ■3行で分かる、この記事のポイント 1. iFixitの修理ガイドをもとに、228機種のスマホの修理しやすさ評価を行った。 2. 最も修理にしにくいのはGoogle Pixel 7であることが判明。 3. 2番目に修理が難しいのはSamsung Galaxy Note10、3番目はiPhone SE(第3世代)となっている。 最も修理しにくいのはGoogle Pixel 7 Electronics Hubが行ったのは、各スマホの修理ガイドをつぶさに見て、「簡単」「難しい」「非常に難しい」と評価された修理プロセスの割合と、修理にかかる時間から、iFixitの
「Android」ユーザーは、良くも悪くも最先端のモバイル技術を享受できることが多い。改善された充電機能であれ新しいカメラ技術であれ、あるいは複数のBluetooth対応ヘッドフォンによる音声の共有であれ、新しい機能はAndroidで初めて目にするのが普通だ。現時点でその最たる例は折りたたみ式ディスプレイだろう。Googleは、魅力的な新しい選択肢に思える「Pixel Fold」について、通常よりもはるかに高い下取り価格を用意することで、好奇心旺盛な「iPhone」所有者を取り込みたいと考えている。 概して、Appleの製品は、同時期に発売された他社製品と比べて価値が下がりにくい傾向がある。それも当然で、iPhoneや「iPad」は、大半の製品よりも長期にわたってアップデートが受けられ、古臭くなりにくい。そのため、Appleのハードウェアの価格が、製品のライフサイクル中に大幅に下がることは
AppleとGoogle、位置情報追跡デバイスの悪用を防ぐための仕様案を共同で発表 2023 5/03 AppleとGoogleは、AirTagなど位置情報追跡デバイスの悪用を防ぐための仕様書を共同で発表しました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleとGoogleが位置情報追跡デバイスの悪用を防ぐための仕様を共同で発表。 2. AirTagの保護機能に基づいており、不要な追跡を防止するための重要な一歩となる。 3. iOSとAndroidデバイスは、不正な追跡の検出と警告に対応可能となる見込み。 SamsungやTileなども支持を表明 AirTagをはじめとした位置追跡デバイスは、鍵や財布、カバンなど失くした物を見つけるのに役立つ反面、ストーカーや車の盗難などに悪用されるケースが増えています。 このような問題に対処するため、AppleとGoogleは、位置情報追跡デバイ
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