「どうぶつしょうぎ」で幼児同士が対局。こんな風景が増えてきた=習志野市津田沼の所司一門将棋センター(橘川玲奈撮影) きょう21日、将棋の公式戦最多連勝記録タイの「28」を達成した最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)。28連勝の快進撃効果か、千葉県内でも子供の将棋人口がじわりと増え始めた。各地の将棋教室には入会問い合わせが頻繁にあるといい、藤井四段の28連勝達成で、将棋人気は一層熱を帯びるかもしれない。(橘川玲奈、長谷裕太) 京成線京成津田沼駅前にある所司一門将棋センター(習志野市)のこども将棋教室では初心者向けに「わかばクラス」を開講する。取材に訪れると、5〜10歳の子供7人が真剣な表情で盤面を見つめていた。指導するのは大庭美夏女流初段(47)。対局者同士の挨拶の仕方から始まり、正規のものよりマス目が少ない縦5×横5の盤を使って駒の動かし方や詰め将棋の基本を学んでいた。 幼児向けの簡易版将