2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客への「おもてなし」の準備が進んでいるが、大会ホスト国として、万全の態勢を整えたいのがテロ対策だ。 東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展 2016」の併催展「サイバーセキュリティワールド2016」では、シー・ティ・マシンが、テロ対策グッズとして、イスラエル・Karil Internationals製の防爆ゴミ箱を展示していたので紹介していこう。 ●爆破被害を最小限にとどめるゴミ箱 一般的に「防爆仕様」というと、可燃性ガスなどが発生する現場で、爆発・火災を起こさないための対策を指すが、ここで言う「防爆」は、爆発物による被害を防ぐという意味の「防爆」となる。 国際テロの現場では、監視の目が行き届きにくいゴミ箱に爆発物などが仕掛けられることも少なくなく、日本でも地下鉄サリン事件の発生後には、全