ベリタステクノロジーズは4月27日、EU一般データ保護規制(GDPR)に関する企業側における対応やその中での課題、懸念点などを調査した「GDPRレポート2017」を発表した。GDPRの施行は1年後に迫っているが、完全な対応の難しさと、規制違反に対し予想される事業への深刻な影響から「世界の86%(日本は72%)の企業がGDPRへの対応に不安を抱いている」という。 同日の発表会では、米ベリタスでAPACJ地域の企業に対する情報ガバナンスのコンサルティング責任者を務めるクリス・パーク氏が、世界の企業がGDPR対応に苦慮している現状や課題、ベリタスが提供できるソリューションやサービスを説明した。 86%の企業が「GDPRを順守できず、ビジネスに深刻な影響が及ぶ」ことを懸念 GDPRレポート2017は、今年2~3月に8カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、シンガポール、韓国、オーストラリア、日