中央大、学生4500人が私物PCで利用する“バーチャルPC室”構築の舞台裏:導入事例(1/2 ページ) 学生が私物のPCやタブレット端末から学内のICT環境を利用する――そんな仮想デスクトップクラウド環境を中央大が構築。システム構築の舞台裏を同大副学長に聞いた。 学生が私物のPCやタブレット端末から学内のICT環境にアクセスし、場所にとらわれず専門的なソフトウェアなどを使って学習する――そんな先進的なICT教育に取り組む大学が現れつつある。中でも、国内で先陣を切ってICT環境の“モバイル化”に取り組んでいる大学の1つが中央大学だ。 同大ではこの春、理工系学生約4500人が通う後楽園キャンパス(東京都文京区)のコンピュータ室に当たる「実習室」のICT環境を刷新。WindowsとLinuxの両方を同時に立ち上げて使える仮想デスクトップクラウド環境を構築し、4月1日に本格稼働をスタートした。 2