野生動物をかわいらしく擬人化したキャラクターで人気のアニメ「けものフレンズ(けもフレ)」。3月のテレビ東京の放送終了後も人気は衰えず、今月からは警視庁とのコラボレーション(共同制作)により振り込め詐欺などの被害防止活動にも乗り出している。キャラクターはテレビ画面を飛び越え、活躍の場を広げている。 同庁向島署(東京都墨田区)が掲示・配布しているポスターやチラシには、けもフレの人気キャラクター「サーバル」らが、犬を擬人化した警視庁公認キャラクターのケモノ娘「テワタサナイーヌ」とともに登場。「とりもの(捕物)フレンズ」として詐欺被害の防止を訴えている。 同庁がツイッターでけもフレとのコラボ企画を告知したところ、瞬く間に3万リツイートを突破。同署には1日100人以上がチラシやカードをもらいに訪れ、千枚用意したカードは1週間でなくなった。同署の馬場朝之副署長は「注目が集まることで、振り込め詐欺被害の