『日本沈没』(にっぽんちんぼつ[1]、にほんちんぼつ[2][3])は、1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説。 1973年と2006年には映画化、1974年と2021年にはテレビドラマ化、1973年と1980年にはラジオドラマ化、1970年代と2000年代には漫画化、2020年にはWebアニメ化されるなど、様々なメディアミックスがなされている。 小説[編集] 1964年(昭和39年)から執筆が開始され、9年がかりで完成した[4]。当初は複数巻となる予定だった長編を出版社の要請で短縮し、上下巻とした[5]。本作品に先行して執筆していた『復活の日』で描かれるアラスカの大地震を予測するという設定は、本作品のために地震学の資料を集めていたことにも由来している[5]。映画作品中においては、現実の地球物理学者であった竹内均博士を出演させている。 まず、1973年(昭和48年)