日本航空(JAL)は、4月29日と30日に幕張メッセにて開催している「ニコニコ超会議2016」に、「超ネ申ヒコーキ operated by JAL」と題したブースを出展。マイクロソフトが開発した「Microsoft HoloLens」を活用した訓練ツールの展示をはじめ、旅客機に搭載されていたジェットエンジンの実物などの展示を行った。 HoloLensは単体で利用できるメガネ型のホログラフィックコンピュータ。既存の目の周りを覆う形のヘッドマウントディスプレイ(HMD)型のVRとの違いは、現実の世界と重ね合わせられる「ミックスドリアリティ」(複合現実)にあるという。4月18日に、JALが業務活用のプロトタイプを開発したと発表。副操縦士昇格訓練のための補助的なトレーニングツールと、整備士訓練用ツールとして採用する予定としている。 JAL、アジア初「HoloLens」を活用した業務用プロトタイプ発