概要地表から宇宙空間まで伸びる極めて長大なエレベーター。宇宙エレベーターとも呼ばれる。 衛星軌道上から地球へ伸びる構造物に沿って運搬機が上下する事で宇宙・地上間で物資を運搬する事が出来る技術。 また人工衛星と同じく遠心力で浮いているため、立っているというよりは地球からぶら下がっている状態で、この長大な柱とされるものは実際はハンマー投げの紐のようなものである。 実現に向けて研究が進められているSF技術の一つであり、研究を行う為の学会も開かれている。 完成すればロケットより安価かつ安全に宇宙への進出する手段として様々な方面から構想されているが、現在の技術レベルでは建造が非常に困難で、技術的な課題や建造・維持費、安全面の確保など問題が山積みなため、構想のほとんどは構想・概念的な物に留まっているが、長さ数万km単位のカーボンナノチューブ繊維が実用化出来れば実現可能であるとされ、実現を目指した研究プ