メモリやフリップフロップなどの回路に宇宙から飛来する放射線などの高エネルギー粒子がぶつかると、しばしばビットが反転する「シングル・イベント・アップセット(SEU)」という現象が生じることがあります。このSEUのせいで回路自体には何の問題もないのにソフトウェアにエラーが生じることがままあるわけですが、これを逆手にとった「エラーから宇宙放射線を検出する試み」が道半ばという現状について、Firefoxの開発元・Mozillaが解説しています。 This Week in Glean: What Flips Your Bit? – Data@Mozilla https://blog.mozilla.org/data/2022/04/13/this-week-in-glean-what-flips-your-bit/ Mozillaの製品分析・遠隔測定ソリューションチームのGleanに所属するトラヴィ