科学に関するagrisearchのブックマーク (11,666)

  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/里山の赤トンボが生息地ネットワークを形成するための地理的条件を解明 —保全に必要な生息地同士のつながりを再生するために—

    2024年3月5日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 里山の赤トンボが生息地ネットワークを形成するための地理的条件を解明 —保全に必要な生息地同士のつながりを再生するために— ポイント 里山に生息する赤トンボの一種ミヤマアカネは近年全国的に激減しており、各生息地における集団の孤立が懸念されています。 保全に必要な生息地同士のつながり(生息地ネットワーク)が各地でどれだけ劣化・消失しているかを、ゲノムワイドなDNA解析により確かめました。 成虫が移住できる距離は約5km以内であり、生息地の周囲1km以内に草地が多いほど、移入してきた個体が定着しやすいことが示されました。 成果は、ミヤマアカネの保全に必要な生息地ネットワークを再生する際の指標となります。 概要 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所らの研究グループは、近年全国的に激減している里山の希少種ミヤマアカ

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    agrisearch 2024/03/27
    ミヤマアカネ
  • (お知らせ) つくば駅前のミニ食と農の科学館にて新展示「農業・農村がはぐくむ生きものたち」を開催 | プレスリリース・広報

    日より、つくば駅前の商業施設「トナリエつくばスクエア」内特設展示「POP into サイエンス」にあるミニと農の科学館の展示ブースにて、生物多様性をテーマにした新展示「農業・農村がはぐくむ生きものたち」を開催します。 田んぼや茶畑の周りなどに集まる生きものや、その調査方法について、 標や実際の道具を展示して紹介します。 農研機構は、2022年11月より、つくば駅前(茨城県つくば市)の商業施設「トナリエつくばスクエア」内特設展示「POP into サイエンス」にて、ミニと農の科学館の企画展示を行っています。 2024年3月26日から約3カ月の期間、生物多様性をテーマにした新展示「農業・農村がはぐくむ生きものたち」を開催いたします。農業により育まれる多様な環境と、そこに集まる生きものたちについて、実物標や写真・動画とともに紹介します。 <展示写真の例>

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    agrisearch 2024/03/27
    農研機構、「トナリエつくばスクエア」内特設展示
  • 花はなぜ散る? 仕組みを解明、長持ちする花への応用も期待

    ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ 平安の歌人、紀友則(きのとものり)が詠んだ一首。古今和歌集に収められ、小倉百人一首でもお馴染みだ。「日の光がのどかに降り注ぐ春の日に、桜はなぜ、落ち着いた心もなく、散っていくのだろう」といった意味だが、その答えは令和の世に出た。「オートファジーが働いているから」。細胞内の老廃物を細胞自ら分解する仕組みで、日人がノーベル賞を受賞したことで知られる。これが、花が散る仕組みまでも握っていることを、奈良先端科学技術大学院大学、理化学研究所などの研究グループが解き明かした。 細胞の重要なメンテナンス機能 オートファジーは、細胞内の古くなったタンパク質や細胞小器官を、細胞自ら分解(自作用)して再利用する仕組み。真核細胞に備わり、細胞内を浄化し、またアミノ酸などの必要な分子を作って細胞を存続させている。動植物が健康を保つために欠かせない、細胞の重

    花はなぜ散る? 仕組みを解明、長持ちする花への応用も期待
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    agrisearch 2024/03/27
    「その答えは令和の世に出た。「オートファジーが働いているから」。細胞内の老廃物を細胞自ら分解する仕組みで、日本人がノーベル賞を受賞したことで知られる」
  • 睡眠で脳の老廃物を洗い流す仕組みが解明される、アルツハイマー病などの神経変性疾患の予防に役立つ可能性

    私たちの脳は睡眠時でも休むことなく動き続けており、睡眠中の脳ではニューロンが協調して電気信号を発し、それらが蓄積してリズミカルな波となることで脳にたまった老廃物を洗い流している可能性が、ワシントン大学医学部の研究チームによって示されています。 The Glymphatic System – A Beginner's Guide - PMC https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4636982/ Neuronal dynamics direct cerebrospinal fluid perfusion and brain clearance | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-024-07108-6 Neurons help flush waste out of brain du

    睡眠で脳の老廃物を洗い流す仕組みが解明される、アルツハイマー病などの神経変性疾患の予防に役立つ可能性
  • 「生命科学本の中で過去最高」…圧倒的な知性が書いた震えるほどの名著【書籍オンライン編集部セレクション】

    (いちはら・しん)。1978年生まれ。2003年北海道大学医学部卒業。 国立がんセンター中央病院(現国立がん研究センター中央病院)研修後、 札幌厚生病院病理診断科へ(現在、同科主任部長)。 医学博士。病理専門医・研修指導医、臨床検査管理医、細胞診専門医。 ツイッターでは「病理医ヤンデル (@Dr_yandel)」として人気を博し、フォロワー数14万人超。 著書に『いち病理医の「リアル」』『Dr.ヤンデルの病院選び ヤムリエの作法』(丸善出版)、 『病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと常識をくつがえす〝病院・医者・医療〟のリアルな話』(大和書房)、『どこからが病気なの?』(ちくまプリマー新書)、『ヤンデル先生のようこそ! 病理医の日常へ 』(清流出版)、『Dr.ヤンデルの病理トレイル 「病理」と「病理医」と「病理の仕事」を徹底的に言語化してみました』(金芳堂)、『はじめまして病理学』(照林

    「生命科学本の中で過去最高」…圧倒的な知性が書いた震えるほどの名著【書籍オンライン編集部セレクション】
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    agrisearch 2024/03/23
    『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』
  • 生命はどのように誕生したのか、知っておきたい3つの仮説

    生命の最初の兆候は、約35億年前までに出現した。科学者たちは、初期の生命は落雷によって形成されたか、深海の噴出孔で誕生したのではないかと考えている。(ILLUSTRATION BY GREGOIRE CIRADE, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 約46億年前に地球ができてから数億年の間、地表はほぼ確実に高温で、彗星や小惑星の衝突も激しかったため、いかなる生命体も生息できない環境にあった。だが、約10億年後には、生命が誕生しただけでなく、微生物マット(微生物がマット状にかたまって増殖した状態)の化石という形で痕跡を残すまでになっていた。(参考記事:「40億年前の地球は生命誕生の「温床」だった」) その間に一体何が起こったのか? 5億年かそこらの間に、生命はどのようにして無生物から誕生したのだろうか。これまでに提唱された3つの主な理論を紹介しよう。 1. 大気から雷によって生ま

    生命はどのように誕生したのか、知っておきたい3つの仮説
  • 夜空に輝く「新星」、9月までに現れる見通し 生涯に一度の天体ショー

    新星が誕生する新星爆発のイメージを描いたイラスト/NASA/Conceptual Image Lab/Goddard Space Flight Center (CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、今から9月までのいずれかの時点で夜空に「新星」が現れる見通しだと発表した。生涯に一度の天体ショーが期待できるとしている。 明るく輝く新星は、うしかい座とヘルクレス座の間に位置するかんむり座に現れる見通し。 死にゆく巨大な恒星の爆発で起きる超新星に対し、新星は白色矮星(わいせい)と呼ばれる崩壊した恒星が爆発して突然明るくなる現象をいう。 かんむり座には、死んだ白色矮星と晩年期の赤色巨星で構成される2連星の「T星」があり、79年ごとに爆発が起きている。 2連星は近距離にあって互いに激しい反応を引き起こす。赤色巨星の温度が高まって不安定さが増すと、外側の物質が吹き飛ばされて白色矮星に降り注ぐ。 これに

    夜空に輝く「新星」、9月までに現れる見通し 生涯に一度の天体ショー
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    agrisearch 2024/03/21
    「かんむり座には、死んだ白色矮星と晩年期の赤色巨星で構成される2連星の「T星」があり、79年ごとに爆発が起きている」
  • 暗黒物質の存在を否定する新説 オタワ大学の研究 | 財経新聞

    光や電磁場と相互作用せず、光学望遠鏡や電波望遠鏡で観測できないにもかかわらず、銀河の運動の説明に必要不可欠とされるのが暗黒物質だ。オタワ大学は15日、この暗黒物質の存在を否定する新しい説を公表した。 【こちらも】電波望遠鏡「HERA」で初期宇宙の暗黒物質を探索 ブリュッセル自由大ら 宇宙論の世界で暗黒物質の存在が確実視されるきっかけとなったのは、米国の女性天文学者ベラ・ルービンがアンドロメダ座の大星雲を観測し、中心部と周辺部の運動速度に差がないことを見出したことによる。 銀河にある観測可能な天体の分布から計算すると、銀河の運動は中心部の回転速度がより速く、周辺部は遅くなるはずだ。だが実際にはそうならないことが判明し、観測にかからない暗黒物質の存在を仮定しなければ、銀河の運動を説明できない状況になったのだ。 ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による最新の観測データによると、宇宙誕生から

    暗黒物質の存在を否定する新説 オタワ大学の研究 | 財経新聞
  • 実はたき火をすると、アルファ波が低下し「覚醒」する 脳科学者が自らの脳波を世界初測定

    ヒトはなぜたき火に引き付けられるのか-。新型コロナウイルス禍でソロキャンプにはまった脳科学者が、屋外でたき火をしているときの脳波などを科学的に測定する「世界初」の実験を行った。たき火を見ているときには脳内でどんな反応が起きているのか。書籍「焚き火の脳科学-ヒトはなぜ焚き火にハマるのか」(九州大学出版会)を刊行した九州大学基幹教育院システム生命科学府の岡剛准教授(48)に聞いた。 『焚き火の脳科学』を出版した九州大の岡剛准教授=福岡市西区「リラックスできる」「癒やされる」といった効用を期待してか、キャンプの楽しみにたき火をあげる人は多い。岡准教授もその一人。コロナ禍で外出もままならないときに動画サイトで興味を持ち、コロナが落ち着き始めたころからキャンプに出掛けて、たき火を楽しんでいた。 だが、そこは脳科学者。「たき火のなにが脳のなににどのような効果をもたらすかを脳科学的に厳密に調べたい

    実はたき火をすると、アルファ波が低下し「覚醒」する 脳科学者が自らの脳波を世界初測定
  • 過去の地球の公転軌道は “予想以上” に予測困難 恒星接近を考慮したモデルで検証

    地球の公転軌道は長い時間の中で少しずつ変化することが知られており、過去に起きた極端な気候変動の原因となっているのかもしれません。しかし、公転軌道の変化を数学的に解析することは困難であり、過去の公転軌道を正確に予測できるのは5000万~1億年前までが限界であると考えられてきました。 しかし、オクラホマ大学のNathan A. Kaib氏とボルドー大学のSean N. Raymond氏によれば、地球の公転軌道を正確に予測できる期間はさらに約10%ほど短くなるようです。これまでの計算ではあまり考慮されていなかった、太陽系の近くを恒星が通過したことで巨大惑星の軌道が乱される影響を考慮した両氏は、5000万年より短い期間であっても正確な軌道予測が困難であることを突き止めました。 【▲図1: 恒星HD 7977の接近を考慮した地球の公転軌道の変化の計算結果。1点1点が、特定の時点での公転軌道の性質 (

    過去の地球の公転軌道は “予想以上” に予測困難 恒星接近を考慮したモデルで検証
  • 「潮力エネルギーは地球の自転を減速させる可能性があり再生可能エネルギーではない」という主張

    近年では、地下資源の枯渇や地球温暖化への対策を目的に、太陽光発電や風力発電、潮力発電などの再生可能エネルギーが成長を見せています。しかし、スタンフォード大学の科学者であるジェリー・リュー氏が「潮力発電によって生まれたエネルギーは再生可能エネルギーではない」との主張を展開しています。 Tidal Energy - Not Renewable https://cs.stanford.edu/people/zjl/tide.html 潮力発電とは、地球の自転や月の公転に伴って海水に働く「潮汐力」を利用した発電方法で、時刻によって変動する潮位を活用してタービンを回し、発電機を駆動させるという方法です。 リュー氏によると、潮汐によって地球の自転エネルギーがゆっくりと自然に発散されていますが、潮力発電で潮汐力をさらに使用することで、地球の自転エネルギーが減少、地球の自転が減速するとのこと。 このような

    「潮力エネルギーは地球の自転を減速させる可能性があり再生可能エネルギーではない」という主張
  • 農業:ニシキヘビの養殖は持続可能性の高い食肉の供給源になるかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio

    タイとベトナムの2つの養殖場におけるニシキヘビの成長速度の分析から、養殖されたニシキヘビの肉は、肉の代替品として、他の養殖肉よりも持続可能性が高いと考えられることが明らかになった。このことを報告する論文が、Scientific Reportsに掲載される。今回の知見から、アミメニシキヘビ(Malayopython reticulatus)とビルマニシキヘビ(Python bivittatus)が、12カ月間で急速に成長し、他の家畜動物ほど頻繁に餌を必要としないことが示された。 環境圧と人口圧は、従来の農業システムに影響を与えている。畜産においては、魚類や昆虫類のような冷血動物(外温動物)は、ウシや家禽のような温血動物(内温動物)よりもエネルギー効率が著しく高い。ヘビ肉のような一部の内温動物性品は、伝統的に摂取されてきたアジアの一部の国々で人気が高まっているが、業界の規模はまだ小さい。

    農業:ニシキヘビの養殖は持続可能性の高い食肉の供給源になるかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio
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    agrisearch 2024/03/16
    「アミメニシキヘビ(Malayopython reticulatus)とビルマニシキヘビ(Python bivittatus)が、12カ月間で急速に成長し、他の家畜動物ほど頻繁に食餌を必要としないことが示された」
  • “かわいい”と話題の鹿児島のハゼ 実は新種 大学院生が発見 | NHK

    鹿児島の海を潜る一部のダイバーの間ではここ数年、かわいいと話題になっていた小さなハゼが新種であることを鹿児島大学の大学院生が発見し、ハゼの色などから「アカネコバンハゼ」と命名しました。 鹿児島大学総合研究博物館と農林水産学研究科のチームが去年6月までのおよそ2年間、薩摩半島やトカラ列島などで調査を行っていて、メンバーで大学院1年生の佐藤智水さんが新種だと発見しました。 魚体があかね色に近く、横から見たときに小判のような形をしていることなどから、「アカネコバンハゼ」と命名しました。 生息しているのは水深10メートルほどのサンゴ礁で、鹿児島の海を潜る一部のダイバーの間ではここ数年、かわいいと話題になっていたということです。 国内ではサンゴの減少で、およそ30種のコバンハゼすべてが準絶滅危惧種に指定されていて、今後、研究が進み、生育環境が保全されることが期待されています。 新種を発見した佐藤さん

    “かわいい”と話題の鹿児島のハゼ 実は新種 大学院生が発見 | NHK
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    agrisearch 2024/03/15
    「アカネコバンハゼ」
  • 求愛行動中に琥珀に閉じ込められたシロアリを発見、3800万年前

    ロシア、カリーニングラードで見つかったこの琥珀(こはく)は、古代の動物の行動を今に伝える希少な化石だ。(PHOTOGRAPHS BY ALEŠ BUČEK) 3800万年前に求愛行動をしていた最中に樹脂に捕えられ、琥珀(こはく)の中で保存された2匹のシロアリが見つかり、2024年3月5日付けで学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。この研究は、琥珀化石が、いかにして古代の動物の行動についての新たな知見を授けてくれるかを示す好例だ。 この琥珀が科学者の目を引いたのは、絶滅種であるエレクトロテルメス・アフィニス(Electrotermes affinis)のつがいが、求愛行動中の現代のシロアリのように縦ではなく、横に並んだ状態で保存されていたからだ。 求愛行動の際、シロアリは「タンデム歩行」と呼ばれる行動をとる。タンデム歩行のときは、まるで列車の車両のように、1匹のシロアリが

    求愛行動中に琥珀に閉じ込められたシロアリを発見、3800万年前
  • “死の罠”の花を幼虫のエサにするキノコバエ、常識を覆す関係が判明

    花粉を体に付けたキノコバエを水差しのような形状をした花序(かじょ、花の付いた茎全体)の中に死ぬまで閉じ込めながら受粉していると考えられていた植物のテンナンショウに、キノコバエも卵を産み付けて幼虫を育てる場に利用していることを神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授(植物生態学)らが発見した。キノコバエの一部は産卵後に花序から脱出しているとみられる。テンナンショウがキノコバエをだまして見返り無く受粉に使っているという常識を覆し、両者が助け合う共生関係になりつつある可能性を示している。 ナンゴクウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)の花に引き寄せられたキノコバエのうち、イシタニエナガキノコバエのみ産卵と脱出ができるものがいる。ふ化したキノコバエの幼虫は腐った部分をべて育つ(イラスト・神戸大学西垣宏紀さん、末次健司教授) 虫に花粉や蜜を与えて多くの花を訪れてもらうことで受粉し、種子を残す植物

    “死の罠”の花を幼虫のエサにするキノコバエ、常識を覆す関係が判明
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    agrisearch 2024/03/15
    「テンナンショウに、キノコバエも卵を産み付けて幼虫を育てる場に利用していることを神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授(植物生態学)らが発見」「ナンゴクウラシマソウ」「イシタニエナガキノコバエ」
  • 日本人が考案した「量子エネルギーテレポーテーション」をわかりやすく解説 - ナゾロジー

    情報だけでなくエネルギーもテレポートするようです。 東北大学の堀田昌寛氏によって2008年に提唱された量子エネルギーテレポーテーション理論の実証実験が、ここ最近、立て続けに成功しました。 発表当初はその奇抜さゆえ注目されませんでしたが、15年の時を経て、量子エネルギーテレポーテーションは物理学界で最も注目される理論となりました。 量子エネルギーテレポーテーションでは「ゼロ点エネルギーの収集」「真空のゆらぎ」「負のエネルギーの発生」「量子もつれ」「事象の地平面」といったSFの世界のような言葉や概念が飛び交い、私たちの宇宙や空間に対する認識を激変させるものになっています。 量子エネルギーテレポーテーションの応用が進めば、SFでしか耳にしなかったゼロポイントエンジンが実現するでしょう。 今回は「そもそも量子エネルギーテレポーテーションとは何か?」という疑問をわかりやすく解説すると共に、次ページ以

    日本人が考案した「量子エネルギーテレポーテーション」をわかりやすく解説 - ナゾロジー
  • 植物ホルモン「アブシジン酸」が植物の葉を老化させる仕組みを解明

    明治大学農学部の川上直人教授、国立大学法人東京農工大学大学院農学研究院の梅澤泰史教授、大学院生物システム応用科学府博士後期課程の李揚丹氏らをはじめとする国際共同研究グループは、植物が乾燥ストレスを受けた際に、植物ホルモンの一つであるアブシジン酸(ABA)が葉を老化させるメカニズムの一端を解明しました。MBD10と呼ばれるタンパク質が、細胞内でABAの情報を伝える上で重要な役割を担うことを発見し、さらにMBDに情報を伝えるタンパク質も明らかにしました。今回の研究は、なぜ干ばつ時に植物の葉の老化が早まるのかという疑問に答えるとともに、乾燥時でも葉を緑に保つことが可能な植物などへの応用につながることが期待されます。 研究成果は、2024年3月13日に植物科学分野の学術誌である『The Plant Journal』誌へ掲載されました。 論文タイトル: Group C MAP kinases ph

    植物ホルモン「アブシジン酸」が植物の葉を老化させる仕組みを解明
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    agrisearch 2024/03/14
    「乾燥ストレス時に植物の中でABAが合成されると、SnRK2、MAPキナーゼおよびMBD10の3種のタンパク質が連携して、葉の老化を促進するというメカニズム」
  • 脳と時空間のつながり vol.4 | つながる脳科学 | 理化学研究所 脳神経科学研究センター(理研CBS)

    私たちは時間をどう認識しているのか じつは、海馬の中で場所細胞が作られる法則や規則性については、よく分かっていません。それでもノーベル賞をもらってしまったところが、この発見のすごさを物語っているとも言えるでしょう。 私たちの実験結果によると、動物にいくつかの刺激(イベント)を与えたときの海馬から、バックグラウンドの波の上に、刺激を与えた順序で反応している、と解釈できる計測データを得ています。おそらく、少なくとも海馬を用いるエピソード記憶のシステムは、場所細胞と同じ方式が採用されているのでしょう。このアイデアを進めていくと、ニューロンの発火する順序性が、短期間の時間感覚そのものではないか、という予想に至ります。 少なくとも場所細胞のリプレイのときに見られる圧縮表現は、ラットの空間認識システムとエピソード記憶に、システムとして近いものがあることを予想させます。 たとえばエピソード記憶には、物の

    脳と時空間のつながり vol.4 | つながる脳科学 | 理化学研究所 脳神経科学研究センター(理研CBS)
  • 「生きている化石」はDNAレベルでも進化が停止しているのか? - ナゾロジー

    「生きている化石」たちのDNA変異速度を調べる「生きている化石」たちのDNA変異速度を調べる / Credit:川勝康弘「生きている化石」という用語を生み出したのは、進化論の産みの親として知られるチャールズ・ダーウィンであると言われています。 ダーウィンは進化の研究を行う中で、一部の「生きている」種は遥か昔の地層から発見される化石と変わらぬ形をしていることに気付いたからです。 時間が経過するにつれて適応と進化が起こるとする進化論において「生きている化石」は、ある意味で例外的な存在となりました。 それゆえに生きている化石たちの知名度は高く、多くの人々にとって、カブトガニやイチョウの木、シーラカンスやムカシトカゲなどの名は馴染み深いものとなっています。 しかし生きている化石たちが当に進化していないのかは、はっきり断言できません。 というのも、姿かたちは同じでも、DNAレベルでは「ちゃんと進化

    「生きている化石」はDNAレベルでも進化が停止しているのか? - ナゾロジー
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    agrisearch 2024/03/12
    「研究者たちは、ガーの持つ優れたDNA修復能力を医療に応用することができれば、人間にとって有益な薬を作れるだろうと述べています」
  • 2011年の地震が富士山や箱根直下に与えた影響とは? - 東大が新手法で解明

    東京大学(東大)は2月27日、微小な振動である「微動」を用いて、地殻深部の変化を高い時間解像度でモニタリングする手法を開発したことを発表。同手法により、地震が火山活動に与える影響を調べることが可能となったことから、富士山や箱根直下を調査した結果、2011年の東北地方太平洋沖地震の際に水圧が上昇していたことや、火山地域では地震前の水圧に戻りにくいことなどが明らかになったことも併せて発表した。 2011年の東北地方太平洋沖地震と静岡県東部地震で影響を受けた富士山と箱根地域(出所:東大プレスリリースPDF) 同成果は、東大大学院 工学系研究科の垣内優亮大学院生、同・辻健教授、産業技術総合研究所の二宮啓研究員らの共同研究チームによるもの。詳細は、地球科学に関する幅広い分野を扱う学術誌「Journal of Geophysical Research - Solid Earth」に掲載された。 地震が

    2011年の地震が富士山や箱根直下に与えた影響とは? - 東大が新手法で解明