全国の小中高校で一斉休校が続く中、卒業式の時期を迎えた各自治体は対応に追われている。実施を決めた多くは、感染を防ぐために式次第を簡素化し、卒業生と教職員以外の出席を認めない方針を各校に通知していたが、保護者からの要望が相次ぎ、通知を撤回する自治体も出てきた。一方、動画の生配信を通じて卒業生の姿を届けるなど、混乱のさなかで知恵を絞る学校の取り組みもみられた。 全国に先駆け一斉休校を決定した北海道教委は3月4日、卒業生と教職員のみ出席を認める形で卒業式を実施するよう通知を出した。開催に当たり▽生徒の椅子の間隔を空けスペースを確保▽式辞や送辞は文書で配布、卒業証書は代表の児童生徒に授与して式次第の時間を短縮――などの留意点を示し、万全の態勢をとった上で実施するよう求めた。 愛知県豊明市教委も同様に式を簡素化。出席者は必要最小限とし、小中学校共に保護者の出席は認めない方針を決めた。その後、中学校の
東京都の石原慎太郎知事は14日、同日告示された自民党総裁選の候補者5人に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の実効支配強化に向けた考え方を問う、公開質問状を出した。 質問状はA4版2枚。尖閣の実効支配が「シナの覇権主義」で脅かされているとして「国家の大眼目は国民の生命・財産を守ることであり、領土の保全はその最たるもの」と指摘。国有化しても「保全策を講じないのであれば到底この責を果たしているとはいえない」と民主党政権を批判しつつ、各候補に、保全に対する基本的認識と、実効支配強化のための具体的手立てや手順について、18日を期限に回答を求めている。 10万件を超えた総額約15億円の都への寄付金に触れ「都民・国民の志に応える政権であればいつでも託すつもり」とも記している。 石原知事は回答も公開するとし、同日の定例会見で「回答を通じ、首相を目指す各候補者が見識、気概を示してくれることを期待している」と語っ
受けたい業界や企業がだいたい決まってきました。でも、両親に反対されています。私が受けたい企業をよく知らないようで、「安定しているから大きな企業を受けなさい」と言われます。両親は、僕に有名な大企業に入ってもらいたいようです。両親は社会人の先輩でもありますし、悪いことを言っているとは思いません。僕にも両親を安心させたい気持ちはあります。でも、やりたいこともあります。どうすればいいでしょうか。(文系3年・男) 業界・企業研究が進んでいるようですね。この時期にご両親が知らないような会社に目が向いているということは、企業のネームバリューにとらわれず、やりたい仕事と向き合って就活をしている証拠ですね。とても良いことだと思います。 おっしゃるように、親は一番身近な社会人ですから、就活でも良いアドバイスをしてくれることもあります。近くで働く姿を見ているので、親の影響を受けて仕事を選ぶ人もいるでしょう。社
「はい、撮りまーす」。東日本大震災の影響が懸念されたものの、予定通り4月7日に行われた京都大学の入学式。会場となった京都市勧業館「みやこめっせ」の前は、仲良く記念撮影する親子であふれていた。 式には新入生3000人を上回る家族4000人が出席。保護者席が足りず、立ち見が相次いだ。 かつては学内の体育館で式を行い、会場に入れない家族には別室で中継を見てもらっていたが、年々増えて別室に収容しきれなくなった。「わが子と一緒に式に出たい」という要望にも応えるため、2年前から会場を現在の大型施設に移した。 入学式に同伴する親の姿が目立つようになったのは、どの大学でも同様だ。京大に限った話ではない。 京大名誉教授でもある竹内洋・関西大学教授(69)は「私が学生の頃も出席する親はいたが、親が来るのを嫌がる学生が多かった。今の入学式は家族で祝うイベントの場となっており、学生も親が来るのを喜んでいるのでは」
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