裁判員や裁判官らが意見を出し合う評議の画面=大阪弁護士会提供 大阪弁護士会が、裁判員裁判のゲームソフトを完成させた。「日本初! 弁護士が100%シナリオを手がけた本格裁判ゲーム!」がうたい文句。プレーヤー自身が裁判員となり、放火事件の審理に加わる。今月中に弁護士会のホームページ(http://www.osakaben.or.jp)で公開。誰でもパソコンに無料でダウンロードできるようにする。 ゲームは「スイートホーム炎上事件」。裁判員裁判は今月、「見直しを検討する」と法律で定められた施行3年を迎えた。弁護士会は、中高生向けの模擬裁判や出張授業に取り組むが、人手不足もあり、希望のすべてには応え切れない。そのため2010年、自宅などで遊びながら裁判を疑似体験できるソフトの開発を決定。ゲームづくりが趣味という飯田幸子(さちこ)弁護士を中心に、シナリオを練った。 続きを読むこの記事の続きをお読み