JR西日本は13日、駅利用客のホームからの転落防止策として、ロープを昇降させる新方式の転落防止柵(ホームドア)の開発に乗り出す、と発表した。 JR西管内では、列車の乗降口が車両によって異なる路線が多く、ホームドアの普及が進んでいないが、新方式では、在来線の大半を占める3ドアと4ドアの車両に対応できるという。 新方式では、ホームに柱(高さ1・3メートル)を約10~5メートル間隔で設置し、複数のロープで結んで転落を防ぐ。列車が入ると、柱は自動的に上昇。張られたロープも乗降口より高く上がるが、出発前は乗務員が安全確認しやすいよう柱とロープは元の高さに戻るという。設置時期や費用は未定。 JR西管内では昨年までの5年間に転落が30件、列車との接触が61件起き、19人が死亡した。国土交通省は「1日の利用客が10万人以上の駅」にホームドア導入を求めるが、導入実績は全国で14%。特にJR各社では、同一路線
九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
【前編から読む】 7月4日から、パリにおいて、スマートシティー関係の国際規格委員会、ISO TC 268/SC 1 スマートコミュニティ・インフラストラクチャー(Smart Community Infrastructure)の第1回会合が開催され、筆者が議長として正式に就任した(もちろん幹事も日本である)。 投票時にはスマート都市インフラ (Urban Infrastructure) というタイトルであったものが、参加各国の熱意でさらに意味の広い新たなタイトルで合意した。昨年、日本が本委員会設立を提案した際の母体<注>となったのがNEDOを幹事とし、600社を超えるメンバー企業が運営するJSA(日本スマートコミュニティーアライアンス)であったことから、スマートコミュニティという名前は日本にとっても歓迎できる結果となった。 <注>日本国内審議団体は基準認証イノベーション技術研究組合である。
■編集元:ニュース速報板より「【親日】 台湾が日本に新幹線を発注!3500億円!! もう韓国は捨てて台湾と付き合おうぜ」 1 三毛(愛知県) :2012/06/03(日) 20:00:49.50 ID:GrmyAmbY0● ?PLT(12101) ポイント特典 川崎重工と東芝、台湾で新幹線48両を受注 川崎重工業と東芝は24日、台湾高速鉄道から、東海道・山陽新幹線で運行されている「700系新幹線」をベースとした高速鉄道車両を共同受注したと発表した。受注したのは4編成48両で、受注総額は非公表だが190億円程度とみられる。 川重と東芝は、2000年12月に台湾で、三菱重工業や三菱商事など国内7社連合で360両の新幹線とシステムを3320億円で受注しており、納入実績が評価されたという。 台湾高速鉄道は、海外の高速鉄道としては初めて新幹線を採用し、07年1月に営業運転を開始。 15年
3日間乗り放題「東北ローカル線パス」を発売 JR東日本 JR東日本は31日、東北6県のJR在来線と地方鉄道10社の普通列車が3日間乗り放題になる「東北ローカル線パス」を発売した。今回が8回目の発売となるが、これまでの季節限定を見直し、東北観光博の開催期間に合わせ、来年3月末まで継続販売する。 利用開始は6月1日。金土日か土日月の連続する3日間を指定し、パスを購入する。価格は6000円(小学生3000円)。JR主要駅のみどりの窓口やびゅうプラザ、主な旅行会社の窓口で販売している。 例えば、JR在来線とIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道を乗り継いだ場合、仙台-青森間の往復は大人1万7180円だが、パスを使えば1万1180円安くなる。 東北ローカル線パスは2009年9~11月に第1弾を発売した。毎回1300~3000枚が売れる根強い人気があり、これまで断続的に第7弾まで販売が行われた。 J
日本共産党の志位和夫委員長が17日、山梨県南アルプス市での記者会見で発表した「リニア新幹線の建設に反対する――東海道新幹線の地震・津波対策、大震災の鉄道復旧こそ」は以下の通りです。 JR東海は、東京―名古屋間を2027年に、東京―大阪間を2045年の開業を目標に、9兆円以上の資金をかけて、リニア新幹線を建設するとしている。2011年5月には、国土交通大臣が、交通政策審議会の答申を受けて、JR東海に「建設指示」を出し、現在、環境影響評価がすすんでいる。 しかし、巨額の資金を投入して、リニア新幹線を建設する必要があるのか、何のために、いまリニア新幹線建設をすすめるのか、国民的な意義はどこにあるのか。大きな疑問が寄せられている。JR東海は、重要な公共交通機関であり、リニア新幹線による経営の悪化は、国民負担やサービスダウンなど、国民生活と経済に深刻な影響を及ぼす。 ところが、建設費は、JR東海が全
私鉄71社でつくる日本民営鉄道協会が、全国会議員を対象に支給している無料乗車証について、廃止するか費用負担するよう約20年にわたり口頭で衆参両院に要請していたのに、対応が取られていないことが17日、分かった。 衆参両院の事務局は「正式な要請は受けていない。議員にも伝えていない」としており、協会は文書での要請を検討している。 協会によると、無料で全国の私鉄に乗車できる「鉄道軌道乗車証」の支給は、衆院側の要請で終戦直後の昭和21年に始まった。協会側としては、鉄道整備や輸送サービス改善の必要性を国会議員に知ってもらうのが主な目的だったという。 しかし平成7年ごろから、協会内で「負担公平の観点から利用者の理解を得にくい」との議論が起こり、毎年10月の乗車証更新時期に両院の事務局に廃止か費用の負担を打診してきた。
2014年度末の開業を予定している北陸新幹線金沢駅の内装デザインが11日、決まった。 金沢市の「駅舎デザイン等検討懇話会」(会長=水野一郎・金沢工業大副学長)で、駅舎を施工する独立行政法人「鉄道・運輸機構」大阪支社が、石川の伝統工芸品を活用した案を提示し、了承された。 鉄道・運輸機構が提示した案では、新幹線プラットホームの柱上部に金箔(きんぱく)をあしらったり、中2階コンコース待合室の内壁に、能登ヒバや九谷焼のレリーフを埋め込んだりするなど、石川の伝統工芸品や地元産材を多く活用。「石川らしさ、金沢らしさが感じられる駅舎」という市の要望を取り入れたデザインを示した。 ただ、提示された案では、伝統工芸品は本物ではなく、模造品を使用するとしており、委員からは「本物を使うべき」という意見が出された。 鉄道・運輸機構は「予算やほかの駅との公平性の観点から模造品とした。地元が提供してくれるならば、本物
北海道新幹線の奥津軽駅(仮称)開業まであと3年。県内の新幹線駅としては八戸、七戸十和田、新青森に次いで4番目、津軽半島北端の駅となる。ところが、人口約3300人、高齢化が進む一方の地元・今別町では、「町に新幹線の駅ができる」という盛り上がりは今のところ見えない。町は9日から駅舎デザイン案の「町民投票」を行うなど、町民の歓迎ムード作りに乗り出した。 「閑古鳥も鳴かない、私らが泣いてますよ。駅ができて少しは良くなればいいけれど」。町内の飲食店女性(66)がぼやく。店の壁には青函トンネルを走り出るE5系新幹線のイラストが描かれた「奥津軽駅『開業』」のポスターが貼られていた。町が手作りして各商店に持ち込んだものだ。女性は「あの時はすごく盛り上がったけれど、今はこんな状態だもの」と店内の空席を見渡した。 「あの時」とは1988年3月に開業した青函トンネルのことだ。本州と北海道を結び、地域振興にも期待
以前、新幹線で数字と地図を見比べて、閑散としているらしい駅「安中榛名」「新岩国」「いわて沼宮内」を巡り、閑散ぶりを体感した。「閑散している」と一言でいっても、「閑散」ぶりはそれぞれ違って面白かった。(新幹線の閑散駅めぐり) さてさて。九州新幹線が全通して1年経つんだそうだ。1年経てば少しは駅前も、シムシティ(A列車でいこう)みたいに変化があり、街ができあがっているのではなかいかと思い、九州新幹線に乗り込んだ。
大阪、堺両市を結ぶ路面電車「阪堺電気軌道」の阪堺、上町両線で、2011年度の利用者数が770万人を超え、前年度より40万人増加したことが、堺市の集計でわかった。同市が昨年始めた、全路線の運賃均一化や高齢者利用割引などの支援策の効果とみられる。 市によると、昨年4月から今年3月までの1日あたりの平均利用者数は2万1215人で、前年度より5・5%の増。昨年10月12日に行った沿線の交通量調査では、1日に1万9730人(前年調査比3・5%増)が利用していた。特に、堺市内の停留所の利用客数は4713人と2割増だった。 昨年4月、府内最大級のショッピングセンター「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区)が開業。堺市内から天王寺駅前までの直通電車を利用する人が増えたのも要因とみられる。 両線の利用客数は、1998年度は約1100万人だったが、2009年度には約730万人にまで減少。特
新幹線など自慢の鉄道技術を擁しながら国際競争で苦戦する日本。北海道新幹線など国内問題と共に日本の鉄道技術の課題について軌間問題に重点を置き検証する。 世界で苦戦する日本の鉄道技術 世界各地の高速鉄道計画に対して日本、フランス、ドイツ、中国などによる激しい商戦が展開されているが、日本は大苦戦している。 日本が受注にこぎつけたのは台湾や英国など一部に限られ、良い所はフランスやドイツに持って行かれる有様だ。 それどころか日本人が技術的に格下と思い込んでいる中国にさえ受注合戦で苦戦している。 技術自体は文句が付け様のないほど素晴らしいが、売り込みが下手なのか。 それとも実は技術自体に根本的欠陥があるのか検証を進めてみよう。 ガラパゴス技術 日本の鉄道技術について中国の関係者は「中国の技術は日本の様な島国の技術とは訳が違う」と揶揄する。 実際、日本が鉄道開発で受注したのは英国や台湾の様な島国が多い。
鉄道ファンでなくても「青春18きっぷ」を利用したことがある人は多いはず。今年で30周年を迎えるこのきっぷ、なぜここまで存続したのだろうか。その理由に迫った。 杉山淳一(すぎやま・じゅんいち) 1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP、誠Styleで「杉山淳一の +R S
山手線に新駅を建設する計画が動き出した。新駅が計画されているのは品川駅から北側約1キロにある車両基地「田町車両センター」跡地だ。だが、大前研一氏は、東京の再生には、さらなる第2フェーズ、第3フェーズの開発が必要だという。以下は、大前氏の解説だ。 * * * 品川駅・田町駅周辺地域は品川―田町駅間だけに留まらず、第2フェーズとして品川駅の西口・東口も含めた再開発を行なうべきだと思う。 JR東日本が西武鉄道を買収し、西武が西口の駅前に保有しているホテルなどの土地と、JR東日本が再開発した東口、さらに今回の田町車両センター跡地をすべて一体化して再開発すれば、構想が一段と巨大化する。 具体的な青写真としては、エリア全体をSF映画『インデペンデンス・デイ』のように覆って鉄道をすべて“地下鉄化”する。といっても地下に埋設するのではなく、現在の鉄道が走っているところの上に人工地盤の新たな“更地”を造り、
印刷 関連トピックススカイツリー原子力発電所 栃木県の日光の中心部と福島県会津若松市を結ぶ直通快速列車が来年春にも実現する見通しとなった。会津エリアを走っているお座敷列車も県境を越えて鬼怒川温泉まで乗り入れる。関係各線は福島第一原発事故の影響で乗客減少に悩んでおり、5月の東京スカイツリー開業に照準を合わせ「観光復活の呼び水に」と夢見る。 東武日光駅まで直通運転するのは会津鉄道の快速気動車「AIZUマウントエクスプレス」。鬼怒川温泉まで乗り入れるのは同鉄道の「お座トロ展望列車」。 「AIZUマウントエクスプレス」は現在、JR会津若松駅(土日は喜多方駅)から会津鉄道、野岩鉄道を経由して東武鉄道の鬼怒川温泉駅まで、1日2往復運行している。最大3両編成。車内では女性スタッフがマイクで沿線観光地を案内する。2010年度は約6万人が利用した。 「お座トロ展望列車」は、トロッコ列車を思わせる開放
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