きょう(2012年)5月10日は、日本で「住居表示に関する法律」が施行されてからちょうど50年になります。 住居表示とは、市街地など人や物の往来の多い場所に対して、「何々町何丁目何番何号」といったように「番」そして「号」まであたえた場所の表しかたをいいます。この方式を住居表示に関する法律で定めたわけです。 住居表示に関する法律が施行されるまえは、「何々町何丁目何番地」あるいは「何々町何番地」といったように、町名と番地で場所が表されてきました。しかし、むかしから使われていた番地の境目は、新しくできた道路とは関係なし。そのため郵便配達や土地管理などがやっかいなことになっていたのです。